松下ゆき

noteで働くデザイナー。福岡⇄東京。ハロプロが好き。ピアノもひく。

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はじめに: 書いている記事紹介

こんにちは。 デジタルサービスのプロダクトデザイナーとして働いている松下ゆきです。 noteではお仕事系もそれ以外も記事を書いてます。気になったものを見てみてください。 プロダクトデザイン系プロダクトデザイナーとして働く中での実例や考え方を記事に書いています。UXUIデザインを軸に、プロジェクト・プロダクトマネジメントやリサーチにも取り組んできました。 👇 例えばこんな記事を書いています。 📖 以下のマガジンにまとめています! 👇 note以外に掲載されているインタ

    • 最終兵器乳

      妊娠〜出産〜育児ほど、ふだんはもっともデリケートとされているものの取り扱いが激変するものもないと思う。 具体的には、子宮卵巣産道乳。これまで生きてきて一応そこそこのシークレットみをもってささやかに秘めてきたものが、明確に、ストレートに、その本来の機能性のみを論点に、表舞台に躍り出ることになる。 妊娠ルートに入ると、圧倒的な「哺乳類としての現実」の前では社会的な価値観などしょせん上澄みであり、元来の動物として臓器の取り扱いはこうなのだ!と思い知らされる。その気圧差にクラクラ

      • たとえ育児中に生産的になれなくても

        子が生まれて2ヶ月半が経過した。 赤子の育児は3ヶ月がひとつめの区切りという雰囲気がある。そろそろ見えてきたころだ。ふりかえれば一瞬だったし短い、だけどあまりに濃密だったし過酷さもあったし、やっぱ、どうかんがえても、長かった。 ここまででわかったのは、生まれたての赤ちゃんの育児とは基本的には泣きゲーだということ。よく「赤ちゃんは泣くのが仕事」というが、それなら親は「泣くのを止める」のが基本業務である。つまり泣きの原因を推定し解消につとめるわけだ。 シンプルでは?わたしも

        • 経年変化はいつだって切ない

          6.5 経年変化をつきつけられるといつだって切ないものだ。 例えば、SNSで「◯年前の投稿です!」と不意に突きつけられる、ファッションも表情も顔の陰影も(ハリですね)まるで違う自分。 実家でひさびさに出会う着実に歳を重ねる親族。 ライフステージの変わった友達。 見ると否が応でも切ない。 どこで聞いたんだったか、「八年経てばどんな写真も名作」という言葉が忘れられない。言い得て妙だ。八年前の光景はきっともう今は残っていない。経年変化は有無を言わさずノスタルジーでほろりとさせ

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        記事

          シンセイジ、ヒトになる

          5.24 子、この世に生まれ落ちて45日経過。 出産で、子を一目見てまず思ったのは「に、人間だー!」だった。おなかにいるときは胎動を感じても「なんかドゥルンドゥルン動いてウナギが入ってるみたいだな」と思ってた。しかし入ってたのは人だった。 だが身体は人間のそれではあるものの、動きはもちゅもちゅと緩慢に空を掴むような手つき目つき。動物じみていた。「新生児という生き物」というのが正確な感じ。 そんな「シンセイジ」がいかにして「ヒト」になってくんだ?というのは気になっていた

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          なんでもない自分に戻る日

          5.17 1ヶ月検診で私も子も健康面でのお墨付きを得てからというもの、連日子を連れてその辺に外出している。 自宅出発から5歩で「あらかわいい〜〜」おばちゃんとエンカウント。これが噂に聞く赤子連れめちゃくちゃ中高年女性にからまれるやつ…! なぜやたら中高年女性は赤ちゃんに反応するか? 身近な中高年女性といえば母。ことあるごとに「あなたもこの顔してたわ〜」「すぐ大きくなるわよ〜」「話し出すとさらにかわいいわよ〜」と思いを馳せている。 育児を経験した人は他人の子を通して自分

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          我々は新入りバイト

          5.11 今週から母が助っ人にきている。里帰り出産するか否かは人によって分かれるが、私の場合里帰りは選ばなかった。 自分の場合判断の決め手になったのは、知人男性Yさんによる言葉。 「絶対里帰りしないほうがいい!なぜなら妻側がその間でスキルアップし育児で夫を圧倒するようになる!そうするとそのギャップでお互いイライラするハメになる!!仕事と一緒!最初から新人として同じ失敗と成功体験をつんだほうが俺はよかった!!そう、子育ては全くちがう職種に転職するようなものなのである!!!

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          「自分の子はかわいい」を分解する

          子がうまれでてきてから一ヶ月がたった。 そして、GWの終わりとともに夫ヒガシノの育休が終わった。 入れ替わりに母が助っ人として滞在してくれている。 さて、母、訪れた瞬間から子に対し怒涛のマシンガンのように「かわいい~」「これは将来が大変よ~」「ふたりのいいとこどりでちゅね~」「もうかわいくて胸が苦しい~」と3オクターブ高い声がけをしまくっている。 そんな様を浴びているといつのまにか自分も猫なで声で「かわいこちゃんだもんね~」「きゅるんとしとるんだね~」と繰り返すようにな

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          マネジメントをして考えた、「会社にも自分にもいい」個人目標の設定ステップ

          デザイナーの松下です。note株式会社で働いています。 私ふくむ会社員の多くは「期初に個人目標をたてる」「それをもとに上司から期末に評価をされる」というプロセスを踏んだことがあるのではないでしょうか? ところがこんな問題が… _人人人人人人人人人人人人人人_ > 個人目標、たてるのだるい <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 「個人目標」ってそもそもテキスト起こすの難しいし、特にデザイナーだと何をもって成果といえばいいかがよくわからないし、評価されるって

          マネジメントをして考えた、「会社にも自分にもいい」個人目標の設定ステップ

          クリエイターの声を聞き逃さない。現場から生まれたnoteの印刷表示カイゼン裏話

          こんにちは。noteのデザイナーの松下です。 先日、noteの記事を印刷した際の改善施策がリリースされました! 多くの人は、noteを印刷して使うことはないかもしれません。 ですが、実は「これは待望!」という声もかなりの数聞くことができた改善でもありました。 この改善は、普段noteがどのような基準で施策を選定しているかを示す良い例でもあります。 今回は、この施策を行うまでの流れや裏側について紹介します! クリエイターと共に成長するための取り組み前提として、noteで

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          「やせたい!」焦燥を、人類学者が解きほぐしてくれた

          だいぶ前から、コンビニの商品をくるっとひっくり返して裏側の成分表をみることが習慣になった。 食べ物は、「炭水化物」「脂質」「タンパク質」の塊だ。脂質が5g以上のお菓子は、ごほうび。牛丼も、カレーライスも、ピザも、肉まんも、ごほうび。同時に毒。 スカートのウエストを締めても苦しくないと「存在していていい」許可をもらった気分で、安心する。「標準体重」よりいくぶん軽い体重は「許されてる」。 もっと幼い頃、食べすぎた!と青ざめて、カレースプーンを喉につっこんで吐けないかと試みた

          「やせたい!」焦燥を、人類学者が解きほぐしてくれた

          気温が上がったせいで順調ににょきにょきチャンピオン

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          文化人類学と社会学をざっくり知る。プロダクトデザインにどう関連するか?

          プロダクトづくりには「リサーチ」という工程があります。 大ざっぱに代表的なものを分けると、UXリサーチとマーケティングリサーチでしょうか。 UXリサーチが、個人にフォーカスし、実際にどういった体験が発生しているかの探索や仮説検証を行うのに対し、マーケティングリサーチはユーザーの集団がいる環境はどういう状態なのかを推定します。 両者を適宜、行き来しながらプロダクトづくりが進んでいきます。 近年、UXリサーチにおいて、文化人類学的な手法や考え方が取り入れられるといった話題は注

          文化人類学と社会学をざっくり知る。プロダクトデザインにどう関連するか?

          「アイドル沼」にハマる幸せと危うさについて、ハロオタが考えてみた

          「沼」という言葉はここ数年で急速に市民権を得ました。 ゲーム、漫画、キャンプ、そしてアイドル…。グイッと心惹かれたものにずぶずぶハマりこみじゃぶじゃぶ時間・お金を費やし、「ヤバい」と口走りながらも、顔は恍惚としている。それが沼。 私も例外ではありません。 「ハロプロ沼」にハマり「ハロオタ」となって8年。そこには間違いない生の実感と幸福があり、私を生かしてきました。 いっぽうで、自らに問わずにいられないこともあります。 「私たち沼住人はときに、アイドルたちの足をひっぱって

          「アイドル沼」にハマる幸せと危うさについて、ハロオタが考えてみた

          結婚して改姓してみたら、やっぱ違和感あった女の話。違和感の正体って?

          結婚して3年がたちました。 つまり、自分の名字を変えてから3年たちました。 そしてこの記事は「結婚して改姓してみたら、やっぱ違和感感じちゃった」という話です。え〜!? 別姓がよかったのならなぜ改姓を選んだのか? 「違和感」の正体は何だったのか? なぜいまも新しい姓で過ごしてるのか? について書いていきます。 婚姻制度については、内容や主旨、そして誰に開かれているかも含め、追いついていないことがたくさんあると感じています。 ひとつのサンプルケースとして、書き残して

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          移住3年、福岡からでも仕事がしやすくなった理由を考えてみた

          およそ3年前、福岡に拠点を移しました。会社は東京のままです。 当初はなかなかチャレンジングで、障壁や大変なこと、悩むことも多かったです。 それから月日がたち、ふと、もはやほぼ違和感なく「息をするように」福岡から東京(いまは東京以外の人も増えた)の人と仕事をしている自分に気づきました。 なぜこんなに別拠点からでも仕事がしやすくなったのだろう?を自分なりに考えてみました。 👇この記事ではこんなことを書いていきます! 仕事がしやすくなった理由 福岡で働くメリット どうし

          移住3年、福岡からでも仕事がしやすくなった理由を考えてみた