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コミュニケーションデザイン知見まとめ

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コミュニケーションデザイン・イラスト・リブランディングなどの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talen… もっと読む
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記事一覧

コミュニケーションデザイナーを定義してみた

Ubieのコミュニケーションデザイナーとは私は、コミュニケーションデザイナーとしてUbie に入社しました。 コミュニケーションデザイナーって、なんなんでしょうか。 感覚値でいうと、コミュニケーションデザイナーが採用などで扱われ始めたのはここ10年未満くらいかと思います。デザイナーといえばCGデザイナーなどのイメージが強く、どちらかといえばUI/UXデザイナーなどの誕生とともに、それ以外のデザイナーと区分するために生まれ認知されてきたのではないか?、という気がしています。

デザイナーの働き方を考える | ビジネスの言葉の向こうにある生々しい課題とデザインにできること

デザイナーを取り巻く環境は日々変化し、働き方の選択肢も増えています。その中で、自身の働き方や今後のキャリアに迷いや不安を感じている方も多いことでしょう。社外識者の方とSmartHRの対談を通じて、これからのデザイナーの働き方を考える企画。今回は、企業と伴走し、活動を支えるデザイン会社・株式会社コンセントの大﨑優さんにお話を聞きました。 組織デザインにまつわる課題感関口裕(以下、関口):まずは簡単にそれぞれの自己紹介を。 大﨑優(以下:大﨑):私は株式会社コンセントというデ

「伝わる」デザインってなんだろう?〈“伝えることば”の考究記〉

どんなお仕事でも、「伝わる」ものをつくるのって難しいですよね。 はじめまして! 科学コミュニケーター/デザイナーとして活動している、山内と申します! ぜひ気軽に“じーにょ”とお呼びください! 皆さんは、資料や企画書、デザイン物などを制作するとき、どのような工夫をされていますか?内容を作り込む、ライティングをがんばる、ビジュアルを整える、効率を重視する……さまざまなこだわりで取り組まれていると思うのですが、最終目標はみんな変わらないはず。 それは、相手へ的確に情報を「伝え

コミュニケーションデザイナーにロゴデザインの手法を紐解いてもらった話 【ゆるくないようでかなりゆるいデザイナー勉強会 Vol.2】

こんにちは!プレイドのデザインチームのなんでも屋さん ayacchi ( @222078 ) です 🙌🏻 ゆるくないようでかなりゆるい デザイナー勉強会 、久々の記事公開です。 ナレッジシェア自体はチーム内でかなりリズムづくりが進み、直近は週1ペースで会を開けていたりするので、アウトプット化についても力を入れ直して行きたい所存です 💪🏻 この勉強会について 今回は、コミュニケーション領域のデザイン全般を担っている maomao に、ロゴデザインの手法を紐解いてもらう「ロ

デザインチームの生産性を向上させるクリエイティブ量産体制の構築 【金沢出張】

こんにちは、RAKSULのデザイナー佐竹です。 早速ですが今回は、現在私が担当しているダンボールワン事業のプロジェクト内で実施した、クリエイティブ量産体制の構築についてお話ししたいと思います。 クリエイティブ量産体制構築の背景 そもそも量産体制の構築が必要になった背景はというと、ダンボールワンのプロジェクト内で、顧客セグメントごとに最適化した訴求を行う施策を実施するにあたり、短期間でのバナー量産が必要になったためです。 具体的には、顧客情報から取扱商品を割り出し「〇〇向

Webデザインで「紙っぽさ」を出す方法を考えてみる

こんにちは!株式会社Rabeeの新人デザイナーのakaneです🏋 今回は、Webデザインで「紙っぽさ」を出す方法を考えてみました。参考事例も掲載しながら紹介していくので、どうぞ最後までお楽しみください! はじめに:「紙っぽさ」とは?私が言う「紙っぽさ」とは、おもに「雑誌っぽさ」のことです。Webデザインだけど、雑誌っぽい。ディスプレイに映っているけれど、エディトリアル感がある。 たとえば、以下のようなデザインは私にとって「紙っぽい」例です。 どうして、私はこれらを雑誌

キャラクターガイドライン策定から得た学び

先日、コミュニケーションデザイナーのオフラインイベント「Comminication Design Night Vol.3」略して「コムデナ Vol.3」に参加し、登壇させていただきましました。 今回は、登壇させてもらったLTの内容を記事にしていこうと思います! 01. キャラクターの名前自己紹介でもお伝えしたかもしれませんが、私、株式会社タイミーのコミュニケーションデザインGに所属しておりますmuroiと申します。 タイミーにはとてもかわいいマスコットキャラクターがおりま

イラストシステム開発のススメ。実写アイコントレンドに抗うITクリエイター日記

こんにちは、@shosomin です。 普段はIT企業にデザイナーとして所属しながら、美術大学の社会人大学院生をしています。 先日、同業のクリエイター @en. と共同で、『SoMe Friends』というイラストシステムをリリースしました。 このサービスがリリースされるまでの軌跡と、実際にイラストシステムを開発した際のポイントをまとめます。 1.すべての始まり:X(旧Twitter)のアイコンに、自分の写真を使いたくない発端は、親身な同僚の一言でした。 アドバイスに感

noteがSpectrum Tokyo Festival 2023にブース出展するまでの全記録

2023年12月2日〜3日に開催された「Spectrum Tokyo Festival 2023」に、noteのデザインチームでブースを出展しました。 久しぶりのオフラインイベントということもあり、皆さんと直接話したり交流することができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。ブースに立ち寄ってくださった皆さん、ありがとうございました。また、イベントの運営スタッフの皆さんも、本当にお疲れ様でした。 この記事では、ブースの制作プロセスをできるだけリアルにお伝えしていきま

イベントコミュニティを 「デザイン」する 〜熱量と共感の「場」を作るためのマインドとノウハウ〜

こんにちは!こぎそ(@kgsi)です。 この記事はプロダクトデザイナーである僕が、なぜイベントコミュニティを「デザイン」するのかの言語化と、現時点で貯まった、イベントコミュニティを「デザイン」するためのナレッジやノウハウを紹介する記事です。 そして、今回個人では初の試みですが、具体的なナレッジやノウハウについては有料記事としています。有料記事部分では、具体的な価格設計やニーズの調査手法、スポンサー獲得のためにどうやっているか、保健所に申請が必要そうなイベントをどうクリアす

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サマーインターン2023制作の裏側を大公開!

みなさん、初めまして🌊 DeNAデザイン本部マーケティングデザイン部のジョンと武藤です! 本記事では、2023年8月19日(土) 〜 8月22日(火)にかけて開催されたデザイナー向けサマーインターン2023の裏側を、その中でも私たちマーケティングデザイナーが担当した「ビジュアルデザイン」にフォーカスしてご紹介します。DeNAのマーケティングデザイナーの実際の働き方の一例として、参考になれば嬉しいです!✨ この記事は次の方に特に参考になる内容になっています! 🎨グラフィック

非デザイナー向けの Figma の使い方ワークショップを実施した話

家計簿サービス Zaim のデザイナー imaizumi です。 今回は Zaim 社内で行った Figma の使い方ワークショップ『Figma 活用レシピ紹介!』を実施した様子をご紹介します。 これから Figma を習得したい方や、Figma の使い方をよく聞かれるデザイナーの参考になれば幸いです。 ワークショップはデザイナー以外の職種のメンバーに向け、実際に社内で使いそうな具体的な方法をレクチャーしました。実際にワークショップに参加したのは、サポート、エンジニア、ディ

〜理念を可視化するブランドロゴのつくりかた〜 大切なのに意外と知らない開発プロセスとデザインのポイント

毎回さまざまな分野のエキスパートをお招きするFont College Open Campus(以下「FCOC」)。フォントの魅力を再発見するとともに、ブランディングにおけるデザインの力に目を向けていきます。今回はブランディングに欠かせないロゴデザインがテーマです。「〜理念を可視化するブランドロゴのつくりかた〜 大切なのに意外と知らない開発プロセスとデザインのポイント」と題し、たきコーポレーション IGIのアートディレクター 木野村 繁則氏より、ブランドロゴ運用においてついつい

デザイナーは「営業」をどう考えるか

「営業」という言葉が好きなデザイナーは少ない。 ひとつは単純な誤解です。「営業さん」はビジネススーツを身にまとい、お客様に頭を下げて何かを売る人。デザイナーは何かをつくり出す一方、「営業さん」は何もつくらない。そんな、古典的かつステレオタイプな「営業さん」像にまどわされて、本質が身に入ってこない。興味がわかない。自分とは関係ないものだと思ってしまう。 デザイナーからは「私は人見知りなので、営業みたいなことはできない」とキッパリと言われたこともあります。「数字が苦手だからデ