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彼氏とデート、奢り奢られ、ワリカン問題

娘に彼氏ができた。
部活にデートに、毎日パヤパヤラリホーな学校生活で楽しそうだ。

…勉強どこいった?

中間テストはちょうど平均くらいだったようで、
「ま、ちょうど真ん中ってことでいいかな!」
と自分に甘いご様子。

この分じゃ指定校推薦は無理だな…
まぁ何回か忠告したし、あとは本人が苦労すればいいか…
親がするのは金の工面ぐらいだよな…

と諦める。

デート代問題

巷で話題の(遅い)デート代問題。
どうやら「奢らない男なんて…」という風潮らしい。

え、そう?
あたし、昔から奢ってもらったことないけど?

厳密にいえば、ちょっと多く払ってもらったり、
夕飯奢ってもらったりしたことはもちろんある。

でも、その後は必ず
「じゃぁお茶はあたしが出すね!」
といった具合でなんとなくトントンになるようにしてきた。

なんならホテル代もワリカンしていたぐらい。
相手のメンツもあるので、ホテルではいったん全額支払ってもらって、
その後にほぼ半額返していた。

奢られたくない人

私は典型的な「奢られたくない人」だ。

奢ってもらってしまうと、
「奢ってやった」
「奢られてしまった」
という上下関係ができてしまう気がするのだ。

そもそも、

「あなたに養われているわけでもないのに、なんで奢られなきゃいけないの?」

と思ってしまう。

自分の分くらい、自分で払えますけど?

なんてかわいくない気持ちがむくむくと湧いてくる。

奢るのはいいけど、奢られるのは本当にイヤだ。
「働いて金を稼いでいる」のは、相手も自分も同じだし。
稼いでいる金額の多寡は関係ないんだなー、私にとっては。

女性はデートのためにお金を使っているというけれど

美容院だの洋服だの化粧品だの、

「相手が恥ずかしくないような、もしくは喜ぶような自分になるために女性はお金をかけているんだから、奢ってくれて当然」

そんな意見を見かけてびっくりした。

なるほど、そーゆー考え方もあるのか。
別にその考え方は否定しないし、人それぞれだから好きにすればいいと思う。

でも、私にはそぐわないな。

だって、相手だってきっと同じようにお金をかけて準備してくれてるじゃん?
化粧品はないかもしれないけど、服を買ったり、美容院いったり、デートコースの下調べとかしてるかもしれないじゃん。

いやホントのところどうかは知らんけど。
少なくとも、私は「そうだ」と信じている。
だから、片方だけが準備にお金をかけているっていうのがよくわからんのだな。

そこで、娘のデート代問題

娘には、

「とにかく一方的に奢られることはするな」

と教えている。

高校生のデートなんてたかが知れてて、せいぜいマックやサイゼでご飯を食べたり、ゲーセンいったり、カラオケ行ったりするぐらいだ。

まぁ中にはラブホ行ったりするケースもあるかもしらんけど。
そこはもはや聞いても詮無いことなので不問に処す。

缶ジュースを奢ってもらったら、次の機会には君がご馳走しなさい。
端数分を多く払ってもらったら、缶ジュースでも奢ってあげなさい。
とにかく、片方だけが負担になることがないように。

そもそも高校生のデート代なんて、出所はほとんど親なんだから。

娘が小学生くらいの頃から、似たようなことはずっと言い聞かせてきた。
色恋沙汰が始まるころから。

その甲斐あってか、今のところ全部奢ってもらうようなことはないらしい。
なんならデートする場所も、お互いの定期券内で、交通費の負担がないようにしているようだ。
もしくは中間地点。

うんうん、それがいいね。
今のところ、うまくいっているみたいでなによりだ。

息子の場合は

息子はまだ中学生で、彼女はいない。
「彼女欲しいよ~」
なんて言っているけれど、おそらくできないだろう。
お友達ポジションに収まってしまうタイプだ。

でもいつか。
いつか彼女ができたら。

…うーん、難しい。
難しいけど、学生ならやっぱり
「基本はワリカン。もしくはちょっと多めに出す。それを嫌がるようなオンナはやめておけ」
って言うかな…。

だって親の金だしね!

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