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今月の書籍ランキング #5

5月から少し期間が空いてしまいましたが、今月も書籍ランキングを発表したいと思います。前半はいつもより休みも多かったので、今までよりも自分に向き合う時間もあったため、自己啓発系も読んでみました。

これからの季節は室内で過ごすことが増えると思うので、本を選ぶ参考にしてもらえたら嬉しいです。

それでは、どうぞ。

【ルール】
1,漫画は入れない
2,小説は入れない
3,その月に読了したもの

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10. いま君に伝えたいお金の話:村上 世彰

ちょうど、読み終わってからすぐにN高の件があったので
Twitterで取り上げられてましたが、相変わらず話題に事欠かない方ですね。

内容についてなのですが、運用についての心構え的なことがメインです。特に日本人は貯金はするけど運用に回す人が少ないと以前から言われていますが、時勢的にも貯金が2,000万円ないと生きていけないってことなので、もっとお金を増やすために頑張らないと。

なんだか良いことばかり書いてある感じなので、実践がどうとかって話ではないです。


9. ステージを上げるSNS絶対6ルール:生駒 幸恵


気づくのが遅かった本でした。SNSに関する書籍はとにかく早く抑えないと価値がドンドン減っていきます。とはいえ、今でも十分に勉強になる内容もあるので、ランクインとしました。

大枠は今まであるような内容になるので、Instagramの運用に関する勉強をこれからする方は、読んでみるのは良いかと思います。

この本を読んでみて、2年前から変わらない普遍的な部分に気付けたのが、大きな価値だと思います。仕様も心理も移り変わりが激しいSNSの中で既に存在している、一定の文化や運用方法に触れられます。


8. 凡人起業 35歳で会社創業、3年後にイグジットしたぼくの方法。:小原 聖誉


この本をどう捉えたらいいんだろうか…
「自慢じゃん」「結局、普通じゃないじゃん」「著者のであって、自分じゃないし」なんて思う人もいるかもしれません。

この選択肢を書いてしまう僕はかなり性格がネジ曲がっているかもしれませんが、不満ばかり言っても何も生み出すことができないので、起業をする上で大切そうだったことをピックアップしました。

1,その業界の第一人者であること、または第一人者になるために努力すること
2,自分が好きで継続し続けられること
3,競合優位性を得られて(先行優位が一番良い)かつ、ブルーオーシャンであること

それが難しいんだよって声が聞こえてきそうですが。イグジットできるくらいの企業を作るってそういうことだと思う。


7. LINEマーケティング:株式会社オプト

LINEさんのイベントへ行った時に頂いた書籍でした。InstagramやTwitterについての本はたくさん出ていて運用や広告について勉強してきましたが、LINEに関しては読んだことがなかったので、すごく勉強になりました。

直近でもLINEはアカウントが統合されたり、LINE Payの急速な拡大などニュースも抱負ですし、個人も起業も利用するのが当たり前の世の中なので、SNSやマーケティングに関わっている僕としては、非常に助かりました。

わかりやすく書かれていますし、有意義なのですが、この手の本は
機能が刷新されちゃうと意味を持たなくなるので「いつか」ではなくて
早めに目を通して置いたほうが良いと思います。


6. 今すぐ自分を売り出す1行を作れ:さわらぎ 寛子


ちょっと、自分でもなんで買ったんだっけ?と読む時に思ったのですが、読み始めたら面白いんです。

これからの時代を生きていくんだけど、何となく今までの慣習に流されている20代後半〜30代前半の世代には考えさせられる本なのかなと。

ビジネスの世界でアイデンティティをきちんと定義する。といった感じでしょうか。あなたは何者なの?という問いに答えられるかどうかは、すごく大事だと思います。ワークシートも付いているので、是非試してみてください。


5. 仕事論:藤村 忠寿、嬉野 雅道


誰でも一度は聞いたことがある「水曜どうでしょう」の名物ディレクターの2人が書いた仕事についての本です。ほんとに過激です。

「そんなの地方局だからできるんだよ。」とか、「テレビマンだから言ってるんだろう。」なんて思わせないところがミソなのかもしれません。
会議や企画書について言及しているところは、世の中のサラリーマンに大いに突き刺さるのではないかと思います。

「自分らしく生きること」について、見つめ直すことができる作品なので、思い悩む前に、読んでみると良いかもしれません。


4. アイデアのつくり方:ジェームス W.ヤング


歴史的1冊ですね。「アイデア」とか「企画」と入力してググったり、その手の本を読むと大体出てきます。読んでみた結果としては「努力すればアイデアは出てくる!」と励ましてもらえました。

素晴らしいアイデアは既存の事象を組み合わせることで作り上げることができる。ある分野について適切な数の情報量を確保して精査する。そして、組み合わせを考える。

ソリューションを考えるときと似ている気がしました。発想が行き過ぎないし、ニーズも見つけやすいと思う。「これなら実践し続けられる。」と思わせてくれます。

ただ、和訳の仕方はおかしいです(笑)


3. メモの魔力:前田 裕二


ご多分に漏れず、読みました。販売から既に結構経っていますが、それでも読み終わった後にハッシュタグ付きでツイートすると「いいね」が比較的多く付くくらい、根強いファンが沢山います。

前田さんの本も2冊目ですが、前回の半生を綴っているのと違い、どれだけメモ(手を使ったアウトプット)が大切なのかということにフォーカスが当たっています。

また、メモをただの議事録として扱うのではなく、視野をその場で広げていくためのツールとして使うことに最大の意義があると教えてくれます。

アウトプットを大切にする本を最近は読んできたので、この本の説得力は格段に増して受け止めれました。
流れに乗ってもらい、是非、1度手にとって欲しいと思います。


2. 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え:岸見 一郎


青年と哲人の対話形式で進んでいます。
序盤とか「あー、こういうやつね。はいはい…」と若い頃に自己啓発系の本を読んだことある人は感じると思います。

でも、やっぱりベストセラーでした。自分に置き換えるところは数多くありました。「自己受容」「他者貢献」この2つのワードで心救われる人は多いと思います。

自分の人生を生きたい。と思える本です。


1. 直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN:佐宗 邦威


佐宗さんの本を読むのはこの企画を初めてからも、2回目です。
1冊目は「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」でした。

今回はすごく良かったです。そもそも既にベストセラーですよね。

妄想(ビジョン)についての考え方や、ムーンショットの目標設定などは人それぞれあるかと思いますが、アイデアの広げ方やモノゴトの捉え方について視野を拡げることができました。

・難しいものをシンプルに分解せずに、難しいものとして全体像を捉える
・手を動かしながらアナログ的に考える
・まずはスタートを切るために、とにかくプロトタイプをつくる

表現の仕方は違いますが、僕なりの解釈です。
以前からノートを持ち歩いていますが、手を動かすのは本当に重要だと思う。
アウトプット能力の向上にも絶対なる。


番外編. 現代語訳 論語と算盤:渋沢 栄一


新一万円札だし、現代のビジネスマンとして一度は読んでおかないとと思っていた本です。

面白いです。本当に面白かった。ぜんぜん今の社会でも役に立つ考え方だし、忘れてはいけない普遍性がここには有ると思います。

30代になったからって焦り過ぎてはいけないと思えたし、非常に勉強になる格言もたくさんあります。

仁、義、礼、智、信
忘れないように生きていこう。

ただ、かなり肉食系だったのはビックリしました(笑)

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今回は記事を書くまでにかなり時間を要してしまいました。
非常に反省をしています。6月も1/3を過ぎて、まだ2冊しか読めていないので、甘えず自分で決めた課題はきちんと達成していきたいと思います。

5月は今まであまり読んでこなかった「自己啓発系」の作品が多い期間でした。自分でも久しぶりにはと思っていたのですが、ビジネス書でベストセラーとなるとジャンルとしては多いですよね。世の中にはそれだけ自分を変えたい人もたくさんいるのかな?

僕ももっともっとアウトプットを増やして、より自由で大きなフィールドにいくために邁進していきます。

それでは、また来月もよろしくお願いします。

適当にやっておりますが よろしくお願いします