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サバイバル

あまり時事的なことを書くと後々読んだときに少し時代錯誤な感じがするので普段は避けて書かないのですが、今回は触れないというのも不可能な事態ですので気にせず書きたいと思います。


さて。

この週末は都からの自粛要請ということで自宅でゆっくり過ごしています。


もうすっかりどこの国にも行けなくなってしまいました。特に海外に行く予定もなかったのですが入国できないなどの物理的に不可能な「行けない」理由があるとどこか不自由だなと感じる。
海と大陸で繋がっているのに行けないのだから。日本国内でさえ隣県に行くのもちょっと…という状態です。大昔見た「僕らの勇気 未満都市」というドラマを思い出したりしています。わけも分からずに、とある区画が隔離されていくという初期設定です。

普段の暮らしは実はとても自由にあふれていたのですね。

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僕は自分の会社で働いているのですがこういう仕事は誰も補償なんかしてくれないので、この現状はもはやサバイバルと言ってもいい。
いいこと悪いことの「明確な線引き」なんて誰もしてくれるわけはないので自分の頭で考えて生き残るしかないのです。僕は成功者でもないし、この間東京に引っ越した際に家賃が2倍になって瀕死になったりするので常日頃「どうやったら売上を作ることができるか」を習慣的に考える癖がついています。
(#無理するな)
残念なことに生き方やお金について自分で考える方法を学校は教えてくれませんでした。

営業を休んだお店やライブハウスやアーティストさんは売り上げがごっそり消えて無くなるので営業自粛は英断と言わざるを得ないんだけど、反対に営業しているお店(やそれに準じるもの)を責めるような空気であってはいけない。
生き残るためには、夢を継続するためには仕方のないことです。キャッシュがなくなればそこでおしまいだからです。お店の家賃は3日間の営業で稼げていないといけない。売上の立てやすい土日の営業を休めばその3日間に匹敵する。

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行けない国はあるけど行ける店はある。
それは本当にありがたいことです。

こういう情勢の中で外に出ると異常なほどに心身がリラックスできるのを感じます。ストレスが平時より多いことを計算に入れても外で自由に行動できるということはとても素晴らしいことなんですね。

普段、何気無くカフェでコーヒーを頂いていますがこういうタイミンングだからこそ本当に有意義なことだったのだと再確認します。
奇しくも、外で好きな時に好きなことをしながらコーヒーを楽しむというアクションを身体は心底欲しがっているし、喜んでいるのだというのを改めて実感するいい機会になってしまった。

「いつでも出来ること」へ敬意を。

営業することも休むこともオンラインに切り替えることも、誰も責任を取ってくれない以上どれも正解だし、そのお店や会社は最善を尽くしていると思います。
いろんな声があると思いますが営業している人たちがいることで救われる人もいる。


どうか、より多くの店舗が生き残れますように…


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