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ちゃんと売れよう

今回はちゃんと売れようという話です。

個性や、世界にひとつだけの花という言葉で誤魔化さずにきちんと一般化して売れていかねばな、と。
要は、たいして売り上げがないけど「充実しているからハッピーです」っていうだけの状態は長くは続かないよね、ということです。

このマガジンはカフェにまつわる話を主に書いていくマガジンです。
僕自身の仕事や、東京店舗の進捗(普段書くことのない途中経過など)の話も書いていきます。どんどん書いていくので1ヶ月前に書いたことが白紙になる事もあります。ごめんなさい。
月額¥500で1日あたり15円ほどの週刊誌です。
普段の無料のものを読んでくださっている方で、もう一歩踏み込んで読んでみたいな、というかたは是非こちらもご購読よろしくお願いします。

何億円も稼がなくていいので、そこそこ行きたい時に行きたいところへ行けて、食べたいものが食べれて、ある程度お店が稼働できなくなっても耐えることのできる強さ(現金)が手元にあるかどうか、という話です。

赤字は赤字

以前、僻地でのイベントにお呼び頂き出店したことがあります。
3日間のイベントだったのですがスタッフを総動員し、商品(この時は焼き菓子と珈琲でした)をたくさん納品し、拘束時間も長かった。

3万人くらいの来場があるよ、と言われてい他のですが売り上げは店舗での売り上げと変わらず。
商品をロスした分と人件費分、なんと赤字だったのです。

最初は「普段会えない新規のお客様に知ってもらえたし、楽しかったからいいかな」と思っていたのですがこれは冷静に考えれば「赤字だった」という結果しか残っていないのです。
充実していようがなんだろうがこの毎日が続いていくとお店はいつか潰れます。赤字だからですね。
やってる側の空虚な満足感なんかで経営が続いていくわけではありません。
(もちろん充足感というのは必要ですが)

本業が他にあるのであれば利益を出す必要はない。いい思い出になるかどうかの方が大事でしょう。
遊びや趣味であればそれでもいいけど本業で赤字を出すわけにはいかないです。


必要とされる

この世にはいろんな会社や店舗があり、きちんと売れているところがたくさんあります。

例えば。

ある街にAというラーメン屋さんとBというラーメン屋さんが隣り合って営業していたとします。Aはお客さんがたくさんきて毎日売り上げが出て利益も出ていて、ちゃんと売れている。一方でBはたまに知り合いのお客さんが来るくらいでそんなに売り上げは多くありません。いろんなものを差し引いていくとあまり裕福な暮らしはできない。預金が増えたり減ったりを行ったり来たり。売れていないお店と言えます。

ではこの2つのお店は何が違うのでしょうか。
この情報だけでは得られるものが少ないのですが
「AとBの間にきっと大きな違いがある」と想像することはできるでしょう。
そこから言えることはたったひとつ。

「Aの方がBよりも求められている」

ということです。ちゃんと売れるということはお客様に求められているということです。

お金にする

求められているのであればそれを売り上げにつなげることができそうです。それをどうやっていくのかというと

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