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Molting〜脱皮〜

眠っているエゴはネガティブなことを
感じる私で
目覚めているエゴはポジティブなことを
感じる私。

だから、目覚めているエゴのいうことに
したがってこの世界を生きていけばいい。

ただ、眠っているエゴがネガティブを感じることには理由があって、
それは不要なものが剥がれ落ちようとしているから。
急に軽くなることが不安で
パニックになっているだけなのだ。

イメージとしては脱皮。

地球に降り立つために重さが必要で
錘である沢山の鱗を背負ってきた私達。

地球に降り立った今、
その錘はもう必要ない。
だから錘である鱗を下ろしていいのだ。

でも、それを一気に下ろすとなると
急に軽くなってしまって
バランスが崩れてしまうので、
ちゃんと下ろすタイミングを
地球に降り立つ前に自分自身で
決めてきた。

ただ、眠っているエゴは
不要なものを下ろすということを
忘れてしまっていて、
身体が軽くなることに
不安を感じて、パニックになって
騒ぎ立てて、暴れ回っているだけなのだ。

なので、眠っているエゴには
『大丈夫。脱皮の時期が来ただけだよ、
だから安心してね、』と落ち着かせてあげる。

眠っているエゴが静かになると、
目覚めているエゴの声が
よく聞こえるようになる。

そして目覚めているエゴの声に
従って生きていくと自分の
生きる世界が光で満ち溢れる。

私達は目覚めている私のエゴの言う通りに
この世界を経験していく、そんな生き物。

そして、剥がれ落ちた鱗には
次なる役目があって、

その鱗は鏡となる。

鏡を見ることでしか自分自身を見ることが出来ない私達。

剥がれ落ちた一枚一枚の鱗が繋がり合って一枚の鏡となる。

鱗が剥がれ落ちれば落ちるほど、
大きな大きな素敵な素晴らしい
鏡となり、
その鏡は優しく、豊かで幸せな
夢の様な世界を映し出してくれる。

ただ、その鏡を見られる条件が
一つだけあって、
それは目覚めているエゴで存在することを
選択するということ。

眠っているエゴは文字通り、
目を瞑って眠っているから
鏡を見ることは出来ない。

そう、つまり…
眠っているエゴが見ているものは
夢なのだ…。

眠っているエゴが見ている
厳しく、辛い現実の世界は
真実ではない【夢】なのだ。





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