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短期記憶から長期記憶へ

時短トークが有効な裏付けとして短期記憶と長期記憶の話をしたいと思います。

皆さんも一度は効いたことあると思いますが、短期記憶とは脳の中に一時的に情報を保管しておく能力であり、長期記憶とは情報を長期的に記憶する能力の事で、よくパソコンのRAMとHDDに例えられます。


海馬が短期から長期への判断をしている


そしてこの二つの記憶は全く別に稼働しているわけではなく、

目の後ろ辺りにある 海 馬 という組織が

『生きていくために必要かどうか』の判断で、短期記憶の中の情報を長期記憶に移行していくというのです。

それは直接的な

 危険性がある内容

 生きていく上で有効な内容

と言うような情報も短期から長期に移行されやすいそうなのですが

時短トークに絡めていえば

短時間で何度も入ってくる情報も短期から長期に移行されるらしい

と言う事です。

話しをまとめきれずに長時間話題の幅を広げる場面では中々短時間で同じ情報は伝えられませんし伝えてる方をあまり見たことがありません。

ですが、今日伝えるメッセージはこれ!と決めて話をされる方は

・直接的に

・例題を交えて

・言葉を変えながら

・最後のまとめとして

何度も同じことを伝えていきます。

そうすると聞き手としては、

『これから自分が生きていく上で本当に重要な事だ』

と認識され長期記憶に残りやすくなるのです。

これは一回の話(スピーチ)でもいえることですし、毎週の、毎月の朝礼や集会においても同じことです。

毎回伝える内容が違っていては聞き手の頭の中に残りませんが、

例題を交え言葉を変え端的に伝えていく中で聞き手の頭の中にはビッグキーワードとしてばっちり残るでしょう!

そしていつも軸のぶれない話し手に尊敬の念を持つことと思います。


以上、今回はここまで。


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