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[ブログ] 次の漫画の下書きと短いブログです

今、闇子ちゃんの下書きで、毒親からの暴言シーンを書いています。ネット等で探したりすると、日常的にひどい事を言われてきた人が結構多い事に気づきます。私の周りにもいます。家族は閉じた空間だから、親のヤバ面が煮詰まりやすいんですよね。その証拠にそういう親は、家族以外には常識人だったりするわけです。

私が妻ちゃんにしているように、そういうひどい事をされてきた人には、「あなたはそんなだめな人じゃないよ、親の方がおかしいよ」と言ってあげたくなります。でも彼らが運よくそういう相手に巡り合えたとしても、このミニ漫画のようにインナーペアレントがチラついて言葉通り受け止められないことも多いのだと思います。

https://note.com/yuki1192/n/n602dac69ef7c?magazine_key=m1e33821197a1

今思えば、私がバイトをしていた塾の子たちの中にもそういう子が結構いたんだと思います。ひきこもりの子、グレてしまった子、小学生なのに「何も楽しい事が無い」と言っている子、思い当たる事が多いです。悲しいですね。そしてその塾は月謝が高かったので、裕福な家の子が多かったです。つまり、ますます外からは気づかれにくいわけです。子供本人も、「こんなにお金に恵まれているんだから親が悪いはずはない。悪いのは自分だ」となってしまうわけです。何重にも悲しいですよね。

https://note.com/yuki1192/n/ndd4e81707328?magazine_key=m1e33821197a1
https://note.com/yuki1192/n/na6610ecfb558?magazine_key=m6b3b9ca1ffeb

ちなみに、昔の不良漫画って、ラスボスみたいな最強ヤンキーが実は家が金持ちみたいな設定が多いんです。漫画は現実のデフォルメな部分があるので、実際もそういうパターンが多かったのかもしれません。でもそんなふうに、外からは理解されない家庭の闇を暴走族に入ったり非行で解消、それこそ「盗んだバイクで走り出す」や「うるせえクソババア!」とかができていれば、まだ良いと思うんです。本人の解消だけでなく親と距離を置くきっかけにもなりますしね。最も悲しいのは、道徳に縛られてそういう解消もできず、親に罪悪感を植え付けられているため反抗期になる事も出来ず、ただただ自分では原因に気づけない心身の不調に悩まされ、それで人生の選択肢が閉ざされ、そしてそういう弱みにつけこんだ人間やビジネスに搾取されたりする事だと思います。以前、漫画に描いた援助交際をしていた女の子も、そういう系統でした。

https://note.com/yuki1192/n/n57be81ddf53f?magazine_key=mf3a1e183c1d5

基本的に私は漫画は「自分の考えを整理するため=自分のため」に描いていますが、闇子ちゃんシリーズは、そういう人達の気持ちを汲み取れないかという気持ちも込めて描いています。

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