日本人に受けること間違いなし!デクラン・マッケンナの3枚目『What Happened to the Beach?』
ごあいさつ
こんにちは、ロンドン滞在中の23歳Yukiと申します!
気に入ったアーティスト、アルバムを語る回第1弾!!ということで、僕がこちらに来て最初にハマったアーティスト、デクラン・マッケンナが2月9日にリリースした3rdアルバム『What Happened to the Beach?』について語っていこうと思います。
好きな部分を語っているだけなので解説とは言えないのですが、曲の魅力が最大限伝わるように頑張ります!
・出会いについて
1ヶ月ほど前ふらっと立ち寄ったHMVに、なにやら名盤感醸し出すアルバムが目に留まりました。
青い空に黄色いジャケットを羽織って(ジャケットとかコート着てるだけでイギリスへの憧れが増す)金属探知機こっちに向けてる。かっこいい。すぐにその場で調べてアルバムをサブスクのライブラリに追加しておきました。
・アルバム各曲の聞き所
アルバム全体の感想はと言いますと、オールドな雰囲気で落ち着いてるけど、ポップさもあり聞きやすいという印象でした。曲単体のパワーが前作に比べると弱いので、アルバムとして聞くほうが統一感があり魅力が増します。
1曲目「WOBBLE」冒頭からカフェミュージックっぽいギター、からの高音でサイケデリックなエフェクトでの歌い出し。アコギの生音と浮遊感のあるボーカルの組み合わせに、「これが今のUKロックですか(最高)」と一瞬で引き込まれました。
先行でシングルカットされていた2曲目「Elavator Hum」。2回目のサビから入ってくるギターが好き。
3曲目「I write the news」はボブ・ディランなどのフォークな曲調から一転、無機質なサウンドに。ギャップがたまらん。
ビートルズ、ビーチボーイズみを感じるコーラスの4曲目「Sympathy」の映像もYouTubeにあがっています。ポップだけど脱力感があって聞きやすい(ライブだと頑張って歌ってるけど)!
5曲目「Mulholland's Dinner and Wine」は哀愁感あるメロディが好き。
7曲目「Nothing Works」はアルバムの中で1番ノリノリな曲。イギリスのポップスっぽさ全開。もちろんオールドな雰囲気は健在。
イントロのリフからめちゃくちゃかっこいいロックチューンの8曲目「The Phantom Buzz (Kick In)」。Fooooooo!!!って叫んでリフ入るとこブチあがります。
フィッシュマンズっぽいレゲエを感じる、9曲目「Honest Test」。そして、メロウなギターがアルバム終盤感を醸し出す、11曲目「It's An Act」。
*特に好きな曲は太字にしてます
・Assai Rechordsの限定盤
なにやらイギリスでは、小さなレコード店を応援するべく、そのお店限定バージョンのレコードを販売しているところが少なくないようです(これは沼る予感、、、)。
その中でも今回はスコットランド(イギリスの北の方)にあるAssai Rechordsの限定バージョンがかっこよかったので紹介します。
このお店はAssai Obi Editionという限定盤を販売しているのですが、これが日本のレコードについている帯にインスパイアを受けて製作しているもので、本人のサインとともに、アーティスト名とアルバムタイトルがカタカナで書いてある帯がついてくるんです!
日本人としてとても嬉しいし、帯ってこんなにかっこいいんだと気づかせてくれました。
このアルバムは黄色い帯です。サイトを見てもらうと分かるんですが、フォントや枠のデザインがそれぞれのアルバムのコンセプトに合わせて変化しています。
日本が含まれるかは分かりませんが、一応国際配送もやっているらしいので、欲しい方はチェックしてみてください!
このアルバムの他にも、イギリスでしか買えない限定盤がある際に、ロンドンに住んでいる自分が代わりに購入して郵送させていただくことも可能なので、お気軽にご連絡いただければと思います!
最後に
今回はデクラン・マッケンナの最新アルバムを語ってみました。音楽を言語化するのが難しくて、表現しきれていないもどかしさが多少あるのですが、できる範囲で書いてみました。
僕の投稿をきっかけに聞いて好きになってくれる方がいらっしゃったら、この上ない幸せです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?