焼き鳥は庭で焼け!!
楽しいことを模索している遊布野姉妹、今週は何をしようかと日々考えつつ平日を過ごしている。
土曜日、出かけていると妹からLINEが入る。「今日はなんかしよう」
それとともに何やら写真が添付されてる。
なんか楽しそうなことやってんじゃん。姉も混ぜろよ。
とりあえず一度家に帰って妹と相談する。もらった写真にインスピレーションを得て考案したのが
野外焼き鳥パーティ!
遊布野家じつは庭と呼べるスペースが2つある。ひとつは玄関を出たところにあるスペース。そして、もう一つ、家の横にもエアコンの室外機やら給湯器やらのある2畳ほどの砂利敷のスペースがあるのだ。それが先ほどの写真の場所。
そこに2台の室外機がある。(以前立ち退きに遭ったときに前の家から持ち出してきたもの。買ったばかりでもったいなくて。)邪魔だ邪魔だと思っていたが、こいつ使えるのでは??
というわけでじゃん。
あるものは何でも使う遊布野姉妹。室外機に渡してある板は風呂の蓋だし、奥の椅子になっているのは竹割りの作業台である。
あとなんか、「ここ風鈴吊るす以外に何に使うの?」と思われるフックがあったので、竹の風鈴を吊るして夏を演出。
足元には蚊取り線香、壁にはライトもぬかりなく設置。スピーカーも据えて、流行りの音楽をBGMに。なんて素敵。
そこへコンロを持ち出して串に刺さったねぎまを盛大に焼く!!
肉が刺さっている竹串はもちろん
姉作。
やるならとことん、楽しむなら骨までである。
ていうか買ったら高いもん、売ってる串。
手作り宴会の開幕である。
酒も各種取り揃え、氷も完備。酒好きな妹にぬかりはない。蚊取り線香のみならず、スプレー式の蚊よけやウナコーワまで持ち込む。蚊嫌いの妹にぬかりはない。
こんな楽しいことがほかにあるだろうか。わくわくすっぞ。
と思いきや、ホットプレートでの串の焼き鳥は肉に熱が届かず、開始5分であえなくバラすことに。あと一歩が惜しいのも、遊布野姉妹だったのだった。仕方ない、食中毒やだもん。
あと皮を焼いてしまったせいでめちゃめちゃ油跳ぶ。姉のメガネが油まみれに。ご飯をチンしてじゅうじゅう言ってる油の上にオン!即席焼きおにぎりを作る。
自家製のリンゴ漬け焼酎をちびちびやりながら、今週一週間のおもしろかったこと楽しかったこと、腹立ったこといやだったことまで、あとは気づいたこと学んだこと、いろんなことを話し合う。報告しあう。
あと姉は今週バイクで行った場所の感想を述べたりもするな。
ひととおり焼き終わったら一度片付けして、お酒を肴とともに嗜みながら過ぎてゆく時間に浸る。
楽しみは、あるものでつくるもの。
というのが遊布野姉妹のポリシーである。
環境の特殊さはあれど、そんなに難しいことはしてないつもりだ。あ、でも同じことを家の中でしたらおそらく火災報知機は作動すると思うのでご注意を。そこっそこ、けむり出た。
家に戻ったら自分たちからものすごいバーベキューの香り、もといパーリーピーポーな香りが漂ってた。
同じご飯を食べるでも、お酒を飲むでも、場所を変えたりほんのひと工夫で全然ちがう雰囲気になる。おもしろいなあと思う。
今週の週末も、夏らしい匂いとやりきった充実感とともに更けていったのだった。
さて、そろそろお開きかなー。
妹「あーあ、あとは風呂入って寝るだけだなー!」
ん?
おいおい待て待て、なんで片付けが勘定に入ってないんだい妹よ?
こうして姉がお片付けを担うまでがルーティンの週末イベントなのである。
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