乱歩の『芋虫』×舞踏『がらんどうの庭』
300本の薔薇を天井から吊り下げ、
凍らせた薔薇や脊椎で飾った
古い薬蔵で行う舞踏『がらんどうの庭』と
私の朗読する新解釈
江戸川乱歩の『芋虫』を
コラボレーションさせていただきました。
初めて観たとき
その
エロス✖︎狂気✖︎生✖︎死✖︎美✖︎醜=生命 な生っぽさに圧倒されながら
もはや肉体ではないかのように蠢く肉体を眺めていたら、
目の前に広がる世界が
私の中で
乱歩の『芋虫』の世界と重なり、
ああ、私の読む『芋虫』を
この動きに絡みつかせたい
私の声で読む『芋虫』で
この目の前の物体を責(攻)めてみたい って
思ったのでした。
それが今年晴れて実現。
読み終えて世界が閉じる瞬間のエクスタシーまでを
どうか味わい尽くしてくださいね。
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