2023年最後のbuying 8,9日目

こんばんは。
いよいよ、題名すら雑になってきた感じすらあるけれど、ようやく明日が帰国出来る火曜日。

土曜日にスイスまで足を延ばして、昨日今日は最終的なバイイング内容の調整。前回からの変更点を社内で社長まで部長経由で確認した後、本国に日本の自カテゴリーはこれだから最終確認お願いね、とまとめるところとそれに付随してこれらのコレクションを販売する前に仕込みで打ち出せるようにどの製品のサンプルを買うかもチーム内で確認を行う。
これによって帰国してからの業務を減らして、なるべく早く年末休みには入れる様に準備を進めておく。

そうは言ってもすべき業務量は限られているし、本国にいるからこそこちらの旗艦店を見ておくことも重要な業務なので昼過ぎにはショールームを後にしてホテルに戻る。そこからミラノの中心地に行って、いろんなブランドが集まる銀座のようなエリア、モンテナポレオーネへ。ミラノと言えば、のドゥオモやガレリアからも徒歩10分程度と近く、クリスマス直前ということでブランドが軒を連ねるこの通りは平日でも旅行客を中心に賑わっている。(こちらではクリスマスは家族でゆっくり過ごすものなので、今週末にはローカルイタリアンは地元に戻ったりして街は静かになるそうな)
あちらこちらでクリスマスツリーやライトデコレーションが施され、クリスマスソングがそこかしこで流れていて、否応なくクリスマスの雰囲気を盛り上げている。しかし、それは日本の商業的なものとは少し意味合いが違って(もちろんそういった側面もあるけれど)純粋にカトリックが多いイタリアでは宗教行事としてのクリスマスを祝福する喜びに満ちた高揚感が強い。それは日本人が年明けに感じる「無条件にめでたい」感覚に近いだろう。新年になれば元旦だけ休んで2日からはまた日常を取り戻す彼らからしてみれば、この年末こそが新年を迎える準備期間であり、まさしくこれから迎えるXmas直前の週末からがHoliday seasonと言われる休暇の時期。冬休み前のわくわく感が神様の誕生とセットで来るのだから、それはテンションが上がる訳だ。

そんなミラノの街並みを歩きながら晩御飯を食べるレストランまでなんだかんだ1時間くらい歩いて、レストランではフィオレンティーナ(フィレンツェでよく食べられる骨付き牛肉ステーキ)を出張の締めに食べて、何もなければ明日は昼過ぎに帰宅するのみ。
朝もゆっくりできるのでのんびりしながらフライトを待ちたい。
家に帰るまでが出張なので、油断せず(パスポートをちゃんと持って)帰ります。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。

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