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リアル旅:京都編

今回は週明けの大阪出張で前乗りして(消毒やマスクの着用を徹底の上)、遂にリアルな旅で京都に行ってきました。
1番の目的は、この時期最盛期を迎える紫陽花が堪能できる、京都・西山にある柳谷観音・楊谷寺。
多分、多くの方が『どこ?』って思われたかもしれませんね。正直僕も色々調べるまでこちらのお寺の事は知りませんでした笑

柳谷観音・楊谷寺

柳谷観音・楊谷寺は、京都駅から見て左下、大阪寄りの長岡京エリアにあるお寺。最寄駅は三つほどあるけれどその三つどれからも遠くて、その距離歩くとだいたい小一時間だそうで笑 僕は京都駅からJRで長岡京駅からやむなくタクシーで20分程。
そうこうして辿り着くこの柳谷観音は“806年(大同元年)平安時代、清水寺を開山された第一世延鎮僧都により開創されました。 延鎮僧都は『西山にて生身の観音様に出会うことができる』という夢のお告げにより、清水寺からこの西山に入り、柳(楊)生い茂る渓谷の岩上に生身の観音様を見つけられました。 その観音様が、古来より眼病に霊験あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩だったという。
延鎮僧都は夢のお告げ通り生身の観音様を見つけ楊谷寺を開創後、清水寺に帰らなければならなくなりました。その後、空海が引き継ぎオールスターが眼で癒やし続けて眼病平癒の祈願所として、古くは平安時代から天皇家公家を初めとする眼病に悩む人々に信仰されてきたそう。(ホームページより抜粋)

また、楊谷寺は善峯寺・光明寺と並び、京都西山三山の一つとして数えられる。
毎月17日の縁日を開催し、参拝者でひときわ賑わう。そんな眼の観音様こと柳谷観音・楊谷寺はあじさいの寺としても知られている。

紫陽花の咲く規模で有名なお寺という訳ではないが(それでも最盛期ということもあり十二分なボリューム)、紫陽花の種類の豊富さは珍種も含め30種類を数えピカイチ。多種多様な紫陽花あが咲くため、広い敷地をぐるっとまわっても常に新しい発見があり、鑑賞出来る期間も比較的長く楽しめるのもポイント。
また、この豊富な紫陽花を生かして山門脇の手水舎に紫陽花を水に浮かべていて、とても美しい。日によって紫陽花の色も様々な色に変わるので、次々と咲き変わっていく紫陽花と共に、どんな色の紫陽花が待っているかを楽しみのひとつになるだろう。今回はこれでもかって位の華やかな彩りで大満足でした。

山門入ってすぐ横のもの以外でも手水舎は点在していて要所要所で楽しめる。

最後のものは水琴窟を楽しむ為に備えられていて目と耳両方で楽しめる。


あじさいが見頃を迎える「あじさいウイーク」が6月上旬~7月上旬に設定されており、この期間中は拝観料700円、「あじさいウイーク中」は通常毎月17日午前中のみ限定公開の上書院が特別公開されます(拝観料800円)。
この上書院はお庭が上から見下ろせるのと落ち着いた部屋から窓の借景がなんとも心を落ち着かせてくれるのでオススメです。

御線香が焚かれた狛犬さんを跨いでこの棚階段で2階へ登る。

そして『手水舎だけなのね』と誤解されてしまわない様にそれ以外の綺麗に咲いているバリエーション豊かな紫陽花達もご覧いただきたい。

紫陽花を堪能した後は、河原町の方へ移動して美味しいお蕎麦をいただいたらこちらでも紫陽花が出迎えしてくれて、京都の紫陽花を終始満喫するお出掛けとなりました。

三味洪庵


季節のものを楽しむ為に違う場所を訪れて、違う街の暮らしを垣間見ながら、知らない人との会話したりいろんな発見があったり。

やっぱり、旅は、良い。

皆さんの、明日から始まる一週間が、以前の様に旅が当たり前の様に出来る日の為に、まずはワクチンが早く打てる様に願いつつ、いつものマスクと消毒がより意味を持って取り組めます様に。

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