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作品に読み入って設問が解けないと悲しんだ息子

 息子は、小学1年から某有名お受験塾に通っていました。
 そもそもお受験をするためというより、小学校低学年はとにかく学びの楽しさを体感できる機会を学校以外でもあると良いなと思ったので。
考えさせる授業が展開されていたのが魅力でした。公文と迷ってこちらにした感じです。
 息子には独特の感性があると信じていた親バカの私は、実験をたくさんしてもらえたり、ゲームをしながら理数科目を学んだり、読み聞かせなどもあり、心を動かしながら表現力を伸ばしてくれる期待がありました。
 しかし、3年生までは楽しかったようですが、4年生からは、一気に受験モードにシフトしたため、だんだんついていけなくなり、5年生で結局やめてしまいます。ここは誤算です(笑)
 そこで思い出したエピソードがあります。
 月末にある国語と算数のテストで、
息子は、
「僕ね、いつも国語が楽しみなの。毎回すごい面白い題材の文章題が出てくるんだよ、だからついつい読みいってしまうと、色々考えちゃって設問解く時間がなくなかっちゃうんだ。」
と言うのです。普通ならテストの点数が悪くても怒られないように言い訳してるかと思いきや、タイプ的に点数は気にしたこともないし、ましてや私も点数で怒らないので、本当に単純な感想を述べているのです(笑)
 問題を読むと、確かに、素敵な題材が多く、小学生の心を動かす内容に感心しました。
また、
「この文章の続きが見たいからこの本を買って!」と言うこともあり、何冊か出典の本を買ってあげたのですが、その一冊目がコレでした。

息子は、この話に感動して何度も読んでいました。つい最近まで本棚にありましたが、ついに処分しました。
 息子は、読書は好きだったので読解スキルはそこそこあるように思います。

 小学校の教科書にもたくさん名作絵本や物語が入っているのに、その原作を買って欲しいとは頼まれたことはなく、たぶん、教材になったとたんに彼に響かなくなるのかな?と思いました。

 教材になったとたんに、その絵本や原作本の魅力がなくなってしまうのはなぜか、と次の投稿でも考えました。

Makiさんのこの投稿を読んで、
息子の感性を、もっと大切にしてあげるべきだったのでは?とまたまた反省していまいました(笑)

また大切な気付きをいただきました。

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