夫に甘やかされ、女性性に寛ぐ中で癒され、少女に還るわたし。
今月も予定通り28日ぴったりで生理がきた。
毎月の生理は、「浄化のじかん」であると感じていて初めの2日間は全ての動きがスローダウンとなる。
いつもほとんど痛みは無く、まぁ元気といえば元気なのだけれど身体はスローを求めているのがわかる。
わたしは身体からの信号を受け取り、横になってゆっくり過ごすことが多い。
そして夫にお腹や腰に手を当ててもらったり、ピタッとハグをして安心したり、温もりを感じて癒されていつもに増して甘えたがりの一面が顔を出す。
その度にわたしは「あぁ本当に大事にされているなぁ」と、しみじみ感じてお姫さま気分で過ごすのだ。
一方で夫は、妻の状態に対してこれまで嫌な顔一つしたことは無く、身体を気にかけてわたしの気持ちを尊重してくれている。
いくら自分が体験したことのないことだからと言って、なかなか出来ることじゃない。
本当に包容力のある人だなぁと、しみじみ感動するのも毎月の恒例になっているような気がする。
わが家は今のところ二人暮らし。
こんな贅沢な時間が過ごせているのは「今だけ」だと重々承知している。
近い将来に親になる時が来るならば、またその状況はきっとすんなり変わることも容易に想像ができる。
そんな中で貴重なこの現在(いま)という瞬間を存分に感じながら、わたしは ただ ただ じぶんの女性という性に寛いでいる。
冒頭の写真は、そんないつかの生理の終わりに夫とランチをした時に飲みたくなってお値だりしたグラスビール。
わたしが呑めば当然、彼がドライバー。
もうこの時の気持ちとかは忘れてしまったけれど、姫的なわがままを受け入れてくれる夫に改めて「この人スゴいなぁ」って感じたのだと思う。
性の特徴として受け容れる側のわたしも、この時ばかりは夫の包容力に包まれて身を任せるのだ。
(ちなみに・・・現実的な話をすると、わたしもお酒が好きだけど、絶対呑みたいという強い気持ちは無いので、外食の時は夫優先でわたしがドライバーになる確率が高い。笑)
他にも似たようなエピソードは色々あるけれど、甘やかしたり、甘やかされるのに、特別なルールや条件なんて無くて。
あくまでふたりの感覚が合うか合わないかどうか
その阿吽の呼吸がまた心地よくて
快感すら覚える
これが女性特有のものなのか
はたまた個人的な趣味趣向なのか
分からないけれど
わたしはこの歳にして
じぶんの性を謳歌しているのだと思う
こちらは、【ドネーション(投げ銭)】の窓口です。 心が響いたり、受け取ったものがあった時に、その分の対価の循環をどうぞよろしくお願いします。 芸術を追求している音楽家の生き方・存在が、この社会の中で一つの光となることを願っています。