マガジンのカバー画像

わたしの目線。

216
大切だと思うことを、「わたし目線」で記したもの。
運営しているクリエイター

#親子

子供に何かを、してあげること。

実は、子供が小学生の頃にPTA会長をしていたことがあります。 長くPTA会長を務めていた方のお子さんが卒業されるタイミングで、内々の肩たたき(直接交渉)もうまくいかなかったようで推薦投票となりました。 数名、推薦された名前が挙がり、そこに一票だけ私の名前があったのです。 当時の私は、全般性不安障害を抱えて生きていましたが、子供の小学校が我が家の隣の距離ということもあり、リハビリ?も兼ねてPTA活動の参加率は高い方だったと思っています。 他にも若干、地域活動のようなこと

彼女を苛立たせるものは、私に特別な感情を抱かせる。

ウン十年生きてきて、まさかのコロナ。 そもそも世界規模で起きている事態を毎日のようにニュースで知るのに、「もしかしたら夢なんじゃないか?」なんて思いたくなるような時があります。 私は自宅で仕事をしています。バイトがなければ同じように一日中家にいる大学生の娘がいて、それが決して夢ではないことを自覚するのです。 少し前に、「小学生も中学生も、高校生も、両親ですら通勤・通学が再開しているのに、大学生だけオンライン授業で孤独だ」といったツイートがニュースになっていました。 まさ

高校生男子の、大人を観察する眼。

うちの高校生男子は反抗期がありませんでした。 思春期はあったし、まだ若干その最中かもしれないと感じるところもあります。ちょっとした葛藤を口にすることがあるからです。 この投稿をするにあたり、そういえば思春期っていつまでなの?と思ってググったら、『思春期は今や「10歳から24歳まで」』なんていう記事を見つけて若干ウンザリ気味の私です。 子どもから大人に変わる時期を指す『思春期』という言葉の定義が、変わりつつあるような気がします。 例えば、社会に出て働くようになったら大人だと

ミスをしたときの、リカバリーについて。

以前、システムの仕事をしていました。 その頃にコロナが発生していたら、どんな風だったろうとたまに考えます。なぜならば、日本の企業の多くは、まだまだ在宅ワークができるほどの体制を整えていないと思っているからです。 とはいえ、大企業からでも進めてもらえれば、このコロナ禍で何らかの効果があるのではないかと推測します。 セキュリティを完備したノートPCを一人一台に配布する。VPNなどのリモート体制を整える。さらに、社員それぞれが、リモート接続して情報を扱うというリテラシー教育を受け

風の音。風のせい。風が吹いたから。

風の街に住んでいます。 なんて言うと、ちょっと聞こえがいいですが、本当に私の住む場所は風の街だと思っています。 海に近いし、川も近いし、マンションも多いため、風の起こる条件が揃っているからです。 電車に乗って出かけて地元の駅に戻ってくると、風の吹き方が全然違うのがわかります。 反面、暴風になることも多いので、洗濯物を取り込む時は息もできないくらいの時がありますが、この風の街を、私はとても気に入っています。 風の音。風のせい。風が吹いたから。 この猛暑でも家の中を風が通り抜

未来のことを話すとき、いちばん君を近く感じるんだ。

ここ数日、自分のストレングス・ファインダーの結果を見直しています。 自分の『思考の癖』を知る上で、ストレングス・ファインダーの結果が大いに役立つからです。 自分のことは自分がいちばん知っている反面、客観視するにも限度があると感じることがあります。 そんな時、診断ツールが助けになると改めて痛感します。 自分を決めつけられるのが嫌で、敬遠していた時期もあるのですが。笑 自分の結果を見返していたら、そういえば去年、子供たちにもやらせたなと思い出しました。 私と息子の結果が、結構

変化させることの勇気。

コロナの影響で、多くの学校の行事予定も中止となっていますね。うちの子供たちの学校でも、体育祭や文化祭の中止が早々に伝えられました。 微妙なのは、11月の修学旅行。まだ検討中とのことですが、どうなることやら。子どもを修学旅行に行かせてあげたい気持ちだけでなく、その向こうの旅行会社のことを思うと、何だか複雑な気分です。 そんな中、大学の学園祭はまだ、中止に転ぶのかどうかはっきりしないらしく、娘はソワソワしているのです。 なぜならば、入っているサークルの発表のリーダーになってい

なぜいつも君は、このタイミングなのか。

息子の通う高校が、やっと登校できるようになって数週間。オンライン授業だけの日もあるけれど、登校できるというのはやはりありがたいことです。 大学は未だに通学できず、高額な費用を払っているのにも関わらず、通信教育にも満たない水準の授業が続いています。(愚痴入りました。) 高校の方は休校時、膨大な課題が出たようです。そして登校し始めてからも、なかなか大変な模様。1回分のテストが中止になったので、例年とは違うタイミングで、広い範囲の定期テストが行われるからだそうです。 まぁ、た

アナログな彼女の、IT革命。

大学生の娘のデスクに、ノートPCが置かれるようになってもうすぐ2週間になろうとしています。 大学生になったタイミングでもなく、休校になったタイミングでもなく、オンライン授業のようなものが始まったタイミングでもない、実に絶妙な時期にノートPCを購入したのです。 「オンライン授業のようなもの」というのは、スライドが送られてきてそれを見てレポートを書くという、それは授業ではないのでは?というものです。 何となく納得いかないのだけれど、とにかくレポートを書くことで単位が取れるとい

こんな春を過ごした私たちは、どんなものに距離を持とうとするのか。

明日?明後日? どうやら梅雨入りするらしい。 低気圧頭痛になりがちなのと、何より洗濯物の乾きがイマイチになるのが憂鬱です。 そいえば先日から、息子が通学を再開しました。 コロナ影響からの休校時は、オンライン授業で対応していただいていました。まだ完全に元通りの時間割ではないですが、ケースA、ケースBなどといった形で、都度対応してくださるようです。 進級してやっとまともに学校に行けるようになったわけですが、すでに夏服。季節をすっ飛ばしたような気持ちになりました。 こんな春を

ぐだぐだの時間を過ごした、今日のこと。

note毎日更新の記事ネタが、今日はまったく思いつかず。 そんな時の、「全く書けない状況」を綴るパターンにすることに決めて書き進めていきます。 そもそも何故こんなにネタが思い浮かばないかというと、息子のせいなのだ。 明日からいよいよ高校が始まる。今週は2日間で、来週からは毎日のようだ。今週の2日間は、いきなりの学力テストらしい。 前日だからこそヤル気がなくなったらしく、私の部屋にきて愚痴をたれる。私自身のお気に入りの定位置を奪いながら、あーだこーだと、愚痴をたれる。

夏の日から始まった、不安のこと。

今年の夏で、娘が二十歳を迎えます。すごいことです。 言い換えるならば、私が母親になって20年ということになります。 こんないい加減な私でも、母親としての役割を20年やってきたなんて。心から驚くべきことです。 そして、その手前。彼女にとって最後の10代を、このような「withコロナ」の状態を生きることになるなんて、思いもしなかったと改めて感じます。 緊急事態宣言が解除されましたが、「コロナと共に生きる」といったスタンスで生活することには変わらないでしょう。 継続した不安

言葉の並べ方。その人を見る。

私は誰かの文章から、その人がどんな人かを見ることが好きです。 好きというよりも、文章に触れた途端に、その人を知ろうとし始めてしまうところがあります。 私はそれを、「文章をトレースする」とか「言葉をトレースする」と呼んでいます。 この、トレースする思考は、ニュース媒体であったり商用の文章からは発動しません。 どちらかと言えば、校正される前の生まれたての文章にいちばん反応します。 言葉の並べ方。その人を見る。夕飯を食べ終えた後、息子が私の部屋に来ました。教科である「政治経済

顔立ちの変わらない君への、くだらない思い。

緊急事態宣言が、全面解除されるようですね。 不安は消えませんが、一つのステップとして受け入れようとしている自分を感じています。 今後、さまさまな面で、いろいろな人がいろいろな事柄をジャッジし始めるような気がしています。 もちろん、私自身も、世の中の動きを知りつつ判断していくのでしょう。 日課になっている娘との散歩。 毎日、いろいろな事柄をシェアしています。もしかしたら6月中にでも、この散歩の会は解散になるのがかもしれません。 顔立ちの変わらない君への、くだらない思い。