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心を育む声がけ 〜孤独になる前に〜

こんにちは、ウェルビーングを暮らしに繋げるライフコンセプトデザイナーYUKARIです。

先日ニュースから聞こえてきた『理由は孤独だった』と言う言葉が
気になったので、今日は先日あったエピソードについて書きます。

人それぞれの深さは違えど『孤独』を感じた事は
誰しもある経験ではないでしょうか?
学校で、家庭内で、仕事で、子育てで、社会で。。

孤独だけでは片付けられない理由。

今朝のニュースで東大受験生が狙われた事件で
17歳の子が捕まった件。
理由はテストの結果が悪く東大に入れないとわかったからと。

学校は孤独。と言う事で処理をして発表をしていましたが、
私には何故か、孤独と言う名の責任転換の様に聞こえて
なりませんでした。

もし、彼が行動に至った理由が本当なら、
彼の問題は孤独の前に、
正解や良い結果のみを良しとする
こちこちのマインドセット。

このコチコチマインドは社会、親、先生、
からの声がけで簡単に形成する事ができます。

例えば、普段私たちが何気なく発する、
偉いね〜!頭がいいね〜!優秀だね〜!が
それにあたります。

これを聞いてはっとされた方は
多いのではないでしょうか。


育むべきは自己効力感!

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子供は生まれてながらにして
なんでも挑戦したくなる
探究心や自己効力感をもって生まれてきます。

赤ちゃんや幼い子は、
失敗しても何度でも出来るまで
挑戦しようとしますよね。

それがいつの間にか、
親、学校、社会での声がけで
周りの期待を必要以上に背負ったり、
本当は実在しないもう一人の自分を作り上げてしまう事があります。

テストで良い点をとると、
優秀だね!偉いね!と才能を褒められまくる。
優秀な高校や大学へ行くと、
賢いのね〜、凄い、など抽象的なことばで
才能を褒められる。

これでどんなメッセージが伝えられているかと言うと、

テストで満点取れない自分は優秀でない、偉くない。
優秀な高校や大学へ行けない自分には才能はなく生きてる価値がない。
というメッセージを浴び続けてしまいます。

そして結果ばかりを重視して、
心を育ててあげる教育を受けてなかった結末の様な気がします。

長い間ずっとストイックに毎日が他人との競争の人生だったのではないかと。
勝手に想像してしまいました。

プロセスを見る教育。

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見せかけの比較型自己肯定感は幸せを遠ざけます。
それよりもありのままを受け入れる、
自分は自分のままで十分価値があるという
受容型の自己肯定感が大切です。
そして自己肯定感以上に子供の自己効力感を育む事が
幸せな人生を送る為にとても大切なんです。

どうぞ、お子さんが良い成績をとった時は、
そう至ったプロセスを褒めてあげて下さい。
どんな風に行動をとったからそんな良い事があったのか
聞いてあげてください。
結果ではなく行動や努力を褒めてあげてください。

良い成績でなくても、
他人とではなく、前の自分と
1%でも頑張った事に、出来た事をみて
諦めずに説いた事を褒めてあげて下さい。

なんなら、分からずに回答が白紙でも
名前が書けてるだけでも褒めてあげて下さい。
分からないのに良くテストの時間を耐えたねとでも
言っても誰もそんはしないと私は思うのです。

そんなプロセスを見てくれたら、
ありのままの自分を受け入れてくれる優しさに
愛のタンクが満たされ、

行動が変わり、次回は前より成果が出たりするかもしれません。

人生は失敗しながら、チャレンジするから
自己の成長がある事。

ほんの少しのプロセスを見つめる声がけで
しなやかなマインドが育ち、
生きる上で大切なレジリエンスを育む事が出来ます。

Enrich Your Life

YUKARI

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