いいところみつけの導入に1番最適!
1. いいところみつけしたことあるけど…
“いいところみつけ”学級で行ったことありますか?
ほとんどの人が「したことあるよ!」と返事が返ってきそうですね。
そしてもちろんやるからには少しずつ“互いを認め合い心温かい学級”ができていくと思うのですが、ただなかにはやってみたものの他の先生よりもなんかしっくりきてない、うまくいってない気がする…と思った経験がある人もいるかもしれません。
気付けば私もさまざまないいところみつけを今までに投稿してきましたが、導入は非常に大切にしていまして、今回紹介するやり方が1番導入には適していると思います。
じゃあ早く紹介しておけよ~!という突っ込みも聞こえてきそうですが、ちょっと説明が難しそうだということで投稿を敬遠してました、ごめんなさい笑。
今回は頑張って投稿しますので、参考にできそうな先生はぜひとも参考にしてくださいね😊
☟いいところみつけ過去投稿☟
2. くわしいやり方説明
いいところみつけを学級ではじめておこなう時の導入はたいてい
「みんな自分のいいところ言える?」
という問いかけから始めます。
ただ子どもたちはきっといろんな反応を見せると思いますが、基本的には自信がなさそうな子が多いことが多いです。特に学年が上がるほど手はあがりにくくなると思います。
その後、1枚の紙を配ります。
【シート説明】
1番上は本人の名前
真ん中はよいところの視点が載っている
4つの吹き出し(4人分書けることを意味する)
【やり方説明】
① 1番上に名前を書く
② この用紙を隣の席の子と交換する
③ 隣の席の子は1番上に名前が書かれている子の良いところを1番下の欄に書く
④ そして自分が書いたところを折り曲げて見えないようにする
⑤ 今度は前後で紙を交換します。
⑥ 同じように1番上に書かれている子のよいところを書きます。
※えんぴつが止まっているようだったら視点を与えているのでそこからヒントをもらう。
⑦ そしてまた書いたところをおりまげます。
⑧ さきほどと同じようにまた隣の人と交換したり、列同士で交換したりしていきます。
⑨ そして1番上に名前が書かれた人のよいところを書いて更におりまげます。
⑩ あとはまた同じように交換してもう1人も書きます。
最終的にこのように紙がなっているはずです
⑪ 4人目に書いた人が1番上に名前が書いている人に紙を渡して終了です。
⑫ 各自、自分のよさを4人の友だちが書いてくれているのでそれを読みます。
⑬ 最後に裏面に感想を書いて終わりです。
やり方はわかりましたか?
終わった時には紙をすぐにめくり4人の友だちがなんと書いてくれているかを必死になって見ています。自分にいいところなんてないと最初言っていた子もとてもうれしそうです✨
子どもたちから「またやりたい!」とリクエストがよくあるので、次は交換する順番をかえて行います。「よいところ視点」も与えていると、えんぴつが止まるということもないのでそこもおすすめの1つです😊
3. 資料配布
ほっこりした時間をお過ごしくださいね😊
いいところみつけ第4弾?5弾?となりました。
今回のこの「いいところみつけ」が1番導入として取り入れた回数が多いです。なのに1番投稿が遅くてごめんなさい😅
説明伝わるかな?と心配だったので…。
伝わったでしょうか?
自分のいいところは言いにくても友だちのいいところはすらすらと言える子もいます。でもなかには友だちの良さですがなかなか見つけきれない子もいます。
ただこのやり方であれば『よいところの視点』が書かれているので、その中から選んだり、思い出したりして書くことができます。この時に大事にしてほしいのは書く欄が小さいんですけど、その中にたくさん書こうとする子の存在です。その後いいとこ見つけをする時に、すごく良い手本となる子なのでその子をぜひとも褒めてあげてください
今回はこのシート(低学年用・高学年用)そして裏面に印刷できるように感想(低学年用・高学年用)をnoteに入れておくので、必要な先生方はダウンロードしておつかいください。
1学期のちょっとしたお楽しみとして行ってもいいですね✨
そして2学期の本格的なよいところ見つけにつなげてもいいと思います♪
どこかで誰かのお役に立てたらいいです😊
【資料提供に関する注意点】
✅ 必ずパソコンから開いて下さい。(携帯からだと崩れて出てきます。)
✅ そのままダウンロードすればExcelとして使うことができます。
※日本学校GWT研究会のなかの「いいとこ み~つけた」をアレンジさせてもらっています。
子どもたちと更によい学級をつくっていってくださいね~♪