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既卒で中途採用 就職活動でやったことまとめ

大学4年生の春、私は就職活動をやめました。

詳しい経緯は省きますが、就活が進めば進むほど「今の自分は企業に入社したいわけじゃないのかも」と思ってきて、結局本当に就活をやめてしまいました。

そして、大学卒業後は2年間、JICA海外協力隊という制度を利用して開発途上国で環境教育をすることに決めました。


・・・が、コロナの影響で日本に帰国し、再び就活をすることに。

そのときは「早く働いて、自分に必要なスキルをつけたい」と思ったので、日本で正社員として働いた経験ゼロの既卒(第二新卒)という状態で中途採用を狙うことにしました。


幸い良い会社に出会え、内定もいただくことができたので、その際にやったことをまとめようと思います。

やったことといっても、基本的に①転職エージェントを補助的に利用 ②転職サイトに登録  の2つだけです。


①転職エージェントを補助的に利用

まずはエージェントを利用した転職活動を行うしました。

ちなみに利用したのはリクナビエージェントです。

「リクナビエージェントは担当者に当たりはずれがある」みたいな口コミもあるようですが、私の場合、担当者の人に特に不満はなかったです。


転職エージェントを利用した目的は​

①担当者に話を聞いてもらいながら、自己分析をする

②現在の就職市場の状況を知る 

③転職エージェントを利用した転職活動を行う

の3つです。


特に、①と②は転職エージェントを利用する最大のメリットだと思います。

転職エージェントに登録したら必ず、最初に電話がかかってくると思います。

そのときに「どのような就職がしたいか」「どのような業界・職種がいいか」「何を重視しているのか」ということを深く聞かれます。

この「他人に話しながら自己分析する」ことは、自分だけで自己分析を進めるよりも、仕事に対する価値観などが頭の中で整理されて良いと思いました。

また、今の就職市場の状況(既卒・第二新卒が1社内定を取るためには、大体何社に履歴書を送ればよいか)を転職エージェントの人に聞くことで、就活のスケジュールとか、自分の立ち位置とか、応募する数の目安とかが分かって良かったです。

③エージェントを利用した転職活動を行う は、個人的にはほどほどで良いと思います。

転職エージェントの人には悪いですが、エージェント経由で内定やおすすめ求人をもらったとしても、興味がない会社であればきっぱりと断った方が良いと思います。

そうしないと、あまり興味のない会社の説明会に参加する・ひたすら履歴書を出す・もやもやしたまま選考に進む ということになり、時間がもったいないし就活に疲れてしまいます・・・。


②定番の転職サイトに登録

「定番の転職サイト」というのは、「リクナビNEXT」「doda」「マイナビ転職」という誰しも1度は聞いたことがある大手転職サイトでです。

求人の量が多く、第二新卒・既卒・未経験でも応募できる求人が幅広い業種・職種であります。

さらに、いわゆるブラック企業の雰囲気漂う求人が少ない=質が高い感じがしました。


ちなみに、既卒・第二新卒だとしても、第二新卒や既卒用の転職サイトはあまり利用しなくてもいいかなと思いました。

現実として、企業は既卒や第二新卒よりも新卒を欲しがっていると感じます。そのせいか、既卒・第二新卒向けのサイトはいわゆる派遣社員やSESなどの求人、正社員でも給料が低めの求人が多いです。

そして採用スピードが異常なまでに早いです(WEB面接1回で内定が出るなど)。何かある気がして不安になります。

「正社員じゃなくてもいい!」「給料が低くてもいい!」「とにかく内定が欲しい!」という人には良いかもしれませんが、「正社員として長期的にキャリアを積みたい」「自分に見合った給料が欲しい」という人には既卒・第二新卒向けの転職サイトはおすすめできない気がしました。


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こうして、最終的に私は大手転職サイト経由で応募した求人に内定をいただき、入社を決めました。

第二新卒・既卒だとしても、特殊なエージェントや転職サイトを使う必要は無いかな?と思います。

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