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そのとき初めて訪れた中古ゲームショップに、私はいた。ゲームショップといっても現行ハードやソフトはほとんどない、いわゆるレトロゲームの類ばかりが目に付く、個人経営の小さなお店。古本のついでにゲームソフトも買い取っているみたいな、この中だけ80年代から90年代で時が止まっているかのような、といえば、なんとなく雰囲気だけでも伝わるだろうか。 昔……20年から15年ほど前はこういったたたずまいの店もそこそこ点在していたように思う。たまの休日にはそんな古めかしい中古ショップをめぐる
週のはじまり月曜日。先週に引き続いて、今週もまたゲーム関連のタグでクラッカーをもらった(画像は残さなかったが)。記事はこちら。特にスキを集めた記事です、って、いやいやちょっと待ちたまえよ、いただいた分はもちろんハッピー極まりないけれども、数自体は10そこそこだぜ。それでクラッカーがもらえるのが書いた側としては不思議でならないのだけど……。 ありがたいことにここ最近はフォローくださる人の数も増えている。そのへんは主にnote大学のおかげだ。こちらも休日だったりちょっとした
もうそろそろずいぶん昔と言っていい時代にヒットした名作ゲームが、switchにどんどこ流れ込んできている。たまたま見たこのあいだのダイレクトでテンション上がった人は私だけではなかろう、と思う。 小学生の頃に夢中になって遊んでいたゲームを、現行機で新しい知恵と視点をもって遊び直せる、昔は気付かなかったシナリオの深みや小ネタに気付ける、というのはなんと素晴らしいことか。トン・ブラのライブを見ながら酒が飲めるなどと、昔は想像さえしていなかった。いやまあ、motherに関しては
さて2020年12月にシリーズ30周年にともなって発売された『Sa・Gaコレクション』。ゲームボーイで発売された『Sa・Ga』3作品をほぼ当時のまま収録した、Sa・Gaを遊びつくせる一本である。 特に第一作『魔界塔士Sa・Ga』はゲームボーイ初のRPGであると同時にスクウェア初のミリオンセラー作でもあり、後々まで続くSa・Gaシリーズすべての原点となる作品……とまあ、これだけでも充分に作品のすばらしさを説くことができるのだが……。 この『魔界塔士Sa・Ga』には、あ
前回の記事からちまちま再開していた『サガ2 秘宝伝説』を、今日ようやくクリアした。文章書いている間まったく触れてなかったので、だいたい3カ月くらいかけてのクリアとなる。GBのソフト一本分なのに。 『魔界塔士』はワンダースワンで、『時空の覇者』は当時実機でプレイしていたが、『秘宝伝説』はサガコレで触るのが初。一言でわかりやすく言ってしまえば実に面白かった。前作では粗さの目立っていたシステムがきちんと改善され、その後のシリーズへとつながる基礎の部分がここで出来上がっているのはま
さて前回の記事にさらに引き続いて『サガ3 時空の覇者』をクリアした。今になって見ると前二作やのちのロマサガなどとはまるで異なるシステムの、言ってしまえばフツーのRPGなのだけど、私にとってはリアルタイムでの初プレイ『サガ』はこいつだ。ので、その当時は世間の評価が微妙と言われてもあまりピンとこなかった。確かに『らしさ』はあまりないけど、スタンダードなRPGとしてちゃんと面白いもん。 既プレイなので新鮮な感動はそれほどないものの、今では攻略サイトなんかが充実しているおかげで
このあいだ、『初音ミクのロジックペイントS』を購入した。 ゲーム自体はイラストロジック、いわゆる『ピクロス』というやつだ。 問題を解いて⭐を集めながら楽曲やイラストをアンロックして遊ぶ、各ボーカロイドの魅力がつまった一本になっている。 で、楽曲聞くモードにて収録されている全18曲を順になんとなく聞き流していた。その中で気になったのが『だんだん好きになってゆく』って曲。 数ある曲の中のひとつに過ぎず、何ならリフレインの使い過ぎは単調になりはしないかなあ、なーんて生
以前、ボタンの利きが悪くなったからとRボタンに小細工をしたjoy-conのR。ここ最近また入力しづらくなってきていたので、今日は再びカバーを開けて更なる小細工を試してみようと思っていた。 とりあえず中を見たところ、応急処置で貼ってあったセロハンテープの位置がずれ、ボタン下のタクトスイッチがちゃんと押せなくなっていたようだった。 幅にして1mm程度のセロハンテープである。度重なる押下でそりゃずれてしまうことだろう。だもんで、新たにセロハンテープを貼るのはやめて、スイッチ
なんか……スクショと動画ファイルがちょいちょい破損しとる……。 と、いう事に気がついたのが今週の頭。switchの撮影ボタンを使ってプレイ中のゲーム画面を撮影したスクリーンショットと動画の一部が、何故か見られなくなっていた。サムネイルではなく『?』と表示される動画静止画、中には『サムネイルは表示されるが画像そのものは表示できない』とか『途中まで動画が再生されるが数秒して見られなくなる』なんてものまで。とりあえずその日は見られなくなったデータをひと通り削除して、SDカード
前回 推したいゲームの記事としてこんなのを書いた。 800円のゲームを約110時間。実際に遊び倒したのは去年の話で、最後に画像を保存した日時を確認したところ去年の7月だった。全キャラ全ダンジョンをクリアしてひとまずは完走ということにして、しばらく触ってなかったのだけど。 記事を書いていたら、遊びたい熱が湧いてくる。そりゃもうむくむくと。 そんなわけで、バグった100Fの画像しか撮っていなかった予言者を再び使い、ちゃんとした(アップデート後の)最終フロアを目指すこと
そうだ、アイテム作ろう。 王道ローグライクにアイテムクラフトの要素をプラス、3DSで配信された前作にさらに新キャラ・新アイテム・新ダンジョンを加えて遊びやすさとボリュームがアップしたのが『アルケミックダンジョンズDX』である。 馴染みがない方のためにローグライクというジャンルについて説明しておくと、挑戦するたびに形が変わるダンジョン、配置が変わり、使ってみるまで具体名が明かされない未識別アイテム、やり直すたびに1に戻るレベル……など、本家『ローグ』のシステムを踏襲しつ
王国の存亡はプレイヤーの双肩にかかっている! ……ということで、先日PS4/Switchでも配信開始されたアクションゲーム『Aggelos』を、ここのところひたすら遊んでいた。ファンタジーの世界観とレベルや装備の成長要素を加えた王道アクションだ。あまり過去ばかり礼賛するのもよくないなと分かりつつも、このソフトについては『古き良き』という枕詞がぴたりとはまる。 グラフィックもサウンドも、その時代をゲームとともに生きていた人としてはどれをとっても90年代を思い出さずにいら
その選択に心はあるか。 先月発売された『ボイド・テラリウム』というゲームをプレイした。ストーリーやシステムなどの詳細は公式サイトで見られる。 有毒菌類に侵され文明が滅びた地球に、ただひとり生き残っていた少女。 プレイヤーは偶然に目覚めた一体のロボットとなって、弱った少女の世話をし、生存に適した住環境を整えていく、という内容だ。 ゲームとして特徴的な部分はいくつか挙げられるが、私はシステム面以上に、ゲーム内における『キャラクターの少なさ』に注目したい。 過去の文