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サガ2のはなし

 前回の記事からちまちま再開していた『サガ2 秘宝伝説』を、今日ようやくクリアした。文章書いている間まったく触れてなかったので、だいたい3カ月くらいかけてのクリアとなる。GBのソフト一本分なのに。
『魔界塔士』はワンダースワンで、『時空の覇者』は当時実機でプレイしていたが、『秘宝伝説』はサガコレで触るのが初。一言でわかりやすく言ってしまえば実に面白かった。前作では粗さの目立っていたシステムがきちんと改善され、その後のシリーズへとつながる基礎の部分がここで出来上がっているのはまさしくサガの正当進化といっていい。改めて『魔界塔士』から『秘宝伝説』への流れをみると、『時空の覇者』がイロモノ扱いされるのも頷けてしまう。

 イベントやマップ数、モンスターの種類が格段に増えつつセリフの雑さとノリの軽さはそのままサガ、というか当時のスクウェアのゲーム、という感じで、場面としてはシリアスなはずなのにセリフのせいでやけにコミカルになってる部分も多い。

しゅやく「いろんなことが いっぺんにおきすぎて なにがなんだか…」

オレもだ!

しゅやく「でも とにかく むしょうに はらがたってきたぞ」

オレもだ!!

 1イベントで中盤の伏線をムリヤリ回収していく様は当時の容量の少なさならでは。まあでも、カッコいいキャラが神妙な顔して思わせぶりに喋るよりは空気が重くならなくていいのかも。

 次は時空の覇者やるぞー

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