見出し画像

やりたいことは、意味がないと思っていることにあるかも。

好きなことについての進展

引き続きやりたいことが見つからない件で悩んでいますが、やりたいこと一歩手前の「好きなこと」について思い当たるものが出てきました。

もしかしたらこの一ヶ月間が、いままで悩んできた中で一番の進展があったかもしれません。

一ヶ月前のこの記事の状態からの進展です。


いままで無意識に我慢していたことだった?

それは、これまでの日常生活の中で無意識に優先度を下げていたことでした。普段ぼんやり頭に思い浮かんでも「時間を使ってしまうから今はやめておこう」と考え、結果的にやらないままで終わるのが多いことでした。

その人にとって常にやらずにはいられない種類のものが好きなことかと思っていましたが、案外避けているものの中にもあるんですね……。

私にとっては「疑問を感じた物事について調べること」がそれでした。


好きなのに、なぜ優先度を下げていたのか?

自分にとって「意味がない」と判断していたのだと思います。

そもそもずっと「やりたいことを見つけなければ」と思っているのは、将来的になんらかの結果を出したいという気持ちがあるからです。結果を出すための努力、成長の努力に時間を使うべきで、関係ないことなんてしている余裕がありません。

私が出したい結果は「何かをデザインしたり作る仕事を受けられるようになること」です。

そのために必要なのはとにかくアウトプットをすることであり、「なぜ人間は10進数を使っているのか」とか「夢の構造はどうなっているのか」を調べるだなんて時間をムダにする行為として後回しにしていました。だってどう考えてもデザイン業務に役に立ちません。

でも本当は、こういったことを調べるのが自分にとっての楽しいことだったらしいです。試しに休みの日にまとめて時間を取ってみたら、非常に充実感がありました。


「ワクワク」を避けていたから気づけなかった

ここ数年「やらなきゃ」を中心に生活をしていた気がします。自分が「これは好きかも、これなら興味が持てるかも」と思ってやってみたことも、結局は自分自身に「やらなきゃ」を作っていただけでした。

好きなことを「そのときワクワクすること」とするして、ずっとワクワクするための時間を削りながら好きなことを探していたみたいです。自分で自分を殺しているとしか言いようがない。

ちなみに、デザイン制作は冒頭記事の自分のワクワクする瞬間リストには上がらなかったこともあり、Will(やりたいこと)ではなくCan(できること)なんだなぁと思い始めています。


我慢に気づくには、その原因からの解放が必要。

好きなことを避けているときはそのことにすら気づいてないので、まずは自分がそれを我慢していることに気づかなければいけませんでした

私の場合はずっと時間の浪費をしないように努力していたのですが、突如空白の時間が生まれたことが間接的な要因となり、自分の知らずしらずの我慢に気づくことができました。

具体的にいうと、コロナによって結婚式が延期になったことです。それまでほとんどのプライベート時間を費やしていた結婚式準備が停止となり、目の前から一時的にタスクが消えました。

その後2週間くらい、一切の「やらなきゃ」を捨ててYouTubeを見ながらゴロゴロしてみたら、自分の興味が意外とデザイン領域の外側にも広がっていたことを思い出しました。(それまでは時間がもったいなくて、YouTubeを2時間も3時間も見たことはなかった)

こんな世の中にでもならなければ、気づけなかったかもしれません……。

好きなことに気づけたあとにどうするか

いままで結果にも成長にも繋がらないと思って好きなことを無視して来ましたが、これからは優先度を上げていく予定です。

そして調べることが好き=知的好奇心が強いという長所として認識し、長所を活かす形で結果を出す方法がないか考えてみようと思います。完全にいままでと逆のことをやろうとしています。

自分にとってはチャレンジですが、これによって少しでも道が拓けたらいいなぁと思います。いままで抑え込んでいたぶんを取り戻したいです。

スキやシェアで背中を押してもらえると、アウトプットを続ける元気になります!