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コロナと、生きる。非日常と、変わらない日常の記録

「Week 10」まで続けていた、「コロナと、生きる。」シリーズ。


リスペクトしているある方から、このシリーズに対するお誉めの言葉をいただき、

自分の中だけに閉まってあった「Week 10」以降の写真と言葉の一部を公開することにしました。


“写ルンです”で1日1枚写真を撮るとともに
COVID-19によって、何が変わるのか、何が変わらないのか、記録していく。


コロナと、生きる。EXTRA EDITION


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6月11日。本日、関東で梅雨入りが宣言された。梅雨入り直前、朝の青空。3月30日以来の対面インタビューをやることができた。


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6月12日。東京アラートが解除されて、休業要請の緩和は「ステップ3」へ移行。都知事いわく「自粛から自衛」とのこと。経済を動かすために、医療崩壊しない範囲の中で社会を再度動かすことへとステップが進んでいく。


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6月15日。今夏初めて蚊に噛まれた。保育園の子どもたちがまた公園で遊ぶようになった。


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6月16日。自分の人生に責任を持てるのは自分だけ。私のすべてを知る人は、この世で私しかいない。

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6月17日。都立校は6月1日から学校が再開し、今週から部活も再開、分散登校ではなく通常登校になったところも多いようだ。もちろん、全員マスクを着けている。なんとなく違和感なく受け入れてるけれど、街中の全員がマスクをしているのは、異様な光景だ。


6月18日。本日の政府の発表により、全都道府県の行き来がOKとなった。


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6月19日。梅雨に入ってからも晴れ間が多いけれど、今日は一日中雨。緊急事態宣言中は閉まっていた、免許更新へ行く。前の免許の写真は人様に見せられるもんじゃなかったので、ようやく人様に見せられる免許証ができた。というか、運転は一回もしたことないので、ただの身分証明書なのだけど。


6月20日。WHOの発表によると、アメリカ、南アジア、中東で急速な感染拡大が起きているとのこと。パスポートさえあれば海外を自由に行き来できる日は、いつ戻ってくるのだろう。


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6月22日。雨。鳩の整列。


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6月23日。久しぶりに友人を誘って夜ご飯。コロナ禍で、女性の働き方について悩みたくさん本を読んでいると言う彼女。今の社会で働ける知識と感情と経験を持っているということと、働ける環境であるかどうかは、また別の根深い問題である。でも、とにかく進むしかない。これまでの時代の人たちが戦ってくれたように、次の世代のためにも戦い続けよう。


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6月24日。都内では新たに55人の感染者が確認された。「職場クラスター」が大々的に発表される。出社制度へと戻した会社もあるが、リモート勤務推奨の風潮が強まるか。


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6月26日。上手く話せないことだらけだね。愛や感謝の言葉よりも、愚痴や悪口のほうがはるかにリズムよく口先だけで奏でやすいもの。


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6月25日。雑草の中にも美しい花が咲く。


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6月29日。先週・今週と、人と外で飲む回数が増えた。話のテンポが合う人と合わない人。前は合ってたのにいつからか合わなくなる人。何年もテンポが合い続ける人は奇跡の存在だ。


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6月30日。6月最後の日。バンドの解散、アーティスト/タレントの大手事務所からの退所、会社員の退職の報せが、妙に多い。コロナ禍で自分の生き方を見直して新たな決断をした人も多いのだろう。


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7月1日。ついに給付金が入った!今日からレジのビニール袋が有料に。中国が香港国家安全維持法を施行。

7月3日。最近謎のニキビがぽこぽこ出てきやがる。予想するに、今週先週と友人知人との外食が急に増えて、ときに二日酔いになるくらい飲んでるせいで、急なアタックに臓器たちがビックリしてる。ここ数日サボってた運動もちゃんと気持ち入れ直して、汗を流す。


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7月5日。東京都知事選挙。「期日前投票の制度があるのになぜわざわざ当日に行くの?」という意見も見たけれど、投票に行くときに学校へ入れることも私の中で嬉しさと楽しみのひとつ。結果は、小池百合子の圧勝。投票率は前回より4.73ポイント下がって55%。選挙のたびに「フィルターバブル」「エコチェンバー」という言葉を思い出す。自分がいる村だけでなく、国を、世界を、知ろう。


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7月6日。やれることは今やろう。いつそれがどんな理由でやれなくなるかわからないから。それを重みをもって教えてくれるコロナ期間。「人生はお前が観た映画とは違う、もっと困難なものだ!」

7月7日。七夕。健康診断。健康は当たり前じゃないし永遠にあるものでもないということを、つい日常の中では忘れてしまう。夜は大好きな先輩方とご飯。楽しい人たちと楽しいお酒が飲めるように、というのは私の人生を頑張るモチベーションのひとつ。

7月8日。知らないものを表面だけなぞって知った気になって、否定するような大人にはならないように生きていきたい。


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7月10日。感染者数が増えていて、また人を夜ご飯に誘うのは避けるべきな雰囲気が出てきた。悲しい。飲みにいこう〜って昔みたいに気軽に言いたい。

7月11日。現場でインタビュー&撮影仕事。オンラインでもできることは多いけれど、現場で時間を共有するからこそ生まれる雑談や出会いがここ数ヶ月は欠けていたなあと改めて思う。楽しかったし、最近使ってなかったエネルギーを使った時間だった。

7月12日。感染者数が増えていて特に東京都から他県に行くのは控えたほうがいい中で、GoToトラベルキャンペーンが始まるということに批判が起きている。


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これにて、

「“写ルンです”で1日1枚写真を撮るとともに
COVID-19によって、何が変わるのか、何が変わらないのか、記録していく」というコンセプトでやっていた「コロナと、生きる。」シリーズは一旦終了。

また違った形で、写真+文章のシリーズをやろうと思案中です。

See you soon.....


「コロナと、生きる。」第1章 :
https://note.com/yukakoy/n/n099c3314669b

Text & Photo:矢島由佳子
https://twitter.com/yukako210
https://www.instagram.com/yukakoyajima_works/


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