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アラフィフ主婦の映画ガイド

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わたしが観た映画の中から、良くも悪くも印象深かったものを記事にしています。
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#映画鑑賞

映画「モービウス」のジャレッド・レトの役作りに度肝を抜かれた件

また、中2息子のお供で、マーベル作品を観てきた。 今度は「モービウス」。 血液の病に苦しむ…

ウィル・スミス、アカデミー辞めるってよ。前代未聞のアカデミー賞について思うこと。

とんでもなく話題になってしまった、アカデミー賞授賞式でのウィル・スミス。 プレゼンターで…

絶対に劇場で観てほしい。アカデミー作品賞「コーダ あいのうた」を観て、胸がいっぱ…

やっぱ、劇場で観てよかった。最高の気分だ。 アカデミー賞でも作品賞を受賞した「コーダ あ…

アカデミー賞候補「チック・チック・ブーン!」を、偉大な人の伝記と知らずに観て大失…

ここのとこ、アカデミー賞候補の作品を観ているが、けっこう失敗が多い。 今日、やっちまった…

監視社会とか、マスコミの原理とか。映画「トゥルーマン・ショー」で見せつけられる人…

「はじめてのおつかい」 という番組をご存じだろうか? 幼い子が、ひとりでお使いをするミッ…

鑑賞2回目で気づく「パラサイト 半地下の家族」のツッコミどころ満載のコメディ感

割としょうもない理由で、賞を総ナメにした韓国映画「パラサイト」をもう一回鑑賞した。 最近…

国は憎みあっても、人の心はつながる。 「スウィング・キッズ」に見せつけられた”カルチャーは国境を軽々と越える”という事実。

イデオロギーなんか、クソ食らえ。ファック・イデオロギーだ。 国は憎みあっても、人の心はつながる。 踊りは国境を越える。 思想、ジャッジ、イデオロギー。 人が何かを信じること、信念を持つことは大事だが、 それを政治利用されると人が分断される。 そんなものなんか、なければいいのに。 ただ、幸せに生きられればいいだけなのに。 と願わずにはいられない作品に出会った。 それが「スウィング・キッズ」。 公開当時気になっていたのだが見逃して、ネットフリックスで鑑賞。 予告編はこち

長男の苦悩と嫉妬。映画「ゆれる」の香川照之に、とんでもなく圧倒的な演技を見せられ…

身内というのは、厄介な存在だ。 血のつながりがあるだけで家族となり、ずっと一緒にいるだけ…

凹んだ日には、生命力に溢れた映画「グレイテスト・ショーマン」にパワーをもらう

最も崇高な芸術は 「人を幸せにすること」だ。 (C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporat…

是枝裕和監督の「万引き家族」が、重いテーマながらも普遍的な物語として受け入れられ…

人は「個人の物語」に飢えている。 抽象化された社会問題より、 「ある個人の物語」にこそ共…

映画が始まった瞬間に、うちがパリになる。フランスの大女優×日本人監督の繊細さが織…

とにかく、どこを切り取っても絵になる映画だ。 大女優カトリーヌ・ドヌーヴと、実力派ジュリ…

常識を疑え。映画「グリーンブック」に思う、当たり前に貼られた”差別”のレッテルに…

わたしたち日本人にはふだん実感として感じにくい ふつうに、当たり前に、そこにある「人種差…

映画「トゥルー・ノース」が問う、どう生きるか?ということについて考えてみた

政治の話はしません。そのかわり「物語」を話します。 アメリカのトーク番組、「TED」の舞台…

映画「ひとよ」で感じる母の覚悟とカタルシス。

「正しいこと」を言う人が嫌いだ。 たとえば、「人殺しは良くない。」 そんなことは聞かなくてもわかっている。 ただしこの映画「ひとよ」のような状況だったら、果たして「人殺しは良くない」だけで片付けられるのだろうか? (C)2019「ひとよ」製作委員会 ※このレビューは本作のストーリーそのものには触れていませんが、劇中のシーンやセリフに触れている部分があります。 飲んだくれて暴れる酒乱の夫。 毎日毎日繰り返される子供たちへの壮絶な暴力。 そしてある日、 子どもたちを守