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アラフィフ主婦の映画ガイド

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わたしが観た映画の中から、良くも悪くも印象深かったものを記事にしています。
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記事一覧

あたりまえの日常の裏にある”闇”を描いた映画「ラストマイル」。「アンナチュラル」…

観た後に、自分の見ている世界が少し違って見えるような映画が好きだ。 「ラストマイル」はま…

「母親が甘やかすから」という言葉は、一度母親をやってみてから言ってほしいと思った…

ときどきうちの旦那は、わたしの地雷をサラリと踏む。 今日はNHKの朝ドラ「ちむどんどん」に…

【追悼】伝説の映画宣伝プロデューサー、叶井俊太郎氏によせて。ペンネーム「塩辛いか…

映画界の異端児、映画プロデューサーの叶井俊太郎氏が亡くなった。享年56歳だった。 叶井さん…

一途な想いと信念に応援せずにはいられない!韓国ドラマ「梨泰院クラス」にドはまりし…

今さらながら韓国ドラマ「梨泰院クラス」にドはまりした。 K-POPはハマったものの、韓国ドラ…

不器用でまっすぐに生きる情熱に圧倒される。映画「茜色に焼かれる」が凄すぎた件

圧倒された。 やっぱり最高だった。 「茜色に焼かれる」 ずっと見たいと思っていたのだけれど…

この世の「神」を感じる瞬間を、美しい映像に乗せて描く「すずめの戸締まり」に日本人…

年末、新海誠監督の「すずめの戸締まり」を息子と観てきた。 結論から言って、素晴らしかった…

すべての人がこの世に生まれた祝福を。映画「ベイビー・ブローカー」から感じる是枝監督からのメッセージ

これは絶対に劇場で観たい。 そう思っていた是枝裕和監督待望の新作「ベイビー・ブローカー」。 1.社会的弱者の視点を持てたからこそ身近に感じる「是枝監督の世界観」 子育てに追われて、映画はいつもアニメかゴジラ。自分の観たい映画を観る暇もなかった子育てしゃかりき時代、たまたま息子が塾の夏期講習に行っている間に「万引き家族」を観たのが、是枝監督にハマったきっかけ。 「誰も知らない」でカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いたころは、まだ自分が若くて社会的弱者や描かれるような市井の社

夏といえば恐竜。恐竜の全部乗せ映画「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」で30…

1.夏といえば恐竜。 なんとなく、「夏といえば恐竜」だ。 息子が幼少期から恐竜にハマった…

映画「トップガン」でトム・クルーズが着用し、爆発的にヒットしたファッションまとめ

あの名作「トップガン」の続編が30年以上経った今、公開された。 評判が良いから、となんとな…

不況を吹っ飛ばす爽快感「トップガン マーヴェリック」。トム・クルーズの凄さとハリ…

スクリーンに向かって「トムちん、最高!」と心の中で叫んでいた。 久々に、ド派手でカッコよ…

映画「モービウス」のジャレッド・レトの役作りに度肝を抜かれた件

また、中2息子のお供で、マーベル作品を観てきた。 今度は「モービウス」。 血液の病に苦しむ…

ウィル・スミス、アカデミー辞めるってよ。前代未聞のアカデミー賞について思うこと。

とんでもなく話題になってしまった、アカデミー賞授賞式でのウィル・スミス。 プレゼンターで…

絶対に劇場で観てほしい。アカデミー作品賞「コーダ あいのうた」を観て、胸がいっぱ…

やっぱ、劇場で観てよかった。最高の気分だ。 アカデミー賞でも作品賞を受賞した「コーダ あ…

アカデミー賞有力映画「パワー・オブ・ザ・ドッグ」が、わたしには響かなかった件

久々に「相性の悪い」映画を観てしまった。 アカデミー賞が騒いでいるからと言って、万人受けするわけではない。 月末にアカデミー賞の発表を控えてwowowに加入もしたので、ノミネート作品でも観ておこうかと、かなり有力候補だと言われる「パワー・オブ・ザ・ドッグ」をネットフリックスで観た。 本作はネットフリックス製作なので、劇場公開もあるようだが、すでにネットフリックスでも鑑賞できる。思い付きで観られる手軽さがありがたいが、逆にそれが観るハードルを下げてしまい、ちょっと失敗した