見出し画像

ブラジル人が大好きなギャンブル

サンパウロの愉快米です。日本でギャンブルと言えば「パチンコ」、海外でギャンブルと言えば「カジノ」を思い浮かべますが、ブラジルでギャンブルといえば・・・「ビンゴ」です。

▼目次
・ギャンブルとしての「ビンゴ」
・経営資金の大きな柱になる「ビンゴ」
・楽しみもほどほどに

ギャンブルとしての「ビンゴ」

ブラジルではその昔、立派なビンゴ施設があったようですが( 紙ではなく機械を使ったビンゴゲーム。) 私がブラジルに来た11年前には、すでにギャンブルとしてのビンゴ施設は、違法として閉鎖されていました。

現在も、大規模な「ビンゴ」経営のお店が沢山、隠れた場所に存在しているようです。また知り合いを集め個人の家で開催する「ビンゴ大会」もあり、特に中流階級の老後の楽しみになっていると聞きました。

経営資金の大きな柱になる「ビンゴ」

参加者の多くは学校の生徒とその家族、教会の信者とその家族ですが、学校や教会の資金調達手段として「ビンゴ」大会は重要な役割を担っています。各地から大勢の人が集まる、毎年恒例「フェスタジュニーナ祭」でもビンゴ大会は目玉のひとつであり、学校や教会が特に力を注ぐ年間行事のひとつです。

また日系移民の県人会や各日本人会館でも、定期的にビンゴ大会を開催しているところがあります。これには日系人団体の「経費確保」と同士が集まり共に楽しむ「社交場の提供」という2つの目的がありますが、コミュニティの存続を願って参加する人も多いのではないでしょうか。

楽しみもほどほどに

年間行事をはじめ、様々なイベントで開催される「ビンゴ」はブラジル人に大人気の娯楽。ここで行われるのはもちろん紙のビンゴで、値段は1枚3レアルから高いもので10レアルと、景品によって様々です。

楽しみとしての「ビンゴ」もたまにはいいですが、途中で止められななくなるほど大盛況する会場。簡単な景品に始まり、最後は自転車や洗濯機、2000レアルの現金まで当たる「ビンゴ」はみんなが熱狂する一大イベントです。単なる紙のゲームといえどギャンブルと同じ、はまりすぎには注意しましょう。


思い切って飛び出した海外で、人生が変わりました。旦那は日系ブラジル人。家族で南米の旅に挑戦中です。海外に出たい、ブラジルに興味がある、人生を変えるきっかけがほしい等、気軽にご相談ください。

フォロー、好きは励みになりますので、宜しければお願い致します!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?