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ブラジルに来て長年の便秘から解放された話*1

サンパウロの愉快米です。旅行に行ったり、環境が変わったりすると、便秘になりやすくなりますよね。

私は子供の頃から便秘で苦しんで来たのですが、有難いことにブラジルに来てから、薬に頼ることなく快適に過ごせるようになりました。

せっかくなので、日本で試した便秘対策の経験談と、
ブラジルに来てからなぜ薬を手放せたかについて、お話したいと思います。


▼目次

・便秘の始まりは「我慢」

・日本で試した便秘対策いろいろ

1)市販の下剤
2)センナ茶
3)漢方(タケダ)
4)酸化マグネシウム
5)高圧浣腸
6)粉末(ウィズワン)
7)デトックススープ

... 続く。


便秘の始まりは「我慢」

最初に、便秘になった原因は小学生時代に遡ります。

当時住んでいた古い借家のトイレは、家の一番奥にある薄暗いぼっとん便所(汲み取り式でしたっけ?)。
恐がりだった私はいつも家の中で、弟と連れションでした(笑)。

更に通っていた小学校は、怖ーい噂話が沢山ある古いマンモス校で、とても一人ではトイレには行けませんでした。

更に、小学校だったか?中学校だったか?忘れましたが、トイレを出ようと頭をあげたら、

ドアの上から私を見下ろしている誰かがいて、
(モザイクがかかったようにぼやけていたので、イタズラな男子とかじゃないですよ、笑。)
それ以来、更にトイレを我慢するようになりました。

トイレに行けなくなった私は、我慢し過ぎて気付いた時には便秘になっていました。


日本で試した便秘対策いろいろ

生理が始まり、ニキビが気になり始めた中学生頃から便秘に効きそうなものを色々と試してみました。

1)市販の下剤

最初は、普通の市販薬を飲み始めました。よく覚えていませんが、長くは使わなかったので、私には合わなかったのかなと思います。

2)センナ茶

健康茶として売られていたセンナ茶を見つけました。これは普通にお茶を淹れるというより、少ない水でしっかり煮出した濃縮液を、夜寝る前に飲んでいました。

センナは腸を動かす働きがあり、服用後は大体決まった時間にお腹が痛くなってトイレへ直行しました。

これは効きましたが、いくつか問題点がありました。

1. 時間の計算を間違えて、授業中や部活中などに効いてくると大変なことに。

2. 無理矢理腸を動かすので、ひどく詰まっている時は腸が捻れたようになり、かなり痛むこともあった。

3. 少ないと効きが悪く、多いと効き過ぎるので、飲む量を自分に合わせて調整する必要がある。

4. 常飲すると、そのうち効きが悪くなる。


3)漢方(タケダ)

中・高校時代、(もっとひどい人もいたと思うけど)、ニキビに悩みました。

当時潰したニキビ跡は、大学生になってお酒を飲む度真っ赤に浮き上がり、それはそれはひどかった (涙)

そして、ニキビ改善のための便秘対策として飲み始めたのが漢方でした。

便秘薬が効いたのかどうかはよく覚えていませんが、その頃見つけたニキビ用の漢方薬を飲み始めたら、あんなに悩んでいたニキビも、残っていたニキビ跡も、きれいに全て消えました。


4)酸化マグネシウム

大学卒業後は名古屋にある大学病院に勤め始め、よく患者さんに処方されていた酸化マグネシウムを飲むようになりました。

これは、仕事を辞めてオーストラリアに行った時も、大量に持って行きました。

その頃には、便秘薬を手放せなくなっていたので、効く効かないに関わらず、当時はこれがないと出ないと信じきっていたし、

ちゃんと出さないと太ってしまう!という恐怖にも囚われていました。

でもこの薬は無理矢理腸を動かすのではなく、腸内の水分保有量を増やして柔らかく、出しやすくする薬なので、負担は少ないかなと思います。


5)高圧浣腸

看護師時代、婦人科外科に勤めていたのですが、手術前やひどい便秘の患者さんに、高圧浣腸というのをしていました。

今思えば「病んでたなぁ」と思いますが、自分の存在が嫌でたまらず、消えてなくなりたいと思っていた、看護師時代。

痩せて、身体の中をきれいにしたら、少しでも自分の中の汚いものが少なくなる気がして、

当時 159cm 44kg だったと思いますが、気付けばダイエット目的の便秘対策にすり変わっていました。そして、自宅でできる高圧浣腸キットまで購入していました。

効果は?

効果というより...
もちろん出ますが、これは腸内洗浄と同じことなので、今思えば腸にかなりの負担をかけていたと反省しています。

腸は全ての健康のカギであり、病気の元でもあることを理解した今、やらなければよかったなぁと思っています。


6)粉末(ウィズワン)

これは、広告のうたい文句につられて買ったような記憶があります。当時流行っていたような?

もちろん効果はあったと思いますが、値段が高めだったのか?酸化マグネシウムを好んだのか?

忘れましたが、一時的な使用に留まりました。


7)デトックススープ

どこかで見つけたレシピで、腸を綺麗にする「デトックススープ」というのがあったのですが、

これすごーく効きました。ただし1回目のみ。
それ以降は、ビックリする程の効果はなくなりましたが、たまのリセットに取り入れていました。

*レシピ*

=材料=
キャベツ、セロリの茎と葉っぱ、人参、ピーマン、玉ねぎ、ホールトマト、ニンニク、生姜、塩、コンソメ

1)材料を適当なサイズに切って鍋に入れる。
2)お好みで、ニンニク、生姜も入れる。
3)量に合わせて塩、コンソメを入れる。
4)加熱調理する。(圧力鍋だと早い!)
5)味を見て、塩で調整する。
6)他に、胡椒やパセリを入れてもいいと思います。

鍋一杯に作ったスープを、一度にドンブリ2杯くらい食べてましたが、美味しいので入るだけ食べてもいいと思います。

1回目の体験(夕食にデトックススープ)

寝る前に出始めたガスが止まらなくなり、夜中じゅう続いた後、翌朝どこにこんなに沢山入ってたの?と思うくらい大量に出ました。

気持ち良く全てを出しきった感があり、それからしばらくは身体が軽く、調子もよく、太りにくくなった気がしました。

でも、2回目以降は1回目のような衝撃的な効果はなく、それでもたまに取り入れて調整していました。



オーストラリアで旦那と出会ってから5年後、ブラジル移住するまでの便秘対策は、酸化マグネシウムとデトックススープだったと記憶していますが、

ブラジルに来てしばらくしてから、薬を飲まなくても出ることに気付いてからは、残った薬は全て捨てました。

更に、便秘とセットだったダイエット願望もなくなり、第二子出産後の産後太りを解消してからは、気にせず、普通に食べても太らない状態が続いています。

さすがに40を越えたあたりから、肉の付き方が変わったな(笑)とは感じていますが、

それでもまだ「いつも細いね。前よりはふっくらしたけど、この位が丁度いいよ。」と言ってもらえます。

ブラジル人の体型が基準なので、日本にいたら全然そんなことないと思いますが(汗)。


ブラジルに来て長年の便秘から解放された話*2
に続く。

「ブラジルに来て何が変わったのか」
「おすすめ便秘対策」など




思い切って飛び出した海外で、人生が変わりました。旦那は日系ブラジル人。家族で南米の旅に挑戦中です。海外に出たい、ブラジルに興味がある、人生を変えるきっかけがほしい等、気軽にご相談ください。


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