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国境付近は人身売買に注意!

サンパウロの愉快米です。イグアスの滝に行ったときのこと、入場待ちの行列のど真ん中に檻が置いてありました。その中に傷だらけの人がいて、メッセージボードを持ってこちらを恨めしそうに見ていました。

イグアス市内の大きなマーケットでも、何人もの人が手首を鎖でつながれ、傷だらけの姿で歩いているのを見ましたが、皆何かメッセージボードらしきものを掲げていました。

▼目次
・超リアルな人身売買防止キャンペーン
・国境付近だけじゃない。頻発している行方不明事件
・人身売買の目的は臓器売買?養子縁組?

超リアルな人身売買防止キャンペーン

イグアスの滝はブラジルとパラグイ、ウルグアイの3国にまたがる国境地帯。それは特に国境で頻発している、人身売買の注意喚起キャンペーンでした。

前回行った時には見かけなかったのと、あまりのリアルさに驚きましたが、それほど深刻な問題なのでしょう。実際に行方不明者を探すビラもよく見ますし、子供の誘拐話も聞きます。国境付近でなくても気をつけようと思いました。

国境付近だけじゃない。頻発している行方不明事件

TVニュースでも青少年の行方不明事件が流れますし、高速道路で受取る高速料金のレシート裏には、行方不明者の写真、発生場所・日時、名前・年齢などの基本情報がずらっと並んでいます。

ショッピングセンターの入り口で、お母さんの手から子供を引き剥がして連れて行ったとか、髪の毛をばっさり切られた女の子がトイレで見つかったとか・・・本当か嘘か様々な噂話が飛び交いますが、あながち無い話ではないのかもしれません。

人身売買の目的は臓器売買?養子縁組?

中国に連れて行かれて内臓を売られるとか、海外で不妊夫婦の養子として売られるなどと聞いたことがあります。本当か嘘かは知りませんが、明日は我が身、いつ降りかかるとも分かりません。

小さい子供を連れている場合は特に気をつけましょう。

・子供を一人で歩かせないこと(出かけるときは必ず大人同伴)
・家の外で目を離さないこと(公園で遊んでいるときは見守る)
・知らない人を信用しないこと(笑顔で親しげに近づいてくる人は要注意)
・手をつないでいたとしても、人ごみは特に注意すること(強引に連れて行かれるかも知れません)


思い切って飛び出した海外で、人生が変わりました。旦那は日系ブラジル人。家族で南米の旅に挑戦中です。海外に出たい、ブラジルに興味がある、人生を変えるきっかけがほしい等、気軽にご相談ください。

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