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パリのクリスマスとドバイのカウントダウンとニューイヤー~MY JOURNEY②~

 ここ数年、空港はセルフでチェックイン、荷物預けが主流になっているものの、今回の旅では、エミレーツ航空のカウンターに立ち寄らなければなりませんでした。 エミレーツ航空のサイトはエラーが表示されることが多く、コールセンターに問い合わせると、搭乗前にカウンターですべて手続きをするとのこと。しかし、委託先がやっている単なるチケット発券窓口で1つも問題が解決することなく、手続きに何と2時間かかるという状態で、搭乗口までダッシュで離陸。

 エミレーツ航空のプレミアムエコノミーはビジネスクラス並みと言われるものの、期待していたものよりはいたって普通。周囲はすべて欧米人なので、思い切りリクライニングされるとトイレで席を立つのも大変なほど、

 今回は東京→ドバイ。ドバイで滞在2時間、その後パリへとの行程。12月23日22:30に成田空港を出発、パリのシャルル・ドゴール空港は予定より1時間ほど遅れて12月24日クリスマスイブ14:00着。

 空港からホテルはbooking.comでタクシーを予約していたのですが、飛行機が遅れ、さらになかなか荷物も出てこない。空港に着くなり、番号の違う3件からの着信。電話に出ても声は聞こえない。空港での詳細待ち合わせ場所は到着後、アプリ内メッセージでやりとりになっていたのですが、何の表示もされません。そんなこんなで到着ゲートから出ると、漢字表記で私の名前が書いてあるタブレットをもった男性がいたので、安心してついていきました。英語は一切話せず、フランス語だけしか話さず、とりあえず、乗り場までいき、ホテルの場所を確認し、タクシーが走り出します。タクシーに乗り30分ほど走っているところに、新たなメッセージが…

「あなたはどこで待っているのか?」「こんなに待っているのに連絡をよこさないなんて、あなたはひどい人だ!」となんだか怒っている様子。(ちなみに変な英語で書かれています)
「もう、ドライバーに合流して、ホテルに向かっているけれど、あなたは誰?」とこちらも恐らく変な英語でメッセージを送るとすぐに、
「そのドライバーは良くないドライバーだ。あなたは騙されている。そのドライバーはうちの会社とは何も関係のない人だ」と。

背筋が凍り、改めて運転しているドライバーに娘がフランス語で事情を説明すると、「大丈夫、問題ない」と言って、英語対応が可能な本社へ電話をつないでくれました。
「たまにあることだから、心配しないで。そのドライバーは大丈夫よ」と聞いて一安心。しかし私の電話番号やら飛行機の便名が漏洩していることは事実なので、booking.comは少し怖いなと感じました。

ホテルは円安の中、少しでもコストを抑えたいということと、5連泊なので少しでもゆっくりできるところと考え、アパルトホテルという形態を選択。また、パリは地区によって治安が全然違うこと、できればある程度徒歩で移動できて、静かな街という基準をもって探し、オペラ座やシャンゼリゼ通りからも20~30分で歩ける場所に決めました。朝食はルームサービス、掃除は入らないけれど、部屋に誰も入ってこないという安心感でリラックスできました。これで一人1泊18000円くらいというのは、パリにおいては格安です。

ホテルに15:30くらいにチェックインした後は、夕食難民にならないために街を徘徊。いくつかあるビストロから観光客と地元の人が半々くらいのお店をセレクト。クリスマスイブ、クリスマス、ヨーロッパの国はほぼすべてお店が閉まってしまうと思っていたれど、意外とあいていることにびっくり。
しかし、とにかく高い!ワインとメイン、シェアするためにサラダを取っただけで、3人で2万5000円くらいかかります。留学帰りの息子は自炊生活でまともな食生活ができていなかったせいか、本当に美味しそうに食べてくれるのが、プライスレスな喜び。

パリのクリスマスイブは本当に静かで、節電のためにイルミネーションも大人締め。それでもかわいいカフェの飾りつけをみたりするだけで、これから始まる旅に心が躍ります。…次回へ続く…


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