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辞めたい理由はたくさんあれど、次に進む勇気が見つからない。

今日は昨日話した内容とは
まったく正反対な事をお話をします

昨日の記事を読んでくださった方が
頭を混乱させてしまわぬように
分かりやすくお話ししていきますね


まずは私の社会人生活のはじまりからの経歴を
読んでる方に飽きられないようにざっくり話そう。


新卒の会社を3ヶ月で退社して、某ファーストフード店のアルバイトで1年働いたけど、労働時間に見合わない給料で、ついに家賃が払えなくなり実家に強制帰還したものの、新たに始めたカフェのバイトは3日で辞めて、フォトスタジオのアルバイトは1年働いたけどお店が潰れた。

しかし今でも本業として生計の軸になっているスタジオカメラマンのお仕事は、社員の5年間と、フリーになってからの期間を合わせるともう7年以上になる。


こうやって自分の経歴を
俯瞰で見てみてどうだろうか?

終わりよければすべてよしなんて言うけれど、新卒の会社を辞めてからアルバイトを転々としていた期間だけ見ると、「諦めが早くて根性がない」と思われてもしょうがない経歴だと思う。

だけど辞めたことに後悔をしたことは一度もなかったし、判断が間違っていたとは一ミリも思っていない。


新卒の会社は体育会系のブラック企業で、上下関係は厳しいし、可愛い子が優遇されるし、お局は怖いし、社屋は雨漏りする始末。
この環境に馴染んでしまう前に辞めた方がいいと思って、適当な理由をつけて辞表を出した。

ファーストフード店の給料面と、スタジオが潰れたことはしょうがないとして、「カフェのバイトを3日で退社」はなかなかのパワーワードだろう。

カフェを辞めたことにもちゃんとした理由がある。

ここもやっぱりホールの可愛い女の子がチヤホヤされる世界線だったこと、学生あがりのノリが抜けずに仕事とプライベートを全く分けられていない人ばかりだったことだ。

言葉を選ばずに言わせていただくと「何をしに働きに来てんだこいつら?とりあえず手を動かせ?」と内心イライラして、働いてたったの3日で居心地の悪さを感じた。


それでも私の経歴は
きっと聞こえのいいものではないだろう。

面接で「どうしてアルバイトを辞められたんですか?」と聞かれて、正直にこのことを言ってしまったら即不採用だろう。きっと取り繕って理由をでっち上げていたに決まってる。


でもどうして

「辞めること」が悪いように聞こえるのだろう

「続けること」が良いように聞こえるのだろう


社会人になってすぐに自分が本当にやりたいことに確信を持てるだなんて思えないし、辞めることで良い職場に出会える可能性もあるじゃないか、

その反対に続けることで心を病んでしまったり、ずるずると続けていたら重い腰が上がらず、慢心したり固定概念にとらわれたりすることもある。


それもこれも私たちが子供の頃から見てきた働いている大人たちが、ずっとその職場に骨を埋めることが良しとされていたからなんじゃないかと私は思う。


それもそのはず。

今よりも仕事の選択肢は多くなかった。

公務員や、生活環境に必要不可欠な安定した仕事が好まれ、サービス業や自由業は収入面などで不安定であるとされてきた。不安定なお仕事よりも、定年まで働ける仕事が優位に立っていた。


しかし今の時代は、需要さえあれば仕事を生み出せる時代だ。

(これは昨日の投稿記事でも触れているので、もしお時間があれば読んでいただきたい)

自分の個性や得意とすることをSNSで簡単に発信することができ、そこに価値を見出してくれる人がいれば、それで需要と供給は生まれていくこともある。

さらにいうと、これまで病名を聞いたことのなかったような、目に見えない精神疾患や、身体障害で悩んでいた方が輝けるお仕事も増え始めている。会社に出勤するだけではなく、在宅ワークで働けるお仕事もある。


つまり大袈裟にいうと、人それぞれに適職は必ず存在しているということだ。


そういった専門的なお仕事が増えたからこそ、社会に出て一番抱える悩みである人間関係も少し緩和され始めていると私は思っている。

類は友を呼ぶとはよく言ったもので、同じ個性と感性を持ち合わせている人が集まっているわけだから、職種にもよるかもしれないけれど、環境の良い職場が多い気がする。

かくいう私は、子供が大好きで、もともとカメラが趣味だったこともあり、現在のこどもの記念日専門のスタジオカメラマンを始めたけれど、スタッフがみんな朗らかで優しい人ばかりで人間関係は良好なほうだ。


本来カメラマンってこだわりとプライドが高い生き物なはずなんだけど・・・(自虐的偏見御免)


私のお仕事は、接客やサービスがメインなことに加えて、子供たちと親御さんがお客様なので、きっとそういった優しい人が集まっているのだと思う。

カメラマンと一口に言っても、雑誌のモデルさんを撮る人もいれば、物撮りを専門とする人もいれば、私のようなスタジオカメラマンもいるわけで、カメラマンという仕事だけでも選ぶ職種の幅は広い。


だからこそ

無理に辛い環境に身を置き続けて、我慢比べをする必要はないと私は思う。
本当に辞めたいと思っているのか、迷っているのなら見切りをつける期間を決めた方がいい。


そのバロメーターとして
「働くにあたっての基準値」を決めておくといい。

(このあたりはまた別の記事で書こうかな?)


人間関係や、仕事量、やりがいなど、その基準値に満たないことがあれば、自分の本心と向き合うべきだ。

ちなみに誰も興味ないだろうけれど、これまでの離職経験から、私は上下関係や能力や地位を引き合いに出していびる上司も、仲間同士の馴れ合いも死ぬほど嫌いだとわかった。

結果的に私が、働く仕事に対して求めたのは
「職場の人間関係がフラットであること」
それを基準にして仕事を選んだ



人生はそう長くないし待ってもくれない

自分のやりたいことを探していくんだ

まだわからなくてもいい

これは胡散臭いって言われるかもしれないけど

いずれわかるから自分を信じるんだ

まずは手放す勇気を持ってほしい

輝ける場所は必ずある




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花崎由佳(はなさきゆか)

フリーフォトグラファーをしながら
メンタル心理カウンセラーもやってます

日々の小さなお悩み、人間関係のお悩み、
自己肯定感や自分らしさのコーチングを
メインにお受けしていますஐ.*+


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