2. 勉強(WBPC関連の裁判)

追いかけ理解中・・・・・

下記、01~04までと24が東京都に対する住民訴訟。22は国家賠償請求。
他は、これに付随して起こった訴訟(誹謗中傷とか)。

公金処理や情報公開という観点から、都の対応に疑義有ということで訴訟を起こされてます。
この問題は、東京都での実績は?なのに、全国展開をすることになった事業の話しなので、他の自治体にも影響があると思われます。
見直しが行われてほしい。
事業と団体、それから全NPO・一社まで!
5分でおさらい!!colabo問題! (youtube.com)




01. R3年度損害賠償請求義務づけ請求住民訴訟(エアコンパソコンなどの不明会計)


■被告
都知事と都庁職員

■補助参加
Colabo、訴訟代理人弁護士:堀新

(第一期弁護団)
角田由紀子
神原元
端野真
堀新
太田啓子
中川卓
永田亮
太田伊早子

(第二期弁護団)
神原 元
太田 啓子
堀 新
端野 真
中川 卓
岸本 英嗣
伊久間 勇星
河西拓哉

■原告側弁護団
垣鍔晶先生
渥美陽子先生
松永成高先生
小沢一仁先生の4名

------------(裁判前)住民監査請求------------
- 2022/10/28 Colabo住民監査請求却下
- 2022/11/2 Colabo住民監査請求2(R3,4年分?)
- 2022/11/10 監査実施決定
 東京都監査委員 伊藤ゆう、伊藤こういち、茂垣之男、岩田喜美枝、松本正一郎
- 2022/12/28 監査結果→不適切な点、妥当性が疑われるものが認められた(再調査)
- 2022/2/28 監査結果→192万円分を経費と認めず(返金なし)
-----------------------------------------------------

- 2023/1/21頃 住民訴訟提起
- 2023/5/4頃 都庁反論①
 裁判官の指示⇒被告補助参加人(Colabo)が、原告が訴状段階で指摘をした費目を中心に、支出の内容について主張立証をする
- 2023/7/9頃 Colabo立証書面
 原告に主張立証責任がある(!?)
 原告の指摘する実施状況報告書と活動報告書は必ずしも一致しない「別次元の書類」。監査結果で問題なしとの結果が出ているので、立証責任は原告にあり、棄却で終わらせるべき

- 2023/7/23頃 都庁提出証拠
裁判所「被告には、概算払の精算の決定の文書、検査調書の有無を確認し、存在すれば提出してほしい。」との要求に対し、都から「検査調書」と「精算書」開示

- 2023/9/1頃 原告第一準備書面
 前回、Colaboから新しく出された「実際」という資料は、「実施状況報告書」と異なっており、都へ過大申告をしていたと思われる項目や、辻褄の合わない支出もある。2600万円の全額返金を求める。
 例)
 ・監査委員には認められた、高額な食事代8件が18件あった
 ・伊豆旅行(ぬいぐるみづくり、いちご狩り、海での水遊び)?
 ・DV補助金との重複?
 など。

- 2023/12/11 中川卓弁護士辞任

- 2023/12/17頃 Colabo第一準備書面
 (複数出ている書類のそれぞれの数値が矛盾することの反論)
整合しないのではない。前提事情が変わっただけ。都とのやりとりを経た後で、その見解を踏まえた観点で作成したもの。
とにかく資料は出さないという理由が続く・・
その他、興味深い点。
・都が事業名が明らかになるとColaboのシェルターが特定されるおそれがあるという理由で非開示にして、堀新弁護士が開示した事業は「心身のケアのための鍼きゅう・針治療」だった様子。
・結局領収書は出さない!シェルターの位置がバレる!
・証拠は出さないけど東京都がセーフっていったんだからセーフ

※その後、裁判所から、Colabo、領収書や帳簿を出せないかという訴訟指揮が出た

- 2024/1/26 Colabo第2準備書面
 (領収書は出なくて、それを出せない理由を説明する感じの書面)
・東京都がColaboの帳簿なしで立証して勝てれば出さなくておわるはず。
・帳簿、領収書に保護対象の女性やColaboスタッフの名前があれば出せないし、領収書の発行者の企業や店舗の名称、所在地を明らかにできない場合もある
・マスキングしても領収書のデザインやスタイルでどこの店かわかるかもしれない
・原告がNoteやYoutubeで裁判の情報を公開するから出せない!
・もし東京都が主張立証に失敗しても、Colaboがどうすべきかはその時になってから対応を別途検討する(=帳簿記録を出すとは約束しない)

※裁判期日の裁判長の指揮について
訴訟に復代理人として神原弁護士が追加され、Colabo代表仁藤さんが参加して、領収書を出せない理由を演説。バスの傷がどうとか
⇒裁判所からは、Colaboさんが出せないなら、被告東京都はどのような監査・調査をしたというのか、主張立証してくださいということになったそう

--ここから追記--
- 2024/4/16 Colabo第2準備書面
都が行った精算に係る決定が適法と言えるなら問題なし

-反論書面
これまでの争点をまとめ。
要点としては、住民監査請求とかで領収書等根拠が提出されてないのに、報告書の数字を鵜呑みにして精算したのはおかしい等

@himasoraakane
R4/4/1 実施報告書 「エアコン 15万円」

R4/12/28 監査請求結果『表3』 金額訂正  「15万→33.6万」

R5/3/3 再調査結果 品目訂正 「エアコン→パソコン」

結論 「パソコン購入 33.6万円」 ヨシッ!

(感想)
裁判所は、地方自治法違反を探っているのかなと思いました。


02. DV交付金公文書 非開示処分取り消し訴訟

■被告:東京都(代表者兼処分行政庁=東京都知事)

①令和3年度分

- 2022/12/22頃 提訴
- 2023/3/18頃 
 訴えただけで一部公開される
 きちんと裁判官の指示通りにまとめられてないということで、知事側の資料作り直し

②令和4年度分

(2023/4/17頃、太田弁護士より「Colaboが補助金(DV被害者等セーフティネット強化支援事業交付金)から支出していた「弁護士費用」がColaboから暇空氏に対する訴訟のための弁護士費用に使われたかのようなツイートが散見されますが全くの事実誤認です」とのツイート)

- 2023/4/18 提訴
- 2023/7/16頃 都庁反論書面(といってもColabo弁護団が反論を書いてきて、それを代弁してるだけの気もする)
 以下、非開示理由
 ・弁護士の活動時間を支援件数で割ると1件あたりの弁護士活動平均時間を算出できて、これをもとに尾行する相手を絞り込みシェルターの場所を特定して連れ戻しが容易にできる
 ・弁護士が活動した日、開始時間、終了時間、活動時間や内容をもとに、Colaboに関する情報を重点的に収集すればシェルターを特定して連れ戻しが容易になるから。
 ・弁護士の1時間、30分、10分ごとの報酬単価を明らかにすると、弁護士の活動時間が推測できて、さらにそれと弁護士の活動実態や地理的な活動範囲を推測することで、シェルターを特定して連れ戻しが容易となるから

③令和3、4年度分(裁判所の進行的に①②はまとめて行われてるので、こちらでもまとめて記載)

- 2023/10/5頃 原告反論書面
 各非開示部分に記録された情報は、公にしたとしても、被支援者の連れ戻し等を行うことが容易となり、Colaboの民間シェルター運営事業の遂行が困難となることはないから、事業活動情報には当たらない。

- 2024/2/26頃 被告反論書面
 シェルターの場所の特定につながる鍵となりえる情報だが、それを言ったら犯行方法を教えることになるから言えないけど方法はある

※反論がループしているので、Ⅱについては次回結審することに。
Ⅰについてもいくつか詰めの整理をしたら、おそらく結審するとのこと。

都民ファーストの会
@himasoraakane


(感想)
シェルターの場所を晒した方は別にいるそうですが(山本一郎さん)、この方は訴えていないそう。


03. 住民訴訟3件(R3年度若年被害女性支援事業、DV交付金のWBPの会計)

------------(裁判前)住民監査請求------------
- 2023/2/20 WBPの3団体住民監査請求(R3年分)
- 2023/3/9 監査実施決定(WBPの3団体の令和3年について)
- 2023/4/21 監査結果→棄却
----------------------------------------------------

- 2023/5/22頃 住民訴訟3件提起

【ぱっぷす】
- 2023/10/29頃 都庁ぱっぷす反論
(反論は追って行うという時間稼ぎのいわゆる3行答弁で、間が5ヵ月もかかった様子)
 ・水増しで請求について
 ⇒一部の費目について水増しされてる可能性があったとしても、経費として2600万(公費分)以上は使っているので、原告の主張は失当。
 ・他の費目について
 ⇒一部の経費の違算があったとして、全部が根拠なく支出されたことにはならない。原告の主張は憶測の域を出なく失当

- 2023/12/1 ぱっぷす準備書面1(被告代理人弁護士:笹本潤)
 ・実施状況報告書の費目について説明
 (③会議費 会議に要した費用である、等)

(参考)ぱっぷすの反論

- 2024/3/3頃 ぱっぷす原告準備書面1
 ・第4四半期だけ異常に経費が増えて、結果2600万ピッタリで収まる報告書はおかしい
 ・光熱費9倍
 ・実施状況報告書を出したのは令和4年の5月27日なんだけど、それが出る前に精算してるの、何も確認しないで精算してるやろ


【若草】
- 2023/11/27頃 小池百合子答弁書(反論)若草プロジェクトDV交付金②
・概算払の最初の日付をとって、1年間の監査請求期間後なので却下
・請求書の日付が1年以上前に設定されているが誤記というだけ
・DV交付金と若年被害女性等支援事業は、明確に区分しているから、経費は重複していない
(黒塗りされている)
・概算払いがおかしいっていうけど、シェルターは一律概算払い

【BOND】
- 2023/11/30頃 小池百合子答弁書(反論)BOND②
(BONDは厚生労働省と東京都の事業で二重に申請し、その相談窓口も1つしか設置せず、その実績(大変疑わしい)も合算して報告していた。)
・事業内容は重なる部分があったとしても、経費は二重払いにはなっていない
・第四四半期だけ異常な経費だったりすることについては、おかしくない(資料証拠は出さない)
・裁判期日のやり取り:BONDが補助参加をしていないことについて。
 手元に領収書等の資料はないが必要に応じ、BONDに照会をした上で主張立証をすることも考えている。基本的には、領収書を提出することまでは考えていない。

(裁判官の体調不良が理由で1回期日スキップ)

- 2024/5/15頃? 原告反論BOND③
・第4四半期の会計が1~3四半期に比べて突出してることの立証
概算だと、全体は12.4倍、会議費10.5倍、雑費31倍

※そして次回も原告が書類を補充することになったそう

(感想)
WBPの方がColaboより活動実態が見えないから追及しづらい様子。
BONDプロジェクトは補助参加もしていないし、東京都は最大限牛歩中


03-a. 住民訴訟(R3年度BONDプロジェクトDV交付金について)


請求の趣旨:R3にBONDプロジェクトにDV交付金149万3000円を支払ったことは違法

- 2023/5/17頃? 住民訴訟提起
149万3000円の内訳は、備品とか、人件費だが、「DVセーフティネット強化交付金」は、セーフティネットを強化するための”先進的な取り組み”のためと決まってる。さらに、若年被害女性支援事業ともかぶってる。
ルール違反では?

- 被告答弁
・監査請求は具体的に指摘できてない
・DV交付金と若年被害女性は違う局が行っているから明確に区分されている
・BONDプロジェクトに交付したのは先進的な交付金の対象だけ

- 原告反論
・「青少年相談・保護事業」という1つの事業として行っていて、2つの事業それぞれから公金の支給を受けているにすぎない
・名前は違っても、居場所の提供・自立支援を行っていることに変わりない
明確に区別されていない
・重複して経費は払ってない、については、同じ経費で2重支援をうけることはできないのは当然(?)
・一体的に行う必要のある支援というが、要綱に合ってない
・対象となる経費の具体例の表を提示。家賃は掲載されていない

- 被告再反論
・そもそも、2つの事業の明確な区分を求めている理由は、同一の経費に対して、重複して財政支援がなされることを防止することにあるので、そこが区分されてればよい
・経費対象表にない事業でも、自由に創意工夫で新しい取り組みを提案していい

- 原告再反論
・自由に創意工夫した結果が家賃や給料、賃借時初期費用?

- 裁判所から訴訟指揮
・BONDプロジェクトに支払ったお金が、どうして補助の対象になるのか、証拠に基づいて主張を

(感想)
請求の趣旨の内容が理解できず・・。解説ほしいな。
答弁をみる限り、都はBONDをほぼチェックしてなかった様に見えました。

04. 住民訴訟4件(R4年度のWBPC全部)

(被告:東京都知事。外1名)

令和4年度の、前払いで約4600万ずつWBPCに支払った若年被害女性等支援事業の「随意契約」と「概算払い」は、違法ではないかという訴訟
他にこの訴訟では、BONDプロジェクトの厚生労働省のSNS相談との二重取り問題や、ColaboのDV交付金との二重取り問題も訴えている

- 2023/3/6 WBPの3団体住民監査請求(R4年分)
- 2023/4/3頃 監査実施決定(WBPの3団体の令和4年について)
- 2023/5/1 監査結果→請求に理由なしで棄却
 「随意契約」については、専門的なノウハウ、経験、確実な遂行能力が必要な事業なので、価格競争を主旨とする入札では不適切だったから。
 「概算払い」については、前払いでなければ事業継続できないと思われたため。いずれも、違法不当な点は認められずという結論。

- 2023/5/30 住民訴訟4件提起
- 2023/10/31 補助参加人(Colabo)から書面
 DV交付金は若年被害女性等支援事業を対象として申請したが、申請にあたり、Colaboは先進的な支援を行うことにしたと説明
- 2023/11/13 被告準備書面(1)
 ・原告:公募とか競争入札に適さないものじゃないと随意契約なんておかしい。これは無効
 ・被告(都知事):スペシャリストに依頼しないといけないから随意契約である必要があった
 (裁判期日)
 BONDから反論が出ていないとの裁判官からの質問に対し、
 BONDが反論すると思って反論書いてなかったが、BONDが参加する連絡をしなかったとのこと

(その他の出来事)
・被告代理人弁護士:中川卓⇒神原元に交代
・若草プロジェクトの事業報告書が変化(詳細⇒概要記載に。過去の報告書まで差し替えられて貸借対照表だけになっている)

- 原告反論書面
・なぜ競争入札をしていないのか、財産状況と概算払いの必要性について

- 2024/1/23 東京都第2準備書面(BONDの反論)
BONDの二重払い(厚生労働省と)は同じ経費について二重払いしてるわけではない。事業内容が重なる部分があったとしても。
(受付電話番号が同じだったという話だったかな?)

- 2024/2/29 原告第2準備書面

※このあと、原告側、被告都知事小池百合子とColabo若草(BONDぱっぷすは未参加)の双方が3月末までに反論を出して、やっとバトル開始という流れとのこと。
 


(番外編)都庁ハンコ虚偽公文書作成疑惑


東京都が「虚偽公文書を作成していたであろう証拠」となった、ハンコ分析の話が出ていたので、表形式で整理してみました。

【平成31年度若年被害女性等支援事業】

訂正印は、先に事業計画書を受領したことにしないといけないから?
予想される押印順
①5月23日、BONDプロジェクトとライトハウスの一千万円の請求書が受領された(★1)
②「先に提出されてなければならない事業計画書が提出されてないのに請求書が提出されてしまったことが」問題になった(★2)
なので、BONDプロジェクトとライトハウスに書類を急遽出すように求めた。
6月12日と6月14日に、ライトハウスとBONDプロジェクトの事業計画書が提出された(★3)
③平成と令和の違いをミスしたので、訂正印が2つになってしまった(★4)
④最後に請求書のハンコを6月17日に捺し直した(★5)  必要ある?


【平成30年度若年被害女性等支援事業】

国に報告書を出した後に精算する必要があったから・・・?

@himasoraakane

05. 【原告:Colabo外1名】損害賠償等請求訴訟


訴訟物の価格 1260万円、貼用印紙額 5万9000円
投稿の削除、判決の確定日から3年間謝罪文をブログに掲載することも請求
(※この訴訟は、一般人1人に対して議員会館で弁護士7人引き連れ提訴記者会見が行われた。被告が行った住民監査請求をリーガルハラスメントとも言っている)

原告代理人弁護士:角田由紀子、神原元 外8弁護士

- 2022/11/29 訴状の送達
- 2023/2/25頃 被告&原告準備書面1
- 2023/4/8頃 被告&原告準備書面2
 ※神原弁護士は基本的に反論書面を1,2日ですぐに出す様子(誤記有)

- 2023/6/10頃 仁藤夢乃陳述書&被告準備書面3&原告準備書面3&4
 ・原告側弁護士より、Colabo代表と被告に証人尋問の申請が提出される
  →被告 証人尋問拒否
  →Colabo代表さんの陳述書が提出される(求められてはいない)
 ・ 被告準備書面
 「Colaboが生活保護を不正受給してた(させてた)証拠」を提出
 ・原告準備書面(※クイックターン+誤字有)
 ※ずっと神原弁護士一人しか出席してなかったが、生活保護不正受給の証拠提出後は、以下の6名が出席。
  Colabo代表仁藤夢乃さん
  副代表稲葉さん
  神原弁護士
  太田弁護士
  Colabo新監事岸本弁護士
  伊久間弁護士

- 2023/6/9頃 原告意見書
 神原弁護士より、書類に閲覧制限"かけろ"との要求有
 →(既に制限済だった)
 →閲覧制限は"最小限にしろ"という意見書が出された様子
(この後、中川弁護士が「神原弁護士より被告がシェルターの住所を晒してて抗議したという話があった」とツイート。実際は、既に制限済だったが、訂正せず。印象操作にも見える)※その他にも、裁判外でSNS上での嫌がらせ等ある様子

- 2023/8/4 被告準備書面4
- 2023/8/7 原告準備書面5(※特殊スキル「即反論」)
 反論に反論を重ねる感じの内容
 原告としては、判決を早くということと、被告の本人尋問を強く要求している様子。

- 2023/11/11頃 原告6,7,8,9被告5,6準備書面
(原告側の主張)
 ・被告の本人尋問は絶対に実施されなければならない。本人尋問で衝立や別室も無しでやらなければならない。
 ・被告の目的は原告に詫びさせることだけ、公益性ゼロ
 ・Colabo代表仁藤夢乃さんが詫びを入れないから感情的に反発しただけ
(被告側)
 ・まずは陳述書を提出、そして被告第5準備書面提出
 ・東京都の若年被害女性等支援事業に関わる4団体について住民監査、訴訟を行っている
 ・会計の不正を疑い、公開されている情報を元に考察を行ってnoteやYoutubeで発信している。公金の投入されている事業についての不正を、都民や国民に知ってほしいから等を説明
 ・その他、争点の表れ方の異なる別件訴訟の主張を流用しているので必要な範囲だけ反論する、公益性については別件訴訟の書面を流用したから主張ちょっと変じゃない?等指摘
(原告側)
 ・訂正申立書提出(訂正の下線の引き方も少しおかしい?)
 ・争点を整理した原告第7準備書面、被告の書面に反論する第8準備書面提出、被告の主張が失当であるということで「シャアハウス」について言及(「シャアハウス?」)
 ・裁判の争点として、新主張を出したり
(被告側)
・被告第6準備書面にて必要な範囲を反論
・本人尋問は要らないという意見書提出。生命及び身体の安全が脅かされる恐れがあるため。裁判期日調書(裁判所の記録)にも記載
(原告側)※クイックターン
・尋問は実施されなければならないという反論

- 2024/1/23 本人尋問(仁藤夢乃さん)
・活動概要説明。自身が夜の街をさまよう時にまともな人はいなかった(過去にはホストに助けられたと発言)
・生活保護は指導しているが管理していない
・Colaboにつながりたい子はネット検索してくる(なぜメイン活動が夜の歌舞伎町のバスカフェ?温泉むすめ炎上も逆効果では?)
・保護した子の卒業式出席を断られた(深い関係を結ぼうとしながら政治色の強い活動もしている)
・被告のデマをきっかけにシェルター運営が難しくなった(山本一郎のせい)
・バスカフェ声かけに保護した子が参加することもありバイト代が出てた
・生活保護の時には申告が必要と指導していた
・収入の届け出は確認していた/頼られたときにだけみていた
・Noteの記事がデマというのは仁藤さんが決めること?尋問出てこれないのは被告にとっては不利って知ってる?メディアに記事にしてもらった?等バチバチ
・家計簿は将来のシュミレーション/シェルターの家賃で計算
・シェアハウスは公的制度を使えない人向け
・15万くらい稼いでも税とかで25000円とられるんだよって適当に書いた
・東京都の事業を受けないで減ったColaboの収入は5000万言った/言わない

- 2024/2/15 証拠説明書提出
 本人尋問に被告が安全性確保のため欠席したことについて「被告は欠席して自宅からツイートしてる」旨Colabo側より証拠説明書提出。
※恐らく、尋問で晒したかったのに欠席した!ツイートはやめろ!の意味だとか・・
+追加書類多々

--ここから追記

-2024/4/5 原告ら第10準備書面
まるでマスコミにくばるためみたいな、この事件のColabo側の主張を全部ならべたような書類
(原告が閲覧制限かけたところまで書面に書いてる)

-2024/4/5 原告ら第11準備書面
(普通は最終準備書面だしてから反論はしないが、神原弁護士から反論)
自立に向けた金銭感覚を掴むイメージトレーニングをホワイトボードに書いたのは、仁藤ではないから、内容について仁藤にはわからなかった
少女の生活保護不正受給に加担したとの事実は真実でない

-2024/4/11 被告第7準備書面、結審
・Colaboに対する批判がされる様になったのは、会計処理等に問題があったから。批判の結果、活動に支障が生じたとしても、それは、不適切な会計処理等に起因するもので、記事等の公表とは関係がない
・暇空さんの多数のデマ記事でColaboの活動に甚大な影響が生じたとするが、記事のごく一部しか訴えていない。他を訴えていないのは記事が真実で批判にさらされる原因はColaboにあると判断されるのを避けるためだと考えられる
・そもそも記事を公表したのは、不適切な会計処理等の不当な行為がColaboにあったから
・記事等の存在が広く知られるようになったのは、Colaboが記者会見を行い、これに基づく報道があったから
・令和5年度の補助金を受給しなかったのは、Colabo自身の意思決定に基づくもの
(個人情報を出したくないといって自主的に辞退した)

-2024/4/16 神原弁護士より意見陳述書提出
https://x.com/himasoraakane/status/1780062428929421785

判決は7月18日

(参考資料)
Colabo生活保護タコ部屋訴訟⑥原告6,7,8,9被告5,6準備書面|暇な空白 (note.com)
Colabo生活保護タコ部屋訴訟⑦仁藤夢乃本人尋問|暇空茜 (note.com)
Colabo生活保護タコ部屋訴訟⑧最終準備書面|暇空茜 (note.com)

※裁判後、週刊金曜日から被告へ取材があるというのが定型業務の様子

(感想)
大量の書類返し。。 


(番外編)アニメイト「京アニ」脅迫事件と書類送検の偏向報道


暇空茜『ネトゲ戦記』発売前の騒動がありました。

2023/1 Colaboから刑事告訴されていると言われ警察へ呼ばれる
「生活保護不正受給」と「たこ部屋」の2つを名誉棄損で訴えてきた
(生活保護から別額53,700円をとってたことは後に認めているそう)

2024/2/15 アニメイト「京アニ予告事件」
『ネトゲ戦記』発売に際し、アニメイトへ京アニ事件を再現するぞみたいなメールが送られた様子
14時46分 アニメイトは発売を中止するし理由も言わない旨連絡有
 →暇空さんは独断で発表の判断
2/16 15時 アニメイトは発売中止発表
2/16 16時 週刊金曜日記事
2/16 19時 TBSで匿名Youtuber書類送検の報道

書類送検は告訴すれば必ずやることなんだそう
検察に送った書類には下記の4種類あるが、
そのことには言及していない。
これで不起訴になったらTBSは報じるのか?

※Colaboによる刑事告訴は、ニュースだと2023年11月
暇空さんは、2023年1月受理と聞いていたそうで、刑事か記者が間違えた?

2/17 毎日新聞で報道
「Colabo」への名誉毀損疑い 「暇空茜」名乗る男性を書類送検 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

パトカー!
TBSと違って「相当処分」であることは書いてあるけど、
ほぼ不起訴になるそう。

2/21 無事発売 おめでとうございます。

(後日談)

(感想)
企業への恫喝はやりすぎだと思う。犯人が捕まりますように。
それと、TBSの報道は、TBSとColaboが結託してタイミングを合わせたとしか思えないですが。
公金を配りすぎて力を持ちすぎてるんだと思う。

「書類送検されるような男の本を女性向けの商売をしているアニメイトが自社での販売を取りやめた」という印象にしたかったのが、京アニ事件を引き合いにした殺害予告がアニメイトにあったことが著者から明かされて失敗に終わったという見方もありました。


済 06. のりこえねっと不法行為に基づく損害賠償請求訴訟→19へ続く..

■被告:のりこえねっと代表:上野千鶴子さん→辛淑玉さんに交代
(請求額165万円)

■概要
のりこえねっと*が、YOUTUBEの動画2本(「Colabo弁護団からの訴状が来ました」と「ナニカグループの闇」)に差し止め請求をした。
著作権を侵害していると虚偽の申立(のりこえねっとの動画は引用してない。毎日新聞に掲載された画像を使用)により、動画の公開を停止させられた。この不法行為によって生じた損害を賠償しなさいという訴訟

(*正式名称:ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク)

-2022/12/23頃 提訴
-2023/5/8頃 被告準備書面①
-2023/6/18頃 結審(これから判決)
 陳述書1:動画に使用された写真の使用権は写真家より譲渡された。
 陳述書2:利用権(著作権)は譲渡した
-2023/8/30頃 棄却判決
 争点は「使われた写真の著作権が被告社団に帰属するか否か」のみ
 被告らが回答したため終結
(仁藤さんの写真の著作権者である島崎ろでぃーさんから「すでに著作権をのりこえねっとへ譲渡してたんです」という証言が出てきた)

(参考資料)
◆2022/12/23 のりこえねっと(代表:上野千鶴子さん)を提訴しました https://note.com/hima_kuuhaku/n/n6f529bef794c
◆2023/5/8 のりこえねっと(代表上野千鶴子)被告準備書面① https://note.com/hima_kuuhaku/n/n35471067e252
◆2023/6/18 のりこえねっと結審 https://note.com/hima_kuuhaku/n/n04221d6efc4d
◆2023/8/30 のりこえねっと訴訟 判決https://note.com/hima_kuuhaku/n/n254d075e3590


(感想)
辛淑玉さんは反日の塊みたいな方の様です。
入国を禁止したらよいと思います。
マクリーン事件とは違うのかな・・?
本件は、被のりこえねっと訴訟へと続くそうです。


07. 中川卓弁護士懲戒請求

 懲戒請求をしたところ、懲戒請求で得た請求者の個人情報を、他の用途(自身の弁護団、Colabo訴訟)に流用したことは不当。懲戒請求行為自体の萎縮に繋がる、というもの。

-日付不明 懲戒請求書①提出?
-2022/11/30 中川弁護士からの弁明書
(代理人弁護士6名:角田由紀子、端野真、堀新、太田啓子、永田亮、太田伊早子)
 請求者は「ハラスメントの面がある監査請求という行動を取ったこと」から「反社」であるため?

-2022/12/2 懲戒請求書②提出
-2022/12/24 弁明書(続きは3カ月くらいで出すとのこと)
-2022/12/27 弁明書
(代理人弁護士:神原元)
自分への懲戒請求の対応のために弁護団に共有しただけだし、弁護団はColabo代表さんが原告の訴訟のために住所を利用しただけ。
弁護士が1名しかいない事務所なので、個人情報取り扱い事業者に値しない
-2023/5/15 弁明書待ち
---
- 2023/1/24 中川弁護士から反論
 3ヵ月をめどに追加反論するから待ってほしい
- 2023/2/8 第2東京弁護士会が反論書提出期限延長願い受理
 懲戒請求者から第2東京弁護士会へ、弁明書において提出が予告されている物を全て受け取ってから、内容を精査し主張書面を提出したいと連絡
- 2023/8 中川弁護士は、「もう反論は出しました」とのこと

- 2023/11 連絡なし。第2東京弁護士会へ電話で問合せ
 ・新しい書面が出てるかどうかはお答えできない。既に出てる書面に対して、反論を出したいなら出しなさいとのこと(ひどい!)
 ・懲戒請求者から反論提出
  Colabo追求についての理由説明や、画像引用は相互ブロックしているのにおかしいこと、住民監査請求をすることから、懲戒請求者が未成年者と性行為をする権利を擁護することなど全く読み取ることができないことなど。
(中川弁護士は、監査請求を悪用して嫌がらせをしているというポスト、
思考回路は性犯罪者というポスト、連合赤軍やオウムや統一教会や暴力団と変わらない反社会的勢力的扱いが必要だというポストに「いいね」を押下していて、懲戒請求者の人物像の印象付け、貶めようとする要素も感じられた様子)

(感想)
時系列が正確に追えてないのですが、中川弁護士は印象操作をしようとする面はありそうだと思いました。弁護士会も酷すぎてなんなんでしょう?
弁護士って殿様商売!やりたい放題なんですね・・


08. 新橋九段さん提訴

(請求額 計495万円)
被告代理人弁護士:芳賀広健

・平穏生活権の侵害(330万円)
 宮台真司さんが襲撃されたことに重ねて、「ぶっ◯した方が早い」というツイート。
・名誉毀損。noteで、主張はデマ!だと言われた。(165万円)

- 2023/6/25 訴状の送達?
- 2023/8/25頃 被告答弁書
 「ぶっ◯した・・」は殺害に限られるものではないし意見にすぎない。他に「魯山ゼルス」という人物は「殺してあげてください」と言ったが、逮捕されたという報道はない。
 デマに関しては、Colabo側の主張が会見やマスコミの報道で広く世間に公表されている。

- 2023/9/12 原告準備書面(1)
- 2023/10/20 被告準備書面(1)
 ぶっ◯すも、名誉毀損も、受忍限度の範囲です

- 2023/10/25 反訴提起
 原告のYoutubeチャンネルの中で、本訴訟のことを取り上げて発信したり、noteに投稿したりしている。名誉毀損で165万円

- 2023/11/20 反訴答弁書(反訴被告(暇空さん)の反論)
 ・「新橋九段」は匿名なので反訴原告と同定することはできない
 ・Youtubeで本訴訟を取り上げているが、注目するのは字幕部分なので、詳細を認識できない?というのは無理筋
- 2023/11/20 反訴答弁書(2)
 ・住民訴訟を提起した事実にも措置結果にも触れずに、陰謀論に基づきColaboを攻撃したが全てデマであったと糾弾している記事が投稿した理由
(真実相当性がない)

- 2023/1/16頃 被告書面
 受忍限度。湯島のとも?に陰謀論はありえないと意見表明するためには、「ぶっ◯した方が早い」という発言になることは不可避だった
原告を殺害すればよいという趣旨ではなく、不安を感じたとしても、法的に保護されるべきものではない。
反訴に対する反論はなし

- 2024/2/1頃 原告書面
・真実相当性について。住民訴訟のことを知らなかったと言うが、定期的に原告の行動を見ていて、知ってたとしか思えないし、仮に知らなくても真実相当性がない
・事実適示について。「執拗」は人により異なるので意見論評

--ここから追記--
- 2024/5/8頃 判決
新橋九段さんの反訴は却下
①ぶっ◯しが却下で、②デマのほうが11万円という結果
①裁判所の判断としては、あくまで「湯島のともの陰謀論への意見論評である」という判断がされたそう
②デマを流したという事実はないから名誉毀損という認定

(感想)
控訴されたそう。
①ぶっ◯しについては、「あくまで湯島のともの陰謀論への意見論評」と言われればそうなんだけど、言ってる言葉がテロの誘発だと思うので、控訴された方がいいと思いました。


09. 神原弁護士を提訴

(被告代理人弁護士:河西拓哉)

大手メディアや議員会館を使って名誉毀損された(合計660万円)

- 2023/1/29頃 名誉棄損で提訴
- 2023/4/23頃 被告答弁書
- 2023/6/27頃 被告準備書面(自発的に補充として被告が提出)
- 2023/6/27頃 原告準備書面

※裁判所から被告に、争点整理表(主張整理表、「各情報の反真実性」)を埋める依頼あり。締め切り間に合わず延長
※締め切り当日にも延長

- 2023/9/24頃 被告準備書面2、3、4
 第2準備書面
 ・「事実に反する根拠のない投稿」について
  →「根拠のない」とは「たちの悪い」とか「いわれのない」とか「荒唐無稽」と言う意味であって「投稿に根拠を付していない」という事実の摘示ではない」
 ・原告がインターネットに流した情報は少なくとも12個
  →この12個は虚偽の情報だからデマって言っただけだ!
  (内容は、「生活保護ビジネス」を行っている、など)

 第3準備書面
 ・原告はColaboを攻撃することで心理的圧迫を加えて温泉むすめに謝罪させることが目的でやってるんだ!
 ・提出された証拠や、過去の原告のブログからフェミニストに対する否定的な見解が明らかなので、名誉毀損にならない
 ・被告は仁藤夢乃の名誉を守るためにしたことだから正当防衛!

 第4準備書面
 ・公文書開示で得た情報の一部を切り取って公開し、虚偽情報をあたかも真実であるかのように印象を操作している
 ・タイヤ代と交換費用合計で約123万円を税金で、などを煽り立てて紹介している
 ・公文書開示請求制度は行政機関の監視のために設けられた制度で、私人に対する誹謗中傷に利用したりするのは制度の濫用
 よって、公文書開示請求や住民監査請求は、リーガルハラスメント

- 2023/11/6 原告準備書面2
・会見での発言に対し、被告の神原弁護士は「嫌がらせ目的だとか言ってない!」と主張
⇒記者会見の意図を考えれば、嫌がらせという意味で「ハラスメント」と言っている。
・「暇空の目的は温泉むすめを燃やしたことを謝らせることだ!」
⇒指摘する発言は、女性に対する差別意識又は嫌悪感に基づくものであることを示さない
・Note等において情報発信をしていたにすぎないのに対し、被告は、突如、訴訟提起を記者会見で公表し、原告の社会的評価を下げる発言を多数行い、報道機関に報道を行わせており、正当防衛は成立しないと思われる
と反論

- 2024/1/7 被告準備書面5
- 2024/1/16 上申書(第5準備書面が誤記だらけだった為訂正)
※これも、誤記有だった為(原告と被告を逆表記)、再提出することに
- 2024/2/13 被告準備書面6、7
 脚注で、原告は「漫画の性的描写を非難すること」を「作品を燃やす」と表現してる、と全く間違ったことを主張

- 2024/2/22 被告準備書面8(期日当日に)
 ・「ゆめみゃん」「自称フェミニスト」と仁藤さんを嘲笑してる
⇒「ゆめにゃん」の誤記だが、仁藤さん自身が語っている愛称だとか
 ・書面中の文章が途中で途切れている


10. 伊藤和子弁護士を提訴

(請求額165万円)

- 2023/1/29頃? 名誉棄損で提訴
- 2023/6/7頃 反論書面(=準備書面)
 (書面の中で原告の名前を間違え訂正)
 訴状を見るまで本名も知らなかったし、ツイートは原告を特定して名指ししたものではないし、別の人にあてたリプと主張

- 2023/7/3頃 原告準備書面1
 他のツイートで「暇某」が暇空のことをさして使っていることの例を提示

-2023/9/16頃
 ・アカウント名に本名いれてたこともあったよーって話をしたら、「それが本当に本名なのか不明!」とのこと
 ・(裁判所から聞かれて)追加の書面で真実相当性について論じる
 ・反訴する!
 ⇒裁判所から「これは反訴にならないから別で出して」という指摘有
 別訴になった様子。

-2023/1/26頃 結審
-2023/2/5 判決
判決の読み方としては・・
①前提事実(裁判所が認める、争いのない事実)
②争点に対する原告被告の主張(争いのある事実)
③裁判所の判断(争いについての裁判所の判断)
とのことで、裁判所が裁定したことは③

・暇某は暇空のこと
・ツイートは、暇空がマジョリティを怒らせるようなマイノリティの活動に対して妨害行為を行う人物であるとの事実摘示
・原告が不当な妨害を行う人物であるとの印象を与えるものだと言い得るがこのツイートは小倉弁護士に対して言ったものだから、不法行為といえるほど社会的評価が落ちてるとは言えない
・付言で、事実摘示が真実じゃなくても真実だと信じても仕方なかったよね
とのこと

--
(原告で棄却された事件の控訴、ついに高裁へ)

-2024/4/29頃 控訴状→控訴理由書(実質の訴状)
「小倉弁護士が対象でまるで暇空みたいって言っただけだからセーフ」「脅迫は意見論評だからセーフ」はおかしいでしょう?という訴え


(感想)
他の方の解説を見たんですが、弁護士を裁くことに多少の配慮があるらしいですが、やってもいないのに、「脅迫をするようなやつ」という例えは乱暴だと思う。


11. 太田啓子弁護士を提訴

(被告代理人弁護士:神原元)

名誉棄損(770万円)
内訳:提訴記者会見550万円、のりこえねっとの配信55万円、文字起こしが55万円の合計660万円、週間金曜日の記事が110万円で770万円

- 2023/1/29頃? 名誉棄損で提訴
- 2023/3/14頃 被告答弁書
 ・原告は面識がないのに、仁藤さんをゆめにゃんと呼んでいる
 ・水着の女性が正座して将棋を打つなら見るかもという発言をしている
 ・深刻なcolaboの被害
 ・情報開示や住民監査請求を始めた動機は仁藤への反発など
- 2023/7/15頃 被告&原告準備書面
 被告の補充書面(自発的に補充したいということで出された書面)
 ・原告による一連の誹謗中傷は「女性差別や搾取に声をあげる事への強い非難」を動機として行われたことは明らか
 ・国連でも萌え絵は問題にされてる
 ・原告が公文書公開請求や住民監査請求をするのはcolaboが初めてで、その後も女性支援団体にしかしていない

- 2023/8/30 被告第2準備書面
 「デマ」「サイバーハラスメント」「一片の真理もない」と言ったことの周りについて、太田啓子弁護士の考えを主張

- 2023/9/5 被告第3準備書面
 ①原告が根拠のない投稿を執拗に行った
 ②これによってColaboの名誉が毀損された
 ③業務に支障が出た 
 という主張
 
 「原告が本件各情報を発信するに際して「根拠」を付していていないとの事実までは適示しておらず、したがって、原告が本件各情報を発信するに際して「根拠」を付していないことは、適示事実の真実性の立証対象にはならない。」とのことですが、私には意味がわからず・・・
その他、生活保護ビジネス、不正受給などについて反論なども。

- 2023/9/10 被告第4準備書面
 原告の目的は、共産党と強いつながりがあるColabo代表仁藤夢乃さんに心理的圧迫を加え、「温泉むすめを燃やしたこと」を謝罪させ、二度と同種の発言をさせないようにすることだったのだ!!という感じの主張

- 2023/9/15 期日
 被告、本人尋問を要求。
 原告は陳述書を出せ、陳述書を出すなら尋問をとのこと
 
- 2023/11/6 原告準備書面2
 ・正当防衛が成立しないことを主張(note等で情報発信していたにすぎないのに対して、突如訴訟や会見を行い、社会的評価を低下させる発言多々)
※神原弁護士・太田弁護士の書面が似てる、というか流用が明らか(ゆめみゃんの誤記等)なので、反論も似てくるとのこと

- 2024/1/9 被告準備書面5
 ・書きかけなので、続きは次の書面でといった内容
 ・バス傷は前から割れてただろうという話がデマだという反論
- 2024/1/27 被告準備書面6
 さらに主張する予定!あとで補充する!キリッッ
- 2024/2/22 被告準備書面7
- 2024/2/26 被告準備書面8
(ゆめみゃんの誤記あり)
※7,8書面から、前回までの書面とは書式が変わってるそう。
第6までは河西弁護士が担当していて、第7,8は神原弁護士に変わったのかもしれないとのこと
 ・リーガルハラスメント提訴記者会見は、提訴発表記者会見だから、そこで紛争の当事者として自らの評価を表明することは、紛争の解決にも資すると考えられるから合法!(意味がわからなかったけど、提訴や会見じゃなくてよかったのでは?と思う)


(原告の見解を抜粋)
 ◆過去のツイートの1個とかを持ち出して「こんなツイートしてるから女性差別者!!!!」みたいなこと言う。
「ツイートで名誉毀損されたから」と言ってそのツイート1個を持ち出すのはわかる。でも、「僕は女性差別主義者だ」といって、根拠にツイート1個をあげるなら、それはおふざけツイートとか過去のブログを持ち出すのは滑稽じゃないかなって。差別主義者と認定させようとするそれ自体失礼なことなんだから。
脳みそのない◯◯とか言ってたツイートや他にも有名なツイートの数々を挙げると、神原弁護士のほうがよほど差別主義的な気がするし、太田啓子弁護士も、共産党と強いつながりがあるColabo代表仁藤夢乃さんも、ツイート数個だけを取り上げて主義思想レッテルを貼っていいならものすごい酷いものになると思うんだけどね。
公的な場でのスピーチとしてそのように言ったなら怒られるのはわかるが、
日常のツイートをあげて他人に差別主義者だとかいうのはもうちょっと
慎重に行ってほしいね
 ◆正当防衛名誉毀損しても合法!とのことですが、正当防衛っていうと僕のイメージだと「危害を加えそうな人を、危害を加えられないように制圧し危害を止める」行為のことで、たとえばナイフ片手に襲いかかってくる人を組み伏せてナイフと取り上げるのを正当防衛っていうと思うんだよね。
言論でいうなら、きちんと反論したりするのが正当防衛であって。
「こっちも名誉毀損してやったから正当防衛」って主張はどうかと思うんだ。

(感想)
原告の説明は、貴重だと思う。
私は、この弁護士さん、自分だけが正しくて、他者を認めない様に見えて怖いです。


(番外編)埼玉水着撮影会中止事件

2023/6/8に日本共産党埼玉県委員会ジェンダー平等委員会と日本共産党埼玉県議会議員団が撮影会の中止を申し入れたことで、水着撮影会が中止となった事件がありました。
共産党議員が圧力をかけて急遽中止にさせたので、逆に共産党がイメージダウンした事件です。
県営公園での過激な「水着撮影会」の貸出中止を埼玉県に求める - 日本共産党埼玉県議会議員団 (jcp-saitama-pref.jp)

この件で、公文書開示請求をされた方がいて、その結果、この騒動を起こした「本当の黒幕」は3文字の職業Xさんだということが判明。
メールで公園側とやりとりをし、公園としてイベントを許可したのは大変な問題、未成年者もいる、成人であっても問題がないわけではない、監督不行き届き、イベントは中止するべき、さもなくば、知り合いの議員やメディアにお知らせし、世論喚起をはかると述べていました。

(感想)
内容はヒステリックで脅迫っぽかったです。
水着撮影事態に思い入れはないけど、なぜこのイベントだけ急遽中止に?公共の福祉の増進〜に抵触するなら、表現のなんたら展はどうなの??、ピンポイント主観攻撃は、怖いです。


済 12. 熱海のあっつんさん提訴

カンパに関するツイート及びリプライについて、名誉棄損
(慰謝料150万)

原告訴訟代理人 渥美陽子弁護士
被告訴訟代理人 山下晃生弁護士

- 2023/1/18頃 提訴
- 2023/4/2頃 被告答弁書
- 2023/5/16頃 原告準備書面1
- 2023/6/30頃 被告準備書面1
 原告は事実摘示があった、被告は意見論評に過ぎないと主張。
(カンパは公共性があるから、述べている。原告のツイートブロック対処はカルト性がある。原告によるcolaboのミャンマー送金疑惑の話は名誉毀損だと思うから、それよりも違法性が低い「見せ金」を行う可能性はあった。慰謝料も高い)
- 2023/8/31頃 和解は無しで結審
 原告準備書面2 「意見論評だとしても違法」
 被告準備書面2 ほぼこれまでの主張の繰り返し
- 2023/10/30頃 判決
 下記2つのツイートのどちらも名誉毀損が認められた。

本件ツイート1は、本件カンパについて「信者たちにより現実的な支援行動をさせることによって一体感みたいなのを出して結束させる為の儀式みたいなもんじゃないかな。集まった金額を見せびらかして信者を安心させるというか、麻酔をかけてるようにすら見える。」としたうえで「まんまカルトよ」と断じている。
本件ツイート2は「詐欺師がよくやる見せ金ってやつじゃないですかね」として、本件カンパが「詐欺師がよくやる見せ金」であると指摘するものである

33万の賠償支払いが命じられました(訴訟費用は5分の1被告)
令和5年ワ831号 原告 暇空茜 被告 熱海のあっつん 7部E長尾崇判事

- 2023/11/20 被告より抗告しない旨連絡あり。完了

用語:
・「同定可能性」:誹謗中傷の対象者が誰であるかを特定できることをいいます。
・「事実の摘示」:意見や感想にとどまらず,実際に具体的な事実を摘示しているといえるかどうかという点が問題となってきます。
・「意見論評」:証拠等による証明になじまない物事の価値、善悪、優劣についての批評や論議などを内容とする投稿

(参考資料)
◆2023/1/18 熱海のあっつんさんを提訴しました https://note.com/hima_kuuhaku/n/n6b0c0a166338
◆2023/4/2 熱海のあっつんさん②被告答弁書 https://note.com/hima_kuuhaku/n/ne25ea4b56893
◆2023/5/16 熱海のあっつんさん③原告準備書面1 https://note.com/hima_kuuhaku/n/n795e179cc46a
◆2023/6/30 熱海のあっつんさん④被告準備書面 https://note.com/hima_kuuhaku/n/nc1cbb77457e5
◆2023/8/31 熱海のあっつん訴訟⑤結審https://note.com/hima_kuuhaku/n/nc396b9edbcdf
◆2023/10/31 熱海のあっつん訴訟⑥判決 熱海のあっつん敗訴!! https://note.com/hima_kuuhaku/n/n94fbb2d6e7d3

(感想)
勝訴。おめでとうございます。


13. 望月衣塑子さんを提訴

被告訴訟代理人弁護士:喜田村洋一(1950年生、文春の守護神)
インタビュー!喜田村洋一さん[2]裁判に挑むときの心得 – 六法ちゃん (roppochan.jp)

令和4年12月1日「大竹まことゴールデンラジオ」というラジオ番組で、名誉を傷つける事実無根のデマを発言したことで提訴

- 2023/3/5 提訴
- 2023/7/12 原告準備書面1&2
・期日の再調整が何度かあった後、「進行協議メモ」が出される(争点の提案?)
 1 ラジオでの発言内容→次回期日までに望月さんが確認の上認否する。
 2 ラジオでの発言内容につき、一般聴取者がこれを聞いた時、原告に関するものと理解できるかを原告が補充する
 3 摘示事実については特に争いにはならない
 4 真実性(それが真実だと思うだけの根拠があったか)について争う(反論する)かは被告が出したいなら早めに出すこと

・2について、第1準備書面提出
・再度、裁判期日
 裁判官「同定可能性について、最高裁判決H15.3.14を踏まえた主張を補充してもらいたい」
・第2準備書面提出
 裁判官「原告の準備書面を受けて、まとめて同定可能性について反論してもらいたい(真実性については被告の準備不足により次次回以降に)」

- 2023/8/5頃 被告準備書面1
 ・以下、4つが争点
  ①言ってる相手は本当に暇空なのか?(同定可能性)
  ②言った内容は何なのか?(事実の摘示)
  ③言った内容で相手の社会的地位は下がったのか?(名誉毀損)
  ④それはセーフになる言い方なのか?(違法性阻却事由)
 ・以下、被告側の今回の反論
 ⇒裁判所が指示した「最高裁の判例」については法律用語でいうと「射程にない」(今回の裁判には使えない)
 ⇒番組内で、本名もTwitter上の名称も使用していないので、原告のことを言ったわけではない(と視聴者は思う)

- 2023/11/25頃 原告被告準備書面1
原告:「これはどう聞いても僕のことでしょ」みたいな反論
被告:写真を相当回数配信したことをもって証明される?
ここで、裁判所から訴訟指揮(争点の整理)が入る。
原告側からの争点整理:
1.生活保護ビジネスが事実か否か
2.上記1に係る情報配信が相当数配信されたか否か
被告側:
原告の言う、生活保護ビジネスの証拠写真は証拠にならない。
写真の再生回数は社会的評価に関係しない。
・・ということで、原告の書面に対する認否反論、訴状に対する認否、真実性・相当性の主張が出来ていないが、4週間程度必要とのこと。

- 2023/10/3 期日
 裁判所から被告に認否や反論を求めた
- 2023/11/4 催促(指揮)
 一週間以内に認否を、真実性を4週間後に提出する。
 ・11月24日までに認否提出
 ・12月12日に真実性に関する反論提出
- 2023/11/21 認否出ず。裁判所からの催促は無視
- 2023/12/15 (反論期限すぎてる)証拠提出

- 2023/12/22 (反論期限いっぱい使い3ページ)準備書面
・相当性:記者会見と、原告のnoteをみて

- 原告の反論
・住民監査請求を通したり様々な調査をした原告の主張を一切鑑みることなく、Colaboの主張を信じ、新聞記者であるのに一切取材活動を行わなかったのは失当
- 期日
裁判長「被告はもっかいこれに反論するんですよね?」
被告ゴッドガーディアン弁護士「Colaboの代理人弁護士に接触を試みてみる。その後で反論する予定だ。よって1月半ほしい」

- 2024/1/31 期日
 喜田村弁護士「反論します、6週間ください」
以下の予定に決定
 3月13日 反論書類提出期限
 3月19日 裁判期日

- 2024/3/14 裁判所「書類が提出されてませんが進捗どうですか?」

- 2024/3/19 朝11時頃(期日は15時) 被告側弁護士からの回答
(要約)Colaboの代理人に証拠くれっていってたら、3月18日にColabo弁護団会議があり、提供は拒否されて裁判所で自分で取れって言われた。どゆこと?って電話で聞いたら、閲覧禁止をしてるのもあるよって言われた。これは閲覧しにいっても見れないかもしれない。わかんない。確認していきたい。以上、報告します。
再度証拠をもらえるか確認したりして、1からやるから、次も6週間ほしい。

4月末が次の締め切りで、期日は5月に

--ここから--
- 2024/5/6 期日 被告準備書面4ページ
・生活保護ビジネスについて、Colabo原告の裁判で出された陳述書を説明
・仁藤さんの代理人弁護士が、原告に対する提訴の記者会見で配布したことから、資料の内容は真実であると確信したし、相当の理由を有していた
--

(感想)
牛歩が戦術だったとは・・
Colaboの主張を鵜呑みにしていたってことだと解釈しました。


(番外編)ぱっぷすのつぶやき

暇空さんは3月の中旬までに潰されてる予定だったのでは?という仮説

・突然の珍しいつぶやき(2024/3/19)

直近の出来事を追うと・・

2月15日 書類送検(Colaboへの名誉毀損疑いで「暇空茜」名乗る男性を)
2月16日 書類送検報道

担当の刑事に確認したところ、「15日に送検したし、送検したことについては告訴したColaboにしか伝えてない。メディアとかに教えたりはしてない」という回答。

2月15日 書類送検
     アニメイト脅迫
2月16日 書類送検報道 
     アニメイト脅迫犯が指定した販売中止発表日

「2月16日にネトゲ戦記の販売中止の発表を出せ、さもないと2月17日にアニメイトの各店で一斉に京アニ事件を再現してやるぞ」との脅迫犯があらわれ、その内容が真剣味があって警察も従ってくれと言うほどで、アニメイトは脅迫に屈した。

2月15日 書類送検
     アニメイト脅迫
2月16日 書類送検報道 
     アニメイト脅迫犯が指定した販売中止発表日
3月19日 金尻和也(カズナ)「キエエエ!」
     喜田村洋一「あ、書類何もできてません、もう6週間ください」

3月18日に、なにか金尻さんがキエエエ!ってなるような情報共有があったのでは・・・
暇空を書類送検で潰す予定で、3月XX日にも何か予定してたけど、なくなった、みたいな・・・

脅迫犯が捕まることを願います。
牛歩も異常だし、こんなことが当たり前に行われると困りますよね。。


14. Colaboを支える会(北原みのりさん)を提訴→28も関連


被告訴訟代理人 大串真智子弁護士

Colaboと係争中の暇空を「ぶっ○したほうが早い」という新橋九段さんのツイートを、Colabo公認の支える会がリツイートするのはどう考えてもまずいだろという訴訟(330万円)

- 2023/2/18頃 提訴
- 2023/4/19頃 被告答弁書、原告準備書面1
 ・支える会のアカウント運用や情報発信に一切関与してないから知らない
 ・反論前の求釈明あり(釈明の後に反論したいという意味)

- 2023/5/30頃 被告準備書面1
 ・会は自由闊達にそれぞれが活動する団体であるから、Twitterは私の責任ではない

- 2023/9/9頃 原告&被告準備書面2
 ・新橋九段の書き込みについて、「くだらない」と言ってるだけだから問題がないとの反論について再反論(平穏生活圏の侵害)
 ・支える会はみんな勝手に活動してるから関係ないとの反論に再反論
 ⇒(被告)私は代表じゃないし関係ない。非常にゆるい集まりだから責任とかはないし取らない。主催者って表示されてたのはアプリの仕様で知らなかったから、主催者と表示されると自覚してなかった。などと反論。

- 2023/10/15頃 原告の準備書面3
 ・被告は、「支える会は自然発生した」というが、呼びかけ人であり、連絡窓口にもなっている。
 ・Colaboを支える会と似たような法人格を持たない「フラワーデモ」「新井祥子元草津町議を支援する会」でも、代表の様に強く発信し活動し、別個で名指し非難されている。(名指しされるほど強い情報発信をしており、本件だけ何ら関与していないとは到底考えられない)
 ・Colaboを支える会の有料報告会は、その売上をColaboの支援に使うと言ってたのに、その宣伝を支える会アカウントでやらずに北原みのりアカウントでだけやったのは、代表的な存在だった北原みのりアカウントでやったら十分だったからだろう(知らないと言っているが代表じゃないか?ということかな?)

- 2023/11/15頃 原告準備書面3
 ・裁判所から打診され、被告北原みのりさんの証人尋問の申請
 ・被告は、「リツイートをした人物を人証申請したうえで被告本人の尋問の必要性はないとの意見を述べるかも知れない」とのこと

※裁判官からの、被告北原みのりさんの本人尋問の打診について。普通、名誉毀損裁判というのは、その発言(発信)内容だけで決するものなので、尋問は不要。しかし、この裁判では、北原みのりさんが「発言そのもの」について、知らないと争ってきてるので、本人尋問しないとわからないのではないか?と裁判官が示した様子。

(2023/11/15 リツイート者が判明。太田啓子弁護士とのこと)

- 2023/11/21 被告準備書面
・太田啓子弁護士がリツイートしたので、太田弁護士を尋問に出す
・「債務不存在確認訴訟」が提起された(問題ないという訴訟、弁護士:神原元)→反訴で損害賠償請求訴訟を行う予定
・北原みのりは本人尋問反対
 →リツイートの真犯人として太田啓子弁護士が出てきても北原みのりも尋問する必要があるよという主旨の書面提出

・裁判所の判断としては・・・
 棄却するにしても北原みのりさんの尋問は必要
 太田弁護士が今更名乗り出たのだから、そっちをメインに追求してこっちの裁判取り下げてるのもいいのでは?
 →取り下げはせず判決まで続けるとのこと。

(感想)
名勝負に見えました。裁判官も参加して。
後で読み返そうと思う。
本人尋問については、交渉中の様子。


15. 菅野完(すがのたもつ)さんを提訴

Youtubeでの発言に対して名誉棄損
(被告訴訟代理人弁護士:大窪和久)

- 2023/4/11頃 提訴
- 2023/8/12頃 被告準備書面
 ・同定可能性の不存在(原告じゃないかもしれない)
 ・ただの意見論評である
 ・公益性があるから違法性阻却事由にあたる
 ・侮辱だとしても受忍限度の範囲
- 2023/8/13頃 原告準備書面
 発言一つ一つに対し、反論(違法な名誉感情の侵害に当たるなど)
- 2023/12/5頃 被告準備書面2
 ・原告暇空は水原じゃないかもしれないから無効
  →会社謄本に載ってないという理由だったが、閉鎖謄本に載ってる様子
 ・暇空は性的表現漫画を擁護することを目的とし不正会計疑惑を追及したのが事実
 ・暇空の行為に対して強い社会的非難が向けられるべきものであったのだから許される
 (原告の住所を開示しろ!として、開示請求も起こしてるそう)

- 2024/2/4頃 原告準備書面2
・暇空は現住所を出さなければこの裁判は却下との主張に対して
⇒一方的な悪感情を持って表示していたこと、過去にも個人情報を公開していたことがあることから、被告が適正に情報を扱えると期待できない
・名誉感情の侵害について。
⇒暇空茜に対してのものだというが、同定される原告に対して行われている。また、そもそも住民監査請求・訴訟は社会的非難を向けられるようなことではない。
などのマジレス

- 2024/2/26 被告準備書面3
・名誉毀損でも侮辱でもない
・本人かどうかが立証されていない
・原告が株式会社グラニの取締役だったか、閉鎖登記に名前があるが、2ヶ月程度しかないから、実態が無い。

--ここから--
- 2024/5/12 原告反論書面
・グラニの取締役だったことの説明(本名を誰も知らなかったという話から?)
・勝訴の見込みがない訴訟で欺罔してカンパを集めてる→?
・費用が高すぎる→多数訴訟中
など
- 被告追加書面
・再び、グラニの取締役?カンパの私的用途への流用は?について
原告としては、十分反論したので、この書面には反論しないとのことでクローズ

※判決は7/17(Colabo原告判決の前日)

(感想)
この方、ちょっと言動が怖すぎますよね。海外で性犯罪歴もあるとか。
で、そういう方は裁判上でも変わらないんですね。。
同じことを繰り返し主張されても逐一反論する必要はないということも知りました。


済 16. 桜ういろうさんを提訴(代理人弁護士:神原元)

(代理人弁護士:神原元)@名古屋地裁
ツイート2つについて。(330万)

- 2023/4/22頃 提訴
- 2023/7/20 被告第1準備書面
 ・被告について、共同通信社名古屋支店に勤務する個人であり(!?)、桜ういろうTwitterアカウントを管理していたことは認める
 ・Colaboの前に必ず「共産党と強いつながりがある」という枕詞を使用し、不正会計問題の背後に共産党の陰謀があるかのような印象を世間に与えている
 ・多額のカンパが集まっているが、統一教会かもしれない。証明するためにカンパ口座の取引履歴全部出すよう文書提出命令を申し立てる予定
 ・バスカフェに直接抗議行動をする様に煽動している
(名誉毀損の「違法性阻却事由」で争う様に見えるとか)

- 2023/7/25 文書提出命令申立書 
 カンパを振り込んだ人物の氏名が記載されている文書の提出を要求
 原告からは「反論意見書」を提出
 ⇒却下された
 
- 2023/9/23頃 原告準備書面1
・「統一教会から7000万円もカンパされてるだろう」というツイート
 →それをうかがわせるツイートなし
・「煉獄コロアキは暇空に扇動されている」
 →印象操作をしていると考えるのが自然
 と反論

(クイックターン)被告準備書面2
・原告のツイートに対するリプを見る限り、一般読者は、仮に原告のカンパ金口座に統一教会等が振り込んでも何の問題もないと考えている。
よって、仮に団体が振り込んだとしても、原告の社会的評価が低下しないことは明白、とのこと
(リプを根拠に「統一教会って言われても名誉毀損にならない」って反論)

- 2024/1/27 判決
 被告は22万円払え

(裁判所の判断)
・争点1:投稿による原告の名誉棄損の有無
被告の独自の認識や断片的な情報であり、Twitterアカウントは特に信ぴょう性を示す様な情報が掲載されているものでもないので、一般の読者も認識し得る
・コロアキが原告に扇動されてColaboに直接抗議しに行ったという話は、一般読者もそのように認識すると考えられるので、原告の社会的地位を低下させるものといえる→アウト

・争点2:違法性阻却事由の有無
Colaboの不正会計の背景にはナニカグループが税金を搾取する公金チューチュースキームで利益を得て、日本を支配しようとしているという話は、単に原告が独自の見解を示したもの。違法性阻却事由は認められない。(今回の争点とは関係ない)

・争点3:原告に生じた損害
 インプレッション3.4万件で、名誉毀損は認めるけど内容は短文で具体性にかけていて、まあ20万円ねとのこと

※桜ういろうさんは控訴、原告も附帯控訴するそう(その控訴ちょっと待ったー!という感じらしい)

(感想)
「しょーりっ ぶいぶいっ  v(^^)v」とのことw おめでとうございます。
桜ういろうは、櫻井平さんという名古屋共同通信の社会部デスクの記者で、それを隠して、勤務時間中に記事は書かず、SNSでの誹謗中傷にあけくれていたということも明らかになりました。
攻撃されていた方は結構いると思う。


17. (番外編)note削除仮処分申立

■原告:堀口英利さん

?(- 日時不明 note記事削除依頼→原告からnote 株式会社へ)

- 2023/6/29 note記事削除の仮処分申立→原告から東京地方裁判所へ
 (権利侵害を裁判で争う前に、まず一旦記事を消してくれという手続き)
- 2023/7/7 追加申立(前回のやつをリライトした感じのもの)→裁判所?

- 2023/7/18 回答書提出→発信者(被告)からnote 株式会社へ
- 2023/8/7 回答書2提出→発信者(被告)からnote 株式会社へ

(感想)
何を行っているかわかりません・・。これ合ってるかな?
理解したら強くなれそう。気のせいかなw
また後日見直します・・。


18. 堀口英利さんを提訴

(被告代理人弁護士:神原元)

・堀口さんが始めた争いであること
・仲間や支持者を攻撃を執拗にしていること
・colabo弁護団と接点をもつ匿名弁護士がけしかけていると思われること
から法的措置で対抗することになった様子

- 2023/8/24頃 提訴
- 2023/10/28頃 被告答弁書
 ・被告弁護士より、本件について特段事実関係に争いがなく、もっぱら法的評価(裁判所の判断)の問題となるので、次回結審としてもらいたいとの要望あり 
 ・東野教授に攻撃したから横から批判しただけだ!甘受せよみたいなことを言いたい様子
 ・40歳で経済的に恵まれた立場にある原告が、25歳学生のわずかな批判に立腹して熾烈な誹謗中傷を繰り返し、追い詰めて裁判まで起こしてきた。

次回結審、その次判決の予定。

(感想)
2つの投稿に関して訴えを提起している様子。
又、堀口さんがしていることは、新しくできた法律の濫用に繋がる行為だとか。


19. 【原告:辛淑玉、島崎ロディ】損害賠償請求訴訟(代理人弁護士:神原元)

(原告代理人弁護士:神原元)

動画削除と、のりこえねっとに約220万、写真家島崎ろでぃーに約190万円
(内訳は、インターネットへの写真使用量は35,000円が相場だから57回で200万。島崎ろでぃーは著しい精神的苦痛を受けたから32回で175万。
弁護士費用も追加)

- 2023/7/3 提訴
- 2023/10/18 原告訴状&被告答弁書
 ・前の訴訟では、突然「島崎ロディが写真の著作権を譲渡してた」という主張が変わって出てきたこと
 ・仁藤さんと辛は、仁藤が社団に了承を得た経緯も、ロディに了解を得た経緯も具体的に述べていない
 ・毎日新聞社が使用するに当たり、ロディも辛も、特に問題にしていないと述べるにとどまり、了解を得たという仁藤さんの陳述と整合しない
 ・上にイラスト被せた物や、モザイク、背景切り抜きなど施した物はもう別物だろうとか
 ・3人の写真を撮影して7万円だった写真の話しで、そのうち1枚の写真だけで220万請求は疑問
 ・他の会社の料金もってきて相場というのも疑問
 ・島崎氏の氏名表示権を侵害しない(表示してなかったので)
など
(求釈明)
 ・島崎氏が7万円で撮影した写真のすべて
 ・原告らが使用させた事例のすべて
 ・写真が使用された事例で、承諾をした事実の有無、具体的承諾の態様
 ・写真が使用された事例で、使用料の有無、額

- 2024/1/28頃 原告被告準備書面
(原告の反論)
・「キモいおじさん」シリーズのために、のりこえねっとの代表者である辛淑玉の庭で撮影したもので、データが納品され7万円を支払った。著作権の契約書は作らなかった。
・本シリーズ全4作にはこの写真が使われたが、追加費用の請求や使用許可を得たりはしていないし、撮影家島崎は仁藤の写真を他のことには使ってない
・これまでの裁判までの経緯に、撮影家島崎から特に意義はなかったので、著作権は譲渡されたと解釈するべき
・モザイクかけてたのに著作権?⇒読み取れるから著作権侵害
・写真を引用する必要性がない
・7万円でたくさん撮影した写真のなかの1枚の1回使用量が35,000円は高すぎるだと!?これは本人が必須の貴重なもの
・訂正で上から知るかバカうどん先生のイラストをのせたことについて⇒同一保持権侵害で、被告の写真は失当?

-追加で原告第2準備書面も
写真の対価と損害額について補足的な主張(誤記あり:1回3万円5000円)
訴えの変更も

--ここから
- 2024/2/11 原告ら第3準備書面
契約書も口頭の取り決めもないけど、暗黙に著作権移転契約は結ばれた

-原告より高橋英明(のりこえねっと初期からのメンバー)尋問の申請
・島崎ろでぃーにお金を払った人とのことで、著作権の譲渡も合意があったんですと証言します!とのこと(陳述書には島崎さんが同意サイン)
・この裁判のはじまりとなった、のりこえねっとからの著作権侵害申請は、仁藤さんが高橋さんに相談して申請してもらったこともこの陳述書で判明

- 2024/3/21 原告より請求の一部取下書
(動画削除の件について取り下げ)

- 2024/3/29 被告準備書面(2)
- 2024/3/30 原告ら第4準備書面
島崎とのりこえの間には特に取り決めなどなかったので、著作権は移転したと解するのが相当

尋問が5月、判決は7~9月の見込み

(感想)
著作権を裁判してまで問題視するなら、それなりの書面が必要な気がする。
痴話喧嘩(って表現あってるかな?)とは違うので。
ロディさんが出てこないのもそういうことかなと解釈。


20. 【原告:伊藤和子弁護士】

(原告代理人弁護士:山下幸夫 創価大学法学部卒)
※反訴(№10)は裁判所から却下されたため、別訴で訴えを提起

ナニカグループや公金チューチューとしてSpringの名簿を出したのは名誉棄損という訴え
(名誉権、名誉感情の侵害、肖像権の侵害で損害賠償請求)
・720万+
・ツイートとYouTube動画の削除
・noteトップ記事として、謝罪文の掲載(期間、フォント、ポイント指定)
を要求

- 2023/8/22 別訴

- 第一回期日
・名誉毀損事件ではまず摘示事実が何かを確定する必要があるのでお願いしたい
・動画自体を証拠として出す必要があるのかないのか
・名誉毀損では尋問とか普通はしない
と、裁判所からの指摘。

--ここから追記--
(裁判官からの指導後・・)
- 2024/4/28頃 原告伊藤和子さんの書面("裁判種"という誤記あり)
・ナニカグループの定義が違うという被告からの指摘に対して、「不知」と回答
※相手方の主張する事実を争うかどうか答えること。争わない→「認める」、争う→「否認する」又は「不知(知らない)」
証拠を出してくれという意味の様子
・証拠として、札幌アイヌ団体の話や、杉田水脈議員の話等もあり

-被告反論書面
(無理スジでは?とか読み方違う、意味違うという話になっているそう)
・ナニカグループの定義は恣意的な切り抜きになっている(定義と理由は掲載されている)
・公金チューチューは身内同士で公金をチューチューしあうことであって、違法という意味ではない
・AV新法は、当事者の意見ではなく、東京都の若年被害女性支援団体やこれに関係する者が評議員となっているSpringの意見ばかりを聞くことで若年被害女性支援事業を活性化させることを危惧する旨の意見を述べている

(感想)
反訴で入れようとして別訴になったあたり、訴えられたから訴え返そうとしたものだと思われる。
これ、注意深く読まないと、意図的な話をスルーしてしまいますね!


21. 千尋(@white_rabbit_96)さんを提訴

(代理人弁護士:中川卓@法テラスで受任したので称賛してほしい)

名誉毀損(開示請求で身元が判明したので、内容証明で和解勧告を行ったところ、受け取り拒否をされたので、提訴することにしたそう)

- 2023/10/2頃 提訴(ツイート1つ)

ツイート追加(計2つ)


- 2023/10/18 初回答弁書は擬制陳述(初回だけ反論を1回パスできる仕組み)
- 2023/12/7頃 第一準備書面
 ・原告はインターネット上で実名を公表している事実はない
 ・(Colaboとは関係ない裁判だが)Colabo裁判では当事者尋問には出頭せず無責任、「生活保護不正受給」とか汚名をきせた、という話を展開
 ・証拠説明書で、「Colaboが東京都に対して数々の過大請求、不正申告等を行っているかのような情報発信は、デマ・誹謗中傷であったことをツイートで立証

- 中川卓弁護士から求釈明(質問みたいなもの)
- 原告から反論(それって本件裁判に関係ない話ですよね、印象付けようとしてるだけにみえるので不適切という主旨)

- 2024/1/19 第2準備書面
 被告弁護士が、前回の期日である12月頭から12月中旬頃にかけて体調不良だった為、被告の書面が間に合わなかったとのこと(次回まで反論が続く様子)
内容としては、「濫訴野郎」という発言は意見論評

-2024/3/10頃 第3準備書面
 ・Colaboの監査は大山鳴動して鼠一匹
 ・ツイートを多数提示

--ここから追記--
-2024/4/1 原告準備書面
・被告がしたツイートが、どういう内容だったのか?を主張
・被告の主張は、原告がこれまでどのような根拠に基づき、どのような発信をしてきたか何ら分析せず、表面上、被告が不適切と考える原告の発言を羅列したものに過ぎない
・(被告の書面も販売している、被告訴訟代理人を愚弄している、売上を伸ばすための工作だ等の主張に対し)住民監査請求という大きな成果に対し、虚偽の記事を1000円という安くない金額で販売したなどと指摘されれば精神的苦痛を受けるのは当然

(感想)
まさか、書類送検のハナシ(Colaboがした告訴を受付けて事件を検察官に送致しただけで、犯罪の有無は関係ない)まで裁判で話しているとは・・
印象操作ですよね。悪性格立証というらしい。
他にも、私にとってはもやもやしていた部分が見事に説明されていました。


済 22. 都庁に対し国家賠償請求訴訟

公文書を違法な理由で非開示にしているのではないか?という訴訟
(「3. DV交付金公文書 非開示処分取り消し訴訟」は、「舐めた理由で非開示したからこれおかしいですよね」訴訟)

・原告訴訟代理人弁護士
 渥美陽子先生
 松永成高先生

- 2023/5/23 公文書開示請求
- 2023/6/19 WBPほか5団体をR5若年被害女性等支援事業の対象とする旨を公表
- 2023/7/24 不開示決定。理由「団体がまだ決定してないから公表したら都民を不安にさせる」
(「すでに決定して公表してる事情」を「申請時に未公表だから」で1ヶ月以上たってから却下した)

- 2023/10/9頃 国家賠償請求訴訟を提起

以下が裁判期日での裁判所の判断
本件の争点は
①非開示事由の判断基準時がいつか
②判断基準時が請求時であった場合に条例7条5号該当性があるか
③国家賠償法上の違法性の有無及び損害

- 2024/3/26 判決
勝訴! 
国家賠償請求訴訟④判決文|暇空茜 (note.com)

@himasoraakane

(国賠は1000~10万円が相場らしいです)

(感想)
東京都の行為は違法だったんです。おめでとうございます。
この裁判の結果って大きそうな予感。

勝訴ライブで言っていた、公文書を定期的に請求するようになった経緯の話も興味深かったです。
リーガルハラスメント記者会見で、Colabo弁護団の太田弁護士が、「新しい書類を東京都に提出してあるのに、古い書類で暇空はデマを言っている」と言われたことがきっかけだったとか。
(新しい書類を提出した翌日のコメントだったそう、手に入るわけない)
Colaba弁護団はこういう印象ですが、東京都も同じだなと思いました。
怒るべきところだったと思う。すごいな。


23. 谷家幸子さん提訴

ツイートの内容に対して損害賠償請求
(カンパは見せ金だとか、詐欺師に名簿売られるかもという発言)

(被告代理人弁護士:中川卓)

- 2023/11/1 提訴予告通知書が谷家さんへ届く
- 2023/11/14 被告から和解しない旨連絡あり。
- 2023/11/28 提訴
- 2024/1/15 谷家さん、訴えると言って訴えてこないので債務不存在確認訴訟を起こすと宣言。カンパを募る
(既に提訴済なので却下されるとのこと)

※裁判所から原告に対して秘匿申請という新しい制度の利用の打診があり、やり取りをしていたら、被告への連絡が遅くなった様子だが、確認すればいいし、弁護ミスなら懲戒請求をだせばよいといった状況の様子。

- 2024/4/22 被告準備書面(1)
- 2024/4/23 撤回再提出版
 原告の氏名を明示していないから同定可能性はない、主張されるような文意は読み取れない。バズってないから注目されてない。
カンパが集まるなんてありえない、作り話と考えるが合理的等
- 期日
裁判官「被告準備書面⑴の被告の主張部分が法的にどのような主張に当たるのか被告側で一度整理してほしい。内容を見ると真実性、真実相当性の抗弁のように見える」→法的にどういうものか整理して出し直すことに


24. ColaboDV(R3)住民訴訟←New!

正式名称は
「令和3年度東京都配偶者暴力被害者等セーフティネット強化支援交付金についての住民訴訟」
Colaboは、DV補助金と若年女性支援事業と自主事業の3つを明確に切り分け出来ているのか?を問う訴訟

現時点で、Colaboが訴訟に補助参加するかはわからないそう。
→半年遅れくらいの1月26日付けでColaboが補助参加(代理人は神原弁護士)

- 2024/2/2頃 訴状&都庁答弁書
・複数の公金を得ているが、事業の切り分けができているのか
・関係のない経費について、交付金が支払われていることはおかしい
(弁護士への報酬、スーパーバイザーへの報酬、委託料、研修参加費)

都庁反論
・都では切り分けを把握している
・弁護士とスーパーバイザーについは、「都庁はColaboからこういう説明を受けてたから問題ない」
・Colaboからの実施報告書では、弁護士による支援の効果について「他機関との連携がスムーズになったり、これまで支援の対象外だった大学生等も婦人保護施設に入所できるようになった」などとされている

※ただし、Colaboの主張によれば、Colaboは個人情報を都庁に渡すと女の子に信頼されないからといって、一切個人情報とか出してないという話がある。

-原告反論
・同一事業を異なった観点から分類したにすぎず、明確に区分はされていない。具体的に主張立証を求む
・Colaboの主張によれば、これまで女の子の個人情報を一切都に提供してこなかったし、今後も提供したくないから自主的に都の事業を申請しなかったというが、では弁護士が女性支援を行ったか実態を確認できてないのでは?

- 2024/4/25 被告再反論
・同じ経費で二重取りを避けてただけ
・Colaboからは報告を受け、領収書等も確認しているし、必要に応じてヒアリングも行い、先進的な取組の実施に直接必要となる費用と判断している。
(というような、確認したもん!ってコピペみたいな反論とのことで、証拠は一切提出されてなく、訴訟に至っているそう)

(感想)
これ課題でもあると思うんですが、ヨシで済ませようとしている感じが怖いです。公金の横流しも可能になってしまいますけど。


25. 共産党中野区議会議員羽鳥だいすけさんを提訴

- 2024/2/5頃 提訴


26. 勝部元気さんを提訴

(被告代理人弁護士:神原元)

・「ミソジニーオブ・ザ・イヤー2023」を主催して暇空さんを1位だと喧伝したこと
・その他
請求額はミソジニーオブザイヤーが440万円で、もう1件が110万円、
合計550万円

- 2024/2/6頃 提訴

- 2024/4/24 被告第1準備書面
・筑波大教授の東野氏について誹謗中傷を行っている
・「ミソジニーオブ・ザ・イヤー2023」のサイトで作業をしたのは別人(名前は出せない)
・仁藤さんの経歴説明
・原告が言ったColaboに関する12のデマの説明

-第一回期日
・原告)ミソジニーオブザイヤーツイートが名誉感情侵害、いたずら投票が暇空その他だと指摘するものが名誉権侵害
・被告)名誉感情侵害の部分は、投票の結果を公表したというだけに過ぎない。被告はノミネート等の手続に関与していない
・原)1位と公表した行為が名誉感情侵害と考えているが、これが受忍限度を超えるかの検討において、手続や、結果を誘導した行為があったことなどの事情を考慮することになる。
関与してなかったとしても、共同不法行為という観点から考えるのかどうなのかも含めて、予備的な主張として整理
・被)被告は東野さんをメス呼ばわりしたりして仕方ない
・原)今回のノミネート理由はColaboを攻撃したとある
・被)投票の理由は投票者それぞれの考えによるものだから、その他の事情も含まれる。投票者に不法行為がある?
・原)投票者に不法行為があるとは考えていない。投票者はノミネート理由を見ているだろうから、その記載内容に誘導されると考えている。
・被)Colaboについても、温泉むすめを叩かれて気に入らなかったからColaboを攻撃したというのはまさに女性差別
・原)温泉むすめはきっかけに過ぎない。時期を考えると、Colaboの会計に関する指摘が攻撃にあたると考える人が多いのではないかと思う。会計問題については原告側も相応の根拠でもって指摘をしている。そこを何も記載せずにColaboを攻撃したという紹介の仕方が問題だと思っている。
・被)温泉むすめについては、住民監査請求後にも同じようなことを言っている。やはり原告本人から話を聞かなければならない。
・原)温泉むすめが本件とどれほど関係があるのか疑問なので、尋問の必要はないと考える。そもそもその辺の経緯は客観証拠で確認可能だと考える。

(感想)
すぐ回答できるのすごい~
私は知らなかったんですが、みんなの出会い?は温泉むすめっぽいですね。
神原弁護士は、温泉むすめと、本人尋問が原告の弱点と思ってるのかな?と感じました。
こういうネガティブ投票って、どうジャッジされるんでしょう。


27. 【原告:よっぴー】

(原告訴訟代理人弁護士:清水陽平)
※『しょせん他人ですから』監修でもおなじみの弁護士さんとのこと
他に、木村響子捏造スクショ開示事件や、借金玉えりぞ訴訟も

フローレンスのインタビューをしたライターさん
ステマ関連の判例になりそうな裁判と噂
(消費者庁の定義にはセーフだからステマじゃない!スタッフをフローレンスから無償提供されててもステマじゃない!広報(アカウント消した)から3度もお願いされてもステマじゃない!訴訟)

- 2024/2/1 提訴
・被告の言った「ステマ」との指摘は、2023年10月からはじまった景品表示法のステマ定義による不法行為との事実摘示!社会的評価の低下
・フローレンスからは「もしよろしければ」としか言われていないし、対価はない
・協賛もしてもらったし保育士は無償派遣してもらったけど、お金はもらってないから対価は得てない
・これが原因となり、嫌がらせや問い合わせが殺到、仕事にも影響した

- 2024/5/11頃 反論
・ステマと言及した理由は、本件や広告主を明示していない「天才タオル」について、広告主を明示していない点で欺瞞的であると考えたから
・フローレンスの件も、依頼を複数回受けたうえで投稿しているし、すぐに対応しなかったことについて謝罪もしているが、明示されていない
・景品表示法に限定?ステマの意味はもっと広いだろ。法は後からできたもの

期日
・(原告より)現段階では該当箇所は事実摘示であると主張するが、今後、予備的に意見論評前提での主張をすることも検討している
・天才タオルについても反論するか、訴状の根本である事実摘示部分(景品表示法違反との事実摘示をしたのだという主張)から見直すかもしれない様子

(感想)
ステルスマーケティングって言葉も知らなかったんですが、フローレンスは広報が働きかけてたんだな~って・・


28. 太田啓子(支える会中の人)を提訴←New!

(被告訴訟代理人弁護士:神原元)

14からの続き。「Colaboを支える会」のアカウントが、新橋九段の「暇空をぶっ◯したほうが早い」ツイートをリツイートした件で北原みのりさんを訴えたら、それを実行したのは太田啓子弁護士だ!って出てきて、それで北原みのりさんの訴訟とは別に、太田啓子弁護士に対して提訴
合計660万円

-2024/1/24 反訴
(太田弁護士が出した「債務不存在確認訴訟」に対してなので反訴)
・平穏生活権の侵害(「ぶっ◯した方が早い」のリツイートは同罪だよね)
・Colaboの公認支える会アカウントでそんな事をするのは、故意の不法行為
・客観的資料に基づいて追求している原告にレッテル貼りをする用語「暇アノン」を支える会で広めるのもアウト
・Colaboを支える会のアカウントで、Colabo弁護団である被告が「暇アノン」とツイートするのは故意に貶めようとしたことだよね

(余談)
-2024/1/28 代理人弁護士:神原元より求釈明書
(北原みのりさんの訴訟は太田啓子弁護士が名乗り出たんだから、取り下げたんだよね?という内容)
⇒・取り下げてないし取り下げる予定もない
・リツイートをした者でなくても、共同不法行為責任を追求しているので二重起訴には当たらない
・反訴したのは、本訴されたから
と回答済

-2024/2/21 被告より反訴答弁書(本文で35ページ)
・仁藤氏が明治学院大学から東日本大震災でColaboを立ち上げた話の説明
・「暇アノン」の呼称について。「Qアノン」というのは現代の陰謀論の典型とされていて、原告の言説を信じる人々がそういわれることは甘受すべき
・暇アノンのハッシュタグについては、安田浩一のツイートを引用して、NoHateTVを広く知ってもらいたかったから
・原告の動機は、趣味を守るためという不正で利己的なもの
・暇空ぶっ○したほうがのリポストは受忍限度
・別の裁判証拠も提出(厳しい批判を受けることは予想される事態として、原告の訴えは棄却された裁判)

-2024/3/25 被告より反訴答弁書
-2024/4/17 反訴被告第2準備書面
・「暇アノン」と「暇空」は区別していた。だから侮辱じゃない
-2024/5/7 原告準備書面(1)
・温泉むすめはあくまで調べるきっかけにすぎない。住民監査請求や訴訟が濫用とは思えない。
・ナニカグループの定義
・タコ部屋(生活保護不正受給は争点から取り下げ)しか訴訟で争ってない。それなのに、そのくせ暇アノンって呼ぶのはおかしい
・そもそも暇空の信奉者は暇アノンって呼んでるのは暇空への侮辱にもなってる
・太田啓子弁護士は自分のツイッターアカウントも持ってるのに、わざわざColaboを支える会とかいう団体のアカウントを操作してツイートやリポストしてるのは、世論操作では?
・魯山ゼルスが3週間ほど前に殺害予告をしていた

神原弁護士が温泉むすめについて追加書面を出したいそう。
出たら結審と判決。判決は秋口頃の予定

(感想)
裁判官はどう思うのかな?というのと、太田啓子弁護士は懲戒処分でしょう?です。
争点の少ない裁判なのに、長い反論書面に・・。


メモ

◆村木厚子
2015年10月 厚生労働事務次官退任
2016年度から 赤い羽根福祉基金設立
2016年3月 若草プロジェクト設立

◆(一社)若草プロジェクト
設立 2016年3月
役員
代表理事 大谷恭子 弁護士
理事 村木太郎 (社福)南高愛隣会理事 (NPO)ストローク会理事長大正大学地域構想研究所教授、村木厚子厚労省元事務次官の夫
理事 遠藤智子 (一社)社会的包摂サポートセンター事務局長
理事 瀬尾まなほ 瀬戸内寂聴秘書
理事 牧田史

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