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<ラグビー>ザ・ラグビーチャンピオンシップ(オールブラックス対アルゼンチン)第1 テスト,プレビュー

オールブラックス対アルゼンチン

日時:2021年9月12日(日)19:05キックオフ
場所:CBUSスーパースタジアム,ゴールドコースト
レフェリー:ニック・ベリー(オーストラリア)
アシスタントレフェリー1:ヤコ・パイパー(南アフリカ)
アシスタントレフェリー2:グラハム・クーパー(オーストラリア)
TMO: ブレット・クローナン(オーストラリア)

アルゼンチン:
ファクンド・ジジェーナ、フリアン・モントーヤ(キャプテン)、サンチャゴ・メデラーノ、グイド・プッティ、マティアス・アレマンノー、パブロ・マテーラ、マルコス・クレメール、ロドリゴ・ブルーニ、ゴンザロ・ベルトラノウ、ニコラス・サンチェス、サンチャゴ・コルデーロ、ヘロニモ・デラフエンテ、マティアス・モローニ、バウティスタ・デルガイ、フアンクルーズ・マリリア
(リザーブ)
ファクンド・ボッシュ、カルロス・ムッツィオ、エンリケ・ピエレット、トマス・ラヴァニーニ、フアンマルティン・コンザロサムソ、ゴンザロ・ガルシア、サンチャゴ・ショコバレス、エミアーノ・ボッフェリ


オールブラックス:( )内はキャップ数
カール・ツイヌクアフェ(20)、アサフォ・アウムア(2)、ネポ・ラウララ(34)、ブロディー・レタリック(86,キャプテン代行)、スコット・バレット(44),アキラ・イオアネ(7)、ダルトン・パパリイ(8)、ルーク・ジェイコブソン(7)、TJ・ペレナラ(71)、ボーデン・バレット(94,バイスキャプテン)、ジョージ・ブリッジ(13),デイヴィット・ハヴィリ(8)、アントン・リエナートブ
ラウン(52)、セヴ・リース(12)、ジョルディ・バレット(28)
(リザーブ)
サミソニ・タウケイアホ(4)、ジョー・ムーディ(50)、タイレル・ローマックス(8)、ツポウ・ヴァアイ(5)、イーサン・ブラカッダー(3)、ブラッド・ウェバー(11)、ダミアン・マッケンジー(33)、リエコ・イオアネ(40)

プレビュー:
アルゼンチンのマリオ・レデスマ監督は、南アフリカに29-10で負けたゲームの後、先発7人を入れ替えた。SOには、32歳、90キャップとなるベテランであるニコラス・サンチェスが戻った。サンチェスは、オールブラックス相手に151得点を記録しており、試合数の関係もあるが、伝説のSOヒューゴ・ポルタの44得点を大きく引き離している。

オールブラックスのイアン・フォスター監督は、脳震盪で欠場するHOコーディ・テイラーとNO.8アーディ・サヴェアに代えて、先発HOに若手のアサフォ・アウムアを入れた。NO.8にも将来のキャプテン候補であるルーク・ジェイコブソンを先発させる。左PRのリザーブ17番には、ジョー・ムーディが怪我から復帰し、先発にはカール・ツイヌクアフェが入った。また、右PRのリザーブ18番には、タイレル・ローマックスが入っている。

BKでは、9番SHにTJ・ペレナラが先発し、21番ブラッド・ウェバーとローテーションした。CTBは、安定しているデイヴィット・ハヴィリとアントン・リエナートブラウンで固定される一方、WTBはローテーションして、11番にはジョージ・ブリッジ、14番にはセヴ・リースが入り、好調のリエコ・イオアネは23番のリザーブとなり、ウィル・ジョーダンは休養となった。なお、前試合でレッドカードとなったジョルディ・バレットは、不可抗力のレッドカードと判定されたため、欠場処分を受けることなく、この試合でも15番で先発する。

サヴェアの欠場により、キャプテン代行はLOブロディ-・レタリックが引き継ぎ、SOボーデン・バレットがバイスキャプテンとしてサポートする。また、SHのペレナラもベテランなので、彼ら2人をサポートすることが期待されている。

フォスター監督は、今週のセレクションでは、スコッド全体のローテーションを意識したと話している一方、アルゼンチンはフィジカルとパッションにあふれているので、この新鮮なメンバーによる戦いに期待している。

オールブラックスは、アルゼンチンとこれまでに29戦して27勝、昨年のシドニーで初めて敗戦した他、アルゼンチンに遠征した際の1引き分けの記録がある。直近の対戦は、昨年のニューカッスルの再戦で、オールブラックスが38-0で完勝した。

オールブラックスは、今シーズンの6試合で52トライを記録し、1試合平均8.7トライと量産している。2位は、ウェールズの8試合で33トライ、3位はイングランドの7試合で29トライとなっている。

昨年と異なり、今シーズンのオールブラックスは、FW3列とCTBが安定しているので、若手主体のメンバーとはいえ、アルゼンチンに負けるような要素はないと思われる。ここは、前試合の汚名を晴らすジョルディ・バレットの活躍と、リッチー・モウンガから先発の座を取り戻すボーデン・バレットの活躍に期待したい。

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