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行動するなら、脳に考える時間を与えてはいけないよ!😶‍🌫️

人間の体にはホメオスタシス(恒常性の維持)という強力な機能が備わっています。
(ホメオスタシスとは、外界の変化に対して、体の状態を一定に
   保とうとする機能)

特に脳は、その機能が強く新しい変化を好みません。

行動にしてもそうですが、何か新しい事を始めようとすると
脳が抵抗を始めます。

すぐに行動に移さないとどうなるか・・・・

脳は、できない理由をあれこれ作り始めるのです。
時間が無い、間に合わない、やっても意味が無いのではないか、失敗するぞ
挑戦なんてやめろ、今の状態で何が不満だよ、そんなことしなくても
生きていけるじゃないか! 恥かくぞ!
還暦過ぎて無理をするな、お前には無理だよ
家族は反対しているぞ・・・・・・・・など

脳に考える時間を与える程、脳は次から次へ新しい変化を起そうと
する行動をしないように、あたかも「お前の一番の味方は、
俺(脳)なんだよ」と言わんばかりに話しかけてきます。
すべての人の脳がこのように、話しかけてくるはずです。

皆さんだってすでに、経験積みでしょ。

ここで、脳の指示に従って生きていくか、それとも自分の脳に逆らって
生きてゆくかで人生に違いが出てくるんだと思います。

これを行動で教えてくれたのが、私がいま働いている病院グループの
会長なんです。
(最初は嫌な人に思えたのですが、今ではとても尊敬しています)

私が今の病院グループに入植したのは、今から30年前でした。
救急病院でしたが、その当時病院はわずか2つしかありませんでした。
それが地方自治体のお荷物になっていた赤字の公立病院を次から
次へと買収し、あれよ、あれよという間にわずか30年間で
リハビリテーション病院も含め全国に40近い関連病院を持つまでに
成長してきたんです。そして医療福祉関係の大学まで作ってしまいました。

とにかく即断即決の人で、行動してから考えるような人でした。
「先生まだ準備が、充分できていないのですが・・・・」と言うと
100%の準備など100年経ってもできるわけがない、やれ」の
ひとこと。不思議なものでやっているうちに、それなりの体制が
整ってきたのです。

すごい人は、脳が変化に抵抗することを見抜いているようです。
知っていて、しかもあえて逆らっているように見えます。
「お前たちは、できない理由を考え出す天才だ」とも言っていました。
会長は、やると決めたら
即行動し、行動しながらどうすれば上手く行くかだけを考えているように
見えました。船が出向したら、引き返せませんから😤

行動する前に、どういうふうに計画してどう行動するかなど
慎重に考えて行動するような人(普通の人)は、行動できないか、
行動を始めても大した成果は残せないと私は思っています。

私も脳神経外科医として、これは様子をみるべきか、手術をするべきかを
迷った時、必ず手術をする(行動する)ようにしてきました。
そこで学んだことは、脳という臓器は、できるだけ早く元の環境に戻して
やることで同じ手術をするにしても、明らかに結果が
良くなると言う事です。

(脳は行動するなと命令するくせに、できるだけ早く処置をしてやらないと
 良くできない臓器なんです)


「脳に逆らって行動する習慣」は、仕事や起業をする時だけでなく
日常生活でも同じです。

私は、人生は有形資産(お金や物)を集めるより
無形資産(経験や人間関係)を集めるほうが豊かになるものと
信じています。😊

だから、新しい経験や新しい人間関係を多く築くためにも
変化を嫌う脳に逆らって行動に移す習慣を是非付けてもらえればと
思っています。😂

「失敗したらどうするんだ」と言われる方もいるかもしれませんが
失敗は、成功するためには必需品だと思っています。

私も残りの人生、脳に逆らって「年甲斐もなく」と非難されるぐらいの
生き方をしていきたいと思っています。
                  ありがとうございました。😊

追記
私は、行動するためにはどうすべきかを提案しているのであって
幸せな人生を送るための提案はしていません
事業では、大成功された会長ですが、私生活では、決して私から見て
幸せとは思えない人生を歩んできています。🤐
ひとことお断りしておきます。


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