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6歳の少女に教えられた「生きるとは?」🤣

今、私は、夏休暇を取り田舎の90歳の母と子供の頃過ごした
家でくつろいでいます。
規則正しい生活から離れ、特にこれと言ってする事もなく
日頃見ることも無くなったテレビをゴロゴロしながら見ています。

昨日、久々に24時間テレビを見ました。
芸人による作られた遠泳や24時間マラソンに感動する事は
ありませんでしたが、実際に起きている理不尽な人生に負けず、
与えられた人生(不幸)の中で懸命に頑張っている人達にの
生き方は、涙なしには見ることができませんでした。

感動して声を殺し涙を流しながら見たので、
詳細はよく覚えていないのですが、
確か愛媛の車いすの6歳ぐらいの女の子の物語でした。

彼女は、遺伝子の異常により、、生後2歳ぐらいから脊椎骨が
曲がり始め(側弯症)手術を受け、
その後両下肢の麻痺が後遺していました。
とても頭のいいユーモアのある笑顔が素敵な女の子で
ユーチューブで90万人以上のフォロワーがいるとの事でした。

彼女は、再度歩きたいという希望を持ち
愛媛から岡山にリハビリテーションを受けに通っています。

悲しい顔や苦しい顔を見せたことがありません。
テレビでは、公園でお母さんと女の子が話していました。

母:「リハビリテーションが苦しいとかやめたいと思う事は
無いの?」
女の子:「みんなが私のために一生懸命してくれているのに
私が頑張るのをやめたら、お母さんが一番悲しむでしょう?」

そうです!この子は、自分のためもありますがすでに誰かのために
理不尽な人生に文句ひとつも言わず、頑張っているのです!
リハビリテーションを続ければ、必ず歩行できるようになるとは
限りません。
しかし、結果の如何にかかわらず、今自分に出来る事、
周りの大切な人達を悲しませないように頑張っています。

この女の子を見て、
生きるとは、どういうことかと言う事を再度教えられた
気がしています。

今の日本は、損だとか、得だとか、
私のように生きづらい世の中に対して、
不平不満を吐き散らす人間も多くいます。

また、自分のなりたい状態に向かって努力するのは
当たり前の事だと思います。

でも本来は、彼女のように誰かのために
何かのためになるように
一生懸命生きることが本当に生きる事ではないか?と
思いました。

彼女の笑顔、ユーモア、には
とても勇気と感動をもらえました。
一度ユーチューブを見て、皆さんも生きるとは
どういうことかを気づかせてもらってください。
彼女やご家族に幸せが訪れることを祈りたいと思います。
    ありがとうございました。😁

彼女の笑顔は、天使に見えます!

りおなちゃんとご家族に幸あれ!
私は、若い頃こども病院で脳神経外科医をしていました。
りおなちゃんと同じような状態の病気で二分脊椎という病気を
診ていました。
子供の病気の多くは、遺伝子異常で起きてきます。
食事で起きてくる生活習慣病などとは異なり、
自分達の努力で防ぐことができない病気です。
まさに理不尽としか言いようのない病気なんです。
こんな子供達を見ると「神様は、いるのか?」と
叫びたくなります。

生きるとは、誰かに喜んでもらえるように
与えられた条件の中で、懸命に自分のできることを
やり続ける事かもしれないと彼女に
教えられた気がしています。

おまけ!

彼女の明るさ、頭の良さには驚きです。頑張って

















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