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70か国旅した私のバッグの中身&出発前のToDoリスト

これまで0泊3日から5カ月半まで、長短さまざまな期間の海外旅行を重ねてきました。

こちらの記事にも書いたように、ひとり旅派で心配性、英語力に自信がない私にとっては、旅の事前準備が超重要。

トラブルを回避すべく、渡航を重ねるごとに「持ちものリスト」と「出発前のToDoリスト」をアップデートしてきました。

今回の記事ではその2つについて語ってみます(とは言ってみるものの、スペシャルな内容ではありません)。

5つのマイルール

持ちものに関するマイルールは以下のとおり。

①トラブルにとことん備える
②荷物は機内持ち込みで
③現地調達はしない
④荷物は軽ければ軽いほどよし
⑤貧乏バックパッカーっぽい服装にする

①トラブルにとことん備える

心配性なもので、あらゆるトラブルを想定しています。よく笑われるのは、モバイルバッテリーを3つ、iPhoneの充電器を2つ持っており、パスポートと同じレベルで貴重品扱いしていることです。

②荷物は機内持ち込みで

荷物はバックパックと街歩き用バッグの2つ。いずれも機内に持ち込みます。

預け入れしなければチェックインや荷物受け取りの時間を節約できますし、ロスバゲのリスクはゼロ。なにより、バックパックを背負って飛行機から降りる瞬間の高揚感がたまりません。

③現地調達はしない

必要なものは日本で揃えていきます。理由はシンプルで、現地で慌てたくないし、身のまわりをお気に入りのものだけで満たしたいから。

④荷物は軽ければ軽いほどよし

③と矛盾するようですが、ひとり旅では特に気をつけているポイントです。

なぜなら荷物が重いと「一瞬だけ荷物を置いてお手洗いに行こう」なんて考えてしまい、その隙に置き引きに遭うかもしれないから。またせっかくの海外旅行なので、荷物が重くて動きたくないなんて事態も避けたい。

バックパックは本体込みで7キロくらい

⑤貧乏バックパッカーっぽい服装にする

ホテルのランクなども考慮しつつですが、ラフな服装がトラブル防止に役立つと考えています。振る舞いも含め、とにかく目立たないことが大事。日本っぽい化粧や髪型も、海外では封印です。

海外旅行の持ちものリスト

手早く・ストレスなく・漏れなく準備できるよう、マイ持ちものリストをEvernoteに保存してあります。「これを持ってきたらよかった/これはいらなかった」を10年かけて足し引きしてきた、老舗のタレのようなリストです。

街歩き用バッグとバックパックの中身をそれぞれ紹介します。

街歩き用バッグの中身

街歩き用のバッグとして使っているのは、アディダス バイ ステラ マッカートニーの「コンバーチブル バムバッグ」。

画像は公式からお借りしました

ポーチ⇔リュックの2WAYで、私は主にリュックとして使います。

使い勝手がよく気に入っているのですが、リュックの蓋がきっちり閉まらないのが唯一の難点。たまに中身がボンッと落ちるので、落ちたものにすぐ気づけるよう、身体の前に抱えて持つようにしています。

リュックにするとこんな感じ

中身のリストはこちら。

【貴重品】
・パスポート
・現金(日本円、ドル、ユーロ、現地通貨)
・クレジットカード3枚
・日本の交通系ICカード
・自宅の鍵  
※現金とカードは分散させる

【ガジェット系】
・iPhone
・PC
・モバイルバッテリー
・iPhoneとPCの充電器
・海外用プラグ(全世界対応のもの)
・AirPods Pro

【身だしなみ・ヘルスケア系】
・めがね
・ウエットティッシュ、ティッシュ、ハンカチ
・日焼け止め、リップクリーム、口紅、アイブロウペンシル
・ヘアゴム

【その他】
・プリントアウトした「旅のしおり」1部
・飲みものと軽い食べもの
・本

「なんでもかんでも持ち歩きすぎでは?PCなんてホテルに置いて行けばいいのに」と思われるでしょう。過去に宿のロッカーから貴重品を盗まれたことがあるため、高級ホテルでない限り、大切なものを置いて出かけたくないのです。

また、旅おたく兼本おたくでもあるので、カフェなどに行くときは紙の本も携帯します。

旅のお供に選ばれる率ナンバーワンは、何度読んでも新たな発見がある村上春樹作品。ミステリを持参して、暇に任せて細かく伏線を探すのも好きです。

大大大好き超超超おすすめのポーシリーズ

長距離移動の際は、以下のものを追加します。

・ユニクロの「ウルトラライトダウン」
・GUの「STYLE-HEAT」(機能性インナー)
・USB Type-Aのケーブル
・扇雀飴本舗の「はちみつ100%のキャンデー」
・税関申告書などの記入に使うペン
・マスク
・機内泊のときのみ:クレンジングシート、ボディシート、フェイスパックやオールインワンジェル、アイクリーム

ユニクロのウルトラライトダウンは、コンパクトに畳めてあたたかい、旅好きの定番品。ヒートテック的なインナーも必須です。

意外と忘れがちなのがUSB Type-Aのケーブルです。空港や機内ではType-Cが使えないことも多いため、必ずひとつはバッグに入れています。

はちみつ100%のキャンデーは喉の乾燥を防げるだけでなく、気分がすぐれないときのリフレッシュにもぴったりの甘さ。余分なものが入っておらず、からだにいい感じもうれしい。

画像は公式からお借りしました

バックパックの中身

バックパックは世界一周するときに購入したグレゴリーのもので、サイズは45リットルです。アイコンで背負っているのもこちらです。

以下のものを入れています。

【ガジェット系】
・モバイルバッテリーの予備
・iPhoneの充電器の予備

【身だしなみ・ヘルスケア系】
・服、下着、靴下(主に処分予定のもの)
・メディキュットのパジャマレギンス
・(必要に応じて)ビーサンやパンプス
・コンタクト
・ヘアケア用品
・メイク用品
・スキンケア用品
・(長期旅行のときのみ)日焼け止めの予備
・ボディシート
・歯ブラシセット
・生理用品
・ヘアゴム
・帽子

【その他】
・「旅のしおり」のプリントアウト1部
・本
・クリーム玄米ブランや羊羹、カップ麺など
・使い捨てスプーン
・雨具
・ビニール袋

ちょっと変わっているのは、スプーンを持ち歩いていることでしょうか。スーパーでヨーグルトを買うことが多いためです。その土地らしいヨーグルトを試すのも、旅の楽しみだったりします。

ダブリンで食べたヨーグルト

ひとり旅であれば、化粧品はオルビスの日焼け止め、ニベアのリップクリームにリップモンスター、ヴィセのブラシつきアイブロウペンシルくらい。基本的に洗顔料で落としますが、クレンジングシートも数枚、ジップロックで持参します。空港泊や機内泊のときに便利。

スキンケアも簡素に。オールインワンタイプにするか、フェイスパックをジップロックに入れて持っていき、夜は+アイクリームで保湿します。洗顔はファンケルやオバジの洗顔パウダーorビオレの「おうちdeエステ」のミニサイズが定番です。

画像は公式からお借りしました

一方、髪がぱさぱさになると途端に気分が下がるタイプなので、ヘアケア用品はしっかり。日本で使っているものを詰め替えて持参します。アウトバスにはエヌドットのポリッシュオイルのミニサイズか、エリップスのヘアビタミンを。

画像は公式からお借りしました

直近の旅で仲間入りしたのは「寝ながらメディキュット フワッとキュッと パジャマ レギンス」。機内ではデニムなどの下に履いてむくみ&寒さ対策グッズとして、ホテルではそのままルームウェアとして活躍してくれました。

画像は公式からお借りしました

出発前のToDoリスト

出発前のToDoリストはこんな感じで、こちらもEvernoteに保存しています。上から順に進めていけば完璧。

・出国から帰国までのルートを決める
・ビザが必要かどうか調べる
・休暇を申請して、仕事の段取りを組む
・航空券を予約する
・バスや鉄道、船などを予約する
・必要ならばビザを取得する
・行きたい観光スポットや飲食店をざっと調べる
・危険なエリアをざっと調べる
・ホテルを予約する
・空港や駅からホテルまでの道のりを調べる
・必要ならば空港送迎を予約する
・「旅のしおり」をつくる
・「旅のしおり」をプリントアウトする
・Googleマップに、ホテルや空港、観光スポットなどのピンを立てる
・Googleマップで目的地周辺のデータを読み込んでおく
・緊急時に備え、Wi-Fiや電源が使えるカフェを調べておく
・行く国のプラグの形状を調べる
・eSIMやWi-Fiを準備する
・目的地の天候や慣習を調べて、服装を決める
・モバイルバッテリーを充電する
・パッキングする
・出発空港の確認(成田羽田を間違えない!)
・空港に行く電車の時間を調べる
・家族に旅程を共有する
・必要な情報がすべて「旅のしおり」かスクショに保存されているかどうか確認する

忘れずにやっておきたいのは、Googleマップのピン立てとデータ読み込みです。目的地付近のデータを細かく読み込んで、オフラインでも閲覧できるようにしておきます。

最低限のピン立てだけ事前にやっておき、搭乗前の空き時間にあれこれ調べるのがお決まりです。

【カスタマイズ用】海外旅行の持ちものリスト

ここまで、自分用にカスタマイズした「持ちものリスト」を紹介しました。

家族や友人に共有している、より汎用的なリストも貼っておきます。

【貴重品系】
・パスポート
・スマホ
・現金(日本円、現地通貨)
・クレジットカード
・交通系ICカード
・旅行用のお財布
・貴重品入れ
・自宅の鍵

【ガジェット系】
・モバイルバッテリー
・PC
・イヤホン
・カメラ
・充電器類(スマホ、PC、カメラ、イヤホン)
※ USB Type-Aのケーブルも忘れずに
・海外用プラグ
・(複数人での旅行の場合)電源タップ
・Wi-Fi用品(レンタルWi-Fi、SIM用のピンなど)

【身だしなみ・ヘルスケア系】
・めがね、コンタクトレンズ、サングラス
・お水や食糧
・服、下着、靴下、ルームウェア、防寒具(国によっては肌を隠せるストールなども)
・水着
・タオル
・スニーカー、ビーサン、パンプス
※安宿ではビーサン必須
・街歩き用バッグ
・帽子
・腕時計
・ウエットティッシュ、ティッシュ、ハンカチ
・スキンケア類(洗顔料、クレンジング、化粧品、美容液、乳液、アイクリーム、シェーバーなど)
・ヘアケア類(シャンプー、トリートメント、アウトバストリートメント、ブラシなど)
・化粧品類(ベースメイク、ポイントメイク、リップクリームなど)
・ヘアセット用品(ワックス、コテ、ドライヤーなど)
・歯ブラシセット
・洗剤
・機内グッズ(防寒具、スリッパ、クッション、加圧ソックス、アイマスク、マスク、カイロ、ハンドクリームなど)
・常備薬
・ひげそり
・ヘアゴムやターバン
・生理用品

【その他】
・雨具
・スリッパ
・ペン
・本
・ビニール袋
・飲みものや食べもの
・たばこ
・パスポートのコピー
・航空券のコピー
・鉄道やバスのチケットのコピー
・ホテル情報のコピー
・ホテルまでの行き方メモ

マイリストがあれば、心配性でも大丈夫

大切にしているのは、自分の性格や好み、旅のスタイルに合わせてリストをカスタマイズし、アップデートを重ねて、すぐに取り出せる状態にしておくことです。リストに沿って準備すると「これで万全!」という安心感が生まれ、旅に集中できます。

衣類は洗濯ネットに入れて持ち運んでいたり、おすすめのモバイルバッテリーだったり、スーツケースではなくバックパックを選ぶ理由だったり……tipsはまだまだあるのですが、すっかり長くなったのでこのあたりで。

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