虎の子

海外駐在を経験し子会社の経営管理を任され、銀座でバリバリ働いていましたが、 「なんか、…

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海外駐在を経験し子会社の経営管理を任され、銀座でバリバリ働いていましたが、 「なんか、ちがうな」、と思い、13年務めた会社を2020年末に退職。現在、通信制の大学で「学びほぐし」中。 『人生は、時間をかけて自分を愛する旅』だと思っています。 器用貧乏。しなやかでありたい。

最近の記事

五輪について思うことと2種類の生

「生(せい)」には、2種類あると聞いた。                Living behaviorと、Death avoiding behaviorの2種類だ。             前者は、生きることを謳歌する「生」。自分自身の人生を前向きに生き抜くことに対してエネルギーを注ぐこと。もがきながらも、自身の生を全うすること。積極的な生である。                              一方の後者は、死を回避するための「生」。死なないように、生き延びていく

    • 手放すこと=自分を愛すること

      今まさに、人類史上における大きなシフトチェンジが起きていると思う。 だから、私も、自分自身のシフトチェンジをしようと思った。                       34年間、とにかく漫然と生きてきた私にとって、このコロナによる自粛が意味するところは、本当の自分との対面。生まれて初めて、私は自分自身と二人きりになることが出来た。 自分の心の声に従い、昨年末に会社を辞め、今年4月から決まっていた採用も辞退した。今はひたすら自分の心の声に従って生きる毎日。      毎瞬

      • 心に嘘をつくと、体にバレるよ。

        人は、いろんな理由を見つけて、                   本当の自分で生きることを回避しようとする。             自分では回避していると気付かずに、平静を装って、生きている。 魂は、本当の自分で生きることそのものに、幸せを宿している。     人間、そういうふうに、できている。                 これはもう疑う余地のない創造主の意図。 だから、魂は、本当の自分とかけ離れた人生を送っている人に様々な苦難を与え、本来の自分で生きることに目醒

        • おとなが泣いて、何がわるい!

          泣くことは、私にとって一番の良薬だ。                というか、私はかなりの泣き虫だ。(年齢は34です。念のため) 私には、自分の悲しい気持ちや辛い気持ちを、思考でなんとか押し殺して乗り越えようとする、悪い癖がある。 本当は悲しいのに、辛いのに、その気持ちを無視して、ポジティブ思考で自分を奮い立たせ、なんとかやりこめようとする。            でも、時間が経つと、自分が溜め込んだ気持ちがこころの中で徐々に腐っていって、溜まっていって、しまいには有毒に

        五輪について思うことと2種類の生

          どろ人間のわたしたちが、生きる意味

          わたしたちは、みんな泥にまみれたどろ人間なんだって、最近気付いた。 泥っていうのは、産まれてから大きくなるまでに、自分がそれと知らずに身にまとってしまう、ネガティブビリーフ、ネガティブマインドのこと。自分に不要な思考や執着の塊。                     そんなんを、たくさん身にまとっているのがどろ人間。 自分を育ててくれる親自身も、どろ人間。学校の先生も、聖者ではないからどろ人間。親戚も、友だちも、みーんなどろ人間。 だから、わたしたちが、物心ついて大人

          どろ人間のわたしたちが、生きる意味

          SNSをやめたら、枯れゆく木々の移ろいが観えるようになった

          昨年の巣ごもり中に、Twitter, Instagramをやめてみた。 そもそも、そこまで熱心にSNSを活用している方ではなかったけれど、いよいよその弊害を感じて、腹をくくって、やめてみた。          遡ること2か月前の話だ。 今のところ、SNSを再開していないし、再開するつもりもない。 SNSの弊害に気付いたのは、自分のスマホの持ち上げ回数が一日100回を上回っていることを知った時。 スマホの持ち上げ回数とは、端末の画面をチェックする回数のことである。(iP

          SNSをやめたら、枯れゆく木々の移ろいが観えるようになった

          本を読むのが、怖い

          私は、本屋に行くと、少し、クラっとする。 一般的には、本屋に行くと尿意を催すと言われているが、私は尿意よりも、抑圧されたような緊張感に襲われて、若干「うっ」ってなる。 おそらく、本屋に集結している、ありとあらゆる未知の世界の広さ・深さに圧倒され、のみ込まれそうになる感覚を味わっているのだと思う。    そして、怖気ずく。 「読書は再読を前提とし、少ない本を、何度も読むべし。」 というのは、昔、大学の先生に教えてもらった。            最近になって、漸く、その

          本を読むのが、怖い

          リモートワークが性に合わず、会社辞めました。

          リモートワークが性に合わなかった。 年末に、13年間務めた大手化粧品会社を退職したので、「合わなかった」という過去形にしている。 私が以前勤めていた会社では、感染症拡大に伴い、比較的早めにリモートワークが推奨され、2020年の4月ごろから会社への出社がめっきり減った。 満員電車を避けることができたし、通勤時間を散歩に充てるなど、時間を有効に活用できている実感があった。最初はね。 ただ、2か月、3か月と自宅で過ごす日々が続くにつれ、違和感を感じ始めた。 一日中パソコン

          リモートワークが性に合わず、会社辞めました。

          見切り発車で、会社を辞めた。

          2020年のおわりに、13年間務めた大手化粧品会社を退職した。 ゆく当てもなければ、次にやることも決まっていない中での退職。五里霧中。軽はずみにもほどがある。 ただ、軽はずみとはいえ、いったん停車しない限り、走り続けている列車の進行方向を大きく変えることは出来ない。緩やかなカーブを描きながら進行方向を変えるなんて器用なこと、あいにく私には出来なかった。 過去5年くらいの間、ずっと、雲の中にいるようなモヤモヤを抱えながら働いていた。仕事を楽しむという感覚は、もはやどこにも

          見切り発車で、会社を辞めた。