YuIMaNo 芝居屋ゆいまの

関西大学演劇研究部「学園座」OB・OGの4人(桜井由利子&岩渕健二&鈎裕之&まがりのり…

YuIMaNo 芝居屋ゆいまの

関西大学演劇研究部「学園座」OB・OGの4人(桜井由利子&岩渕健二&鈎裕之&まがりのりこ)の芝居ユニット。2023年、栃木県那須塩原市図書館〈みるる〉で、井上ひさし作『父と暮せば』の朗読劇を上演するために結成。実家は関西にある4人、現在それぞれ関東在住。どこへでも行きますよ!

最近の記事

習志野公演振り返り②告知と集客について

芝居屋ゆいまの「読み語り『父と暮せば』」は、これまで上演してきた4回すべて、ほぼ満員のお客様をお迎えできました。 誠にありがとうございました。 那須塩原と習志野は定員が50名、京都は40名で2回公演、座席を増設した回もありましたので、これまでのべ200名弱の方にご覧いただいたことになります。 那須塩原公演は市立図書館「みるる」の主催でしたので、集客もおまかせ。 図書館での広報(SNS・チラシ・ポスター)、下野新聞に掲載された告知で知ってくださった方がほとんどでした。 京都と

    • 朝日新聞千葉版「戦後80年へ」

      習志野公演の1週間後、2024年8月10日付の朝日新聞千葉版「戦後80年へ」に、芝居屋ゆいまの「読み語り『父と暮せば』」を取り上げていただきました! 朝日新聞デジタル版 ↓↓↓ 本番前日に上演会場まで取材に来てくださった記者の方は、芝居屋ゆいまのメンバーの息子・娘と同世代。 インタビューの後、通しのリハーサルを全部ご覧いただきました。 より多くの若い人にこの作品を観ていただきたい私どもにとっては、願ったり叶ったり。 帰りには『父と暮せば』の本を購入されたそうで…さすがです

      • 習志野公演覚え書き①アンケート(お客様の声)について

        おかげさまをもちまして、芝居屋ゆいまの「読み語り『父と暮せば』」習志野公演は無事、閉幕しました。思いのほか全ての座席がお客様で埋まり、たくさんのお客様にご鑑賞いただきました。誠にありがとうございました。 これまで4回上演してきましたが、閉幕のたびに感激したのは、じつに多くのお客様がアンケート用紙にメッセージを書き残してくださったことです。 那須塩原公演のときは、主催者が市立図書館だったこともあり、アンケート用紙は記入がしやすいようクリップボードと筆記用具とともに配られ、そ

        • 【満員御礼】習志野公演、ありがとうございました!!

          2024年8月3日(土)暑い中たくさんのお客さまにお運びいただいて、芝居屋ゆいまの習志野公演「読み語り『父と暮せば』」を無事上演することができました。本当にありがとうございましたm(__)m 会場をお貸しくださった基督聖協団習志野教会の皆さまには、7月から仕込みの下準備、前日には仕込みとリハーサル、当日バラシが終わる17:00まで、たいへんお世話になりました。 開錠と施錠のため立ち合って私どもの作業を見守ってくださったOさん、Yさん、Hさんご夫妻は、お時間を割いてくださった

        習志野公演振り返り②告知と集客について

          公演情報が新聞に掲載されました!

          8月になりました! 酷暑お見舞い申し上げます。 昨日7月31日の朝日新聞千葉版に、芝居屋ゆいまの習志野公演の情報が写真入りで掲載されました! また、同日、読売新聞千葉版にも掲載されました。 どちらも申込フォームのQRコードを載せていただいたので、昨日から私どもが存じ上げない方からのお申し込みが増えています。ありがたや。 明日は仕込みとリハーサル、明後日はいよいよ本番です。 予報では、習志野市の最高気温は34℃、最低気温は25℃ (^▽^;) 暑い中お運びいただけることに

          公演情報が新聞に掲載されました!

          芝居屋ゆいまの 桜井由利子のつぶやき

          芝居屋ゆいまのメンバーで「読み語り『父と暮せば』」で娘・美津江を演じる桜井由利子は、那須塩原市図書館みるるに勤める図書館員です。2024年京都公演直前の3月には、初めて広島を訪れて、その体験をnoteに綴りました。 *  *  *  *  * 2022年2月、ロシアのウクライナへの侵攻にぶん殴られたような衝撃を受けた。そして同年8月鹿沼市くぐつアトリエでの木内里美さんとの二人芝居『やまとなでしこ』公演を観に来てくれた岩渕くんに、「『父と暮せば』をやろうよ」と声をかけた。その

          芝居屋ゆいまの 桜井由利子のつぶやき

          芝居屋ゆいまの 岩渕健二のつぶやき

          芝居屋ゆいまのメンバーで「読み語り『父と暮せば』」で父・竹造を演じる岩渕健二は、現在住まいのある群馬県を中心に、ギターの弾き語りと即興歌マラソン、紙芝居らいぶ等の活動をしています。 *  *  *  *  * 岩渕健二です。 イベントなどで紙芝居をすると、 「自転車を用意してやったら盛り上がるんじゃないですか?『昔懐かしの紙芝居!』って」と、言われることがあります。 アドバイスはありがたいのですが、今の自分が自転車に紙芝居を乗っけてやったからといって盛り上がるか、というと

          芝居屋ゆいまの 岩渕健二のつぶやき

          芝居屋ゆいまの習志野公演、朝日れすかPLUS紙上に情報掲載されました!

          7月20日付「朝日れすかPLUS」紙上「キラリわが街」欄に、芝居屋ゆいまの習志野公演「読み語り『父と暮せば』」の情報を掲載いただきました! 松戸市の「原爆写真展&平和のつどい」 鎌ヶ谷市の「核兵器はなくせる」講演会のお知らせとともに… 8月6日は「広島原爆の日」、9日は長崎の「県民祈りの日」です。 *   *   *   *   * 芝居屋ゆいまの「読み語り『父と暮せば』」 作:井上ひさし 出演:桜井由利子 岩渕健二 日時:2024年8月3日(土)開場13:00(開演1

          芝居屋ゆいまの習志野公演、朝日れすかPLUS紙上に情報掲載されました!

          習志野公演に向けて立ち稽古

          役者とスタッフが栃木県、群馬県、千葉県に住んでいる芝居屋ゆいまの、 普段の読み合わせの稽古はリモートです。 (*リモートでの稽古について、音響スタッフ鈎が以前記事を書きました。本記事下のリンクをご参照ください。) リモートでの稽古では足りないものがあります。それを補うために、一堂に会しての立ち稽古は必須。先日、役者ふたりが習志野に来て、上演会場のキリスト聖協団習志野教会を下見させていただきました。 当然ながらこれまで上演してきた那須塩原市図書館「みるる」とも、京都市の「法

          習志野公演に向けて立ち稽古

          芝居屋ゆいまの習志野公演 会場&周辺【オススメのお店】ご案内

          2024年8月3日(土)芝居屋ゆいまの「読み語り『父と暮せば』」習志野公演の会場であるキリスト聖協団 習志野教会 は、京成大久保駅の南へ徒歩5分、習志野大久保郵便局横のレンガ色の道を入ってすぐの建物です。 この会場周辺で、「読み語り『父と暮せば』」のチラシを置いてくださっているお店をご紹介します! シフォンケーキの店 シュガー・ママ京成大久保駅から会場(キリスト聖協団 習志野教会)へ向かう途中、右手にあるガラスの引き戸のお店。「くらくても えいぎょうちゅう」です。 ベーキ

          芝居屋ゆいまの習志野公演 会場&周辺【オススメのお店】ご案内

          芝居屋ゆいまの活動レポート「げきごっこあそび」 by桜井由利子

          2024年6月22日に「芝居屋ゆいまの」のふたり、岩渕くんと私は、那須塩原市図書館みるるで子どもたちと一緒に劇を楽しんだ。 私の所属する「ちっちゃな劇場」主催「こども本くらぶ 本からはじまる どきどきわくわく」の「げきごっこあそび」 『おたからをゲット! なぞのじゅもんをみつけだせ!!』だ。 子どもたちも参加する劇で、岩渕くんはお宝をさがす「さすらいのイラッサ」役、私が劇の案内人「アスラ」役。 トンネルを抜けると、最果ての西の国へ。 そこにいたのは、お宝を探すイラッサこと

          芝居屋ゆいまの活動レポート「げきごっこあそび」 by桜井由利子

          あらためて、井上ひさし作『父と暮せば』とは?

          雨の季節、6月になりました。 芝居屋ゆいまの「読み語り『父と暮せば』」は、4月の京都公演を終えて、8月の習志野公演まであと2か月!ちょっとそわそわ。 あらためて、『父と暮せば』という作品についてご紹介します。 作者は小説家、劇作家、放送作家として著名な井上ひさし氏。 その創作のモットーとするのは 「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」だそうです。 言

          あらためて、井上ひさし作『父と暮せば』とは?

          「読み語り『父と暮せば』」千葉県習志野市で再演します 2024.08.03

          2023年8月5日、那須塩原市図書館「みるる」にて初演、 2024年4月6日・7日、京都市中京区の法光寺さんにて再演した 芝居屋ゆいまの「読み語り『父と暮せば』」 千葉県習志野市のキリスト聖協団 習志野教会にて再演します! 日時は2024年8月3日(土)午後1時開場、1時半開演。 …初演から1年を経てまた、8月に…8月6日は「広島原爆の日」です。 ご来場は公共交通機関をご利用ください。 京成電鉄の京成大久保駅から歩いて5分ほどです。 バスなら「郵便局」バス停下車すぐです。

          「読み語り『父と暮せば』」千葉県習志野市で再演します 2024.08.03

          舞台は生物 by桜井由利子

          あれからもうひと月以上過ぎた。 会場の法光寺に入ったのは本番前日だった。 京都は満開の桜に彩られ、あたかも公演の成功を約束してくれているよう。 芝居屋ゆいまののメンバーが実際に顔をあわせるのは久しぶりだった。同じ関東とはいえ、群馬県、千葉県、栃木県に住む私たちの稽古はほとんどリモートでおこなってきた。 舞台での稽古が始まると、おとったんの声がびんびん空気を震わして響いてくる。おおっ、こんなにじかにくるんや! 生々しく伝わってくる感情。美津江の感情も揺さぶられ、リモートでは

          舞台は生物 by桜井由利子

          読み語り「父と暮せば」習志野公演!2024.08.03

          8月3日、千葉県習志野市で再演決定芝居屋ゆいまのは「読み語り『父と暮せば』」を再演いたします。 是非お運びください。お待ち申し上げておりますm(__)m 日時:2024年8月3日(土) 開場13:00 開演13:30    上演時間は約1時間40分です 会場:キリスト聖協団 習志野教会    (千葉県習志野市本大久保2-7-21)    京成大久保駅下車徒歩約5分 定員:50名 *お申し込みが必要です 料金:一般500円 中高生無料 《全席自由》当日受付にてお支払い・現金の

          読み語り「父と暮せば」習志野公演!2024.08.03

          京都公演覚え書き その⑥ 音響効果、いまむかし(後編)

          「効果音」の意図本稿の前編・中編では「観客へ演者の声・効果音・劇中音楽をスムーズに届けること」を主題に、京都公演の音響環境と音響機器について記しました。最後の後編では「演出上必要な効果音・劇中音楽を鳴らすこと」を主題に記します。この主題は芝居屋ゆいまのの那須塩原市図書館「みるる」公演から一貫しています。 「読み語り『父と暮せば』」を上演するにあたり、まず初めに脚本上、どんな音が記載されているか拾い上げました。 すると①遠雷、②落雷、③雨 が背景音として記載されています。 ①遠

          京都公演覚え書き その⑥ 音響効果、いまむかし(後編)