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「新宿東口の猫」の前で待ち合わせ。~話題の屋外広告6選~

「JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」とは何ぞや?
審査員に広告の関係者を含まず、消費者が生活者の視点から審査を行う大きな特徴を持つ総合広告賞、ということみたいです。

歴史は深く59回もやってるんですねえ。
今年の受賞作品を見ていて、一番印象に残っていたのが
「新宿東口の猫」だった。

皆さん、ニュースやネットのどこかしらで一度ぐらいみかけませんでした?

わざわざ用もないのに、僕を新宿まで足を運ばせた
「この猫」の力はすごかったんだろうな。

ポスターやらキャッチコピーはよく意識してたが
屋外、交通広告っていう分野もあるよなと改めてその面白そうな過去の
ラインナップを紹介してみたくなった。

年によって趣向も違うので
皆さんの好みの広告なんかがひとつぐらいあるかもしれません。

※OOH広告(Out of Homeの略)
自宅以外の場所で接触する広告メディアの総称。交通広告や屋外広告、大型ビジョンなどの他、コンビニエンス・ストア店頭のディスプレイ、スポーツ施設、建築中ビルの仮囲い、レストランのテーブルポップ、街頭でのイベントやサンプリング、配布チラシなども広意でOOHメディアと言える。広告の到達コストが安く、認知持続性が高いのがメリット。

2019年 和歌山県和歌山市 加太さかな線

電車同士が結婚、さらに子供まで生まれるというストーリーを生み出す。
このほっこり感素敵ですね。

2018年 体験型広告「ジュラシック・ピラー」

こういったアドベンチャー系映画との親和性はとても高そうですね。
観終わった後も、映画の世界を楽しめる仕掛けづくりが楽しい。

2017年 スマホ専用トイレットペーパー

僕的には、これが一番お気に入り。
おバカな企画なように見えて、外国人ターゲット目線でロジックで固めてきているすごさがありました。

2016年 「見えない方がいい広告。」

正直、一発ではよくわからなかった。ww

2015年 上野に桜の“新名所”誕生

インスタ映えという言葉が流行るのは、この2年後だったが
映えという話題をつくるのは広告の大きな役割の一つだ。

まとめ

いかがだったでしょうか?
街中でふっと顔をあげた時に、出会う広告達。

「新宿東口の猫」を見上げて、興味深そうにしている人の顔を
クリエイター達はきっと楽しんでるんじゃないかって思います。

シンプルに惹きつけられる広告には
人が集まってくる。

そこにストーリーがまた生まれてくる。

こんな楽しい仕掛けが街には溢れてるんですね。
2022年はどんな新しい広告が楽しませてくれるか今から楽しみです。

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