yuikei/映像編集

情熱を持って、映像撮影編集をしています。 新たなビジネスの種を探しながら、小説、日々の…

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情熱を持って、映像撮影編集をしています。 新たなビジネスの種を探しながら、小説、日々の気づき好きな映像の感想などをつづっていきます。 漫画(ワンピース、宇宙兄弟、MONSTER、キングダム)、映画、小説、お笑い(ダウンタウン、さまぁ〜ず)

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映画「雪山の絆」

見終わった後の重たくのしかかった後味の悪さはあるものの 見応えのある映画と言いたい。 部屋の中で見ていたので、これがもっと音響設備の整った映画館で観たら 雪に埋もれたシーンの息苦しさに、吐きそうになって発狂していたかもしれない。 人はこれほどの絶望を目の前に突きつけられた時 何を信じて、どう行動出来るんだろうか? 簡単に想像できないから、言葉が見つからない。 印象的なシーンとしては、絶望の中で過ごす日々で 人は寄り添いジョークをとばしたり笑い合うところがある。 自分の状況

    • 映画「すばらしき世界」

      何の情報もなく見てみたら、この映画の色味好きだなーと思った…やっぱり西川美和監督かー。 いい映画だったなー。 役所さんって訛りある役やらせたらほんと天下一品です。孤狼の血の広島弁も良かったけど、今回の博多訛りもいいねー。 うまい演出として、主人公の男が短気であること。これがベースになってあらゆる物語に転がっていける。それが狂気をはらんでいるから、見ているこっちとしてハラハラして見てしまう。 最後は誰もがこうなるだろうなという展開より、少し裏をついていたようでこれはこれで

      • 映画「ゴジラ-1.0」

        面白かった。 ゴジラかっこよすぎる。 「映画館で見なきゃ損ですよ」っていう枕詞が一番合う映画。 展開的に「?」と思うところは何点かあったものの おおよそラストこういうことになるだろうということに対し プラスの展開になったことがとても気持ちがよい。 お客さんを裏切らないって作り手として とても大事なんだと考えさせられる映画でした。

        • 小説「傲慢と善良」

          辻村美月の小説をここ数年読むことが多い。 「ハケンアニメ」「朝が来る」「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」など エンターテイメントからファンタジーだったりと幅広い作家さん。 その中でも若い世代の人間関係というか、見えない緊張感という空気感を 描くことがとてもうまいなと思っていて、とても好きだ。 「傲慢と善良」 婚活が絡んだ話ということもあり 40歳前後の自分としても、非常に自分に置き換えて読むことが出きて 共感することが多かった。 「普通とは何なのか?」 終始この物語を読みながら

        映画「雪山の絆」

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        記事

          Netflix「サンクチュアリ聖域」

          映画「ガチ星」見た上で、江口カン監督のドラマと思うと、観るのにパワーいるなとなかなか踏み出せずにいた。 Netflixのドラマの第一話をポチッとするのが なかなか億劫になる時ってないですか? しかし時は待ってくれない。 「待ったなし」の行司が叫び声がどこかで聞こえたような気がした。 オープニングのカッコ良さオープニングには特にその素晴らしさが表れていた。 ドラマ本編を通しても、今まで相撲に感じていた、なんとなくゆったり感というかのっそり感が全くなく、まさに格闘技と呼ん

          Netflix「サンクチュアリ聖域」

          「THE DAYS」ありがとう役所さん

          見ごたえのある作品でした。 同じ内容で映画化した「Fukushima50」と比較されるところかもしれないが 映画は映画で感動したし、このNetflixドラマでもそれはいいものだったと思う。 ただ今までは映画という2時間前後の尺でしか伝えられなかったものが 制作費もかけて8話という長尺で伝えられる、これは福島原発事故を描く上で良かったことの一つだった。 正直8話まるまる恐怖がずっと続いていた。 これぐらい続く緊張感を味わえるのは、日本人としてあの日の前後 不安におびえて福島

          「THE DAYS」ありがとう役所さん

          映画「ガチ星」

          ガチぜいではなく、ガチぼしと読むみたい。 確かに勝敗を舞台にしたものである以上 「ほし」と表現するのは合っていると思うけど 意外にガチぜいと読むのも、 この男臭い映画には合っているようにも思うがいかがでしょう? さて自転車の世界で言うと弱虫ペダルぐらいしか浮かんでこなかったけど、この競輪の世界を描くというのは初めてで非常に面白かった。 フィルムルックが中年がもがく辛い世界を表現していたよく韓国の男くさい映画なんかでありそうなルックしてるなと思った。 自転車の金属の音だった

          映画「ガチ星」

          映画「ロストケア」

          てっきり猟奇的な殺人鬼の松山ケンイチが出てくるものとばかり思っていたけど、全く違った。 ストレートな社会派映画。 ビジュアルがどうしても損しているような気がしなくもないけど、内容はすごくいい映画。 介護をテーマに扱っていて 特に認知症を患う本人、そして周りの家族がどういうことになるかどストレートに描いている。 同じようなテーマでは昔映画「半落ち」を観た時も、やはり正義とは?を考えさせられた。 ただいま、自分もいい歳になって、親の問題、そして遠くない自分の姿を重ね合わすよ

          映画「ロストケア」

          映画「Winny」

          Winnyが流行っていた2000年代前半、PCにまだまだ疎くこんなソフトウェア騒動が日本にあったことすら知らなかった。 単純に、こういう事実を知れて良かったし 真面目な法廷ものが好きなので楽しめた。 ただちょっと主人公の金子勇さんの描き方にはもっと深掘りしてもよかったかなと。 割と幼い頃の記憶を描く場面になると、どうも粗い気がしたのだ。 本当にこの人が純粋な思いで プログラミングを書き上げたか動画までは もう本人のみしかわからない。 そこが天才プログラマーという言葉だけ

          映画「Winny」

          実は全部ChatGPTだったいうオチ

          ChatGPTが世間を賑わしている。 「チャットジー…ピー…ティー…ですよね…笑」と なんとなくGPTの読み方をフワフワさせていたのは言うまでもない。 GPTさんは、あのGoogle先生に肩を並べるサービスとして 注目されているそう。 「わからないことはググれば解決」を合言葉にここ何年かやってきましたけど、GPTさんときたらわからないことを解決する上に、それを汗一つかかずに文章に要約してくれて我々ども愚民に提供してくるってさ。 「優秀な秘書を雇っているようなもの」と、どこ

          実は全部ChatGPTだったいうオチ

          「ブラッシュアップライフ」が楽しい

          普段なかなかリアルタイムでまで観たいドラマなんて ここ数年ほんとうになかったのに、ついにそういうドラマに出会ってしまった。 やっぱり気の合いそうなドラマってあるんですよね。 最初は見る気などなかったのに、1回目放送されてtiktokにアップされていた主人公たちの会話を見た時に「あっ、このドラマ好き!」ってなった。 安藤サクラさん、夏帆さん、木南晴夏さんの 本当に日本中にいそうな30代女性達のリアルな会話が心地よく、男性でも 聞いていて楽しくなる、そんな不思議なリズムがこの

          「ブラッシュアップライフ」が楽しい

          【今日の学び】点で仕事をしていないか?

          点で仕事をせずに線にする、そして面をとっていく。 本で読んだり、テレビで聴いたりしていた言葉だが、今の自分にはこの問題が思いっきり立ちはだかっている。 新規商品、営業に走り回っているものの、手ごたえというものが感じられない、そんな人は少なくないように思える。「こんなに努力しているのに…」というため息がつづき、そのうちそれが流れ作業になってきているような気がしていた。 そんなとき、西野さんが宮迫さんに講義していた動画を見る機会があって 今の自分のモヤモヤ感が少し晴れたような

          【今日の学び】点で仕事をしていないか?

          いまわのくにって読むんだ「今際の国のアリス」

          ずっと「いまぎわのくにのありす」と思い込んでいた辱めを受けるぐらいなら、ちゃんとフリガナふってくれとNetflixにお願いしておく。 こういうデス映画は日本ではまあなかなか面白いものがなかったが 途中から結構のめりこめるように見れた気がする。 監督は大好きな「アイアムアヒーロー」の佐藤信介さん。 そうか、GANTZとかキングダムやってたのかと今更ながら気づく。 こりゃVFXごりごりの映画の日本の最先端の人だ。 でもアイアムヒーローやってたのなら もうちょっと頭吹っ飛ばす

          いまわのくにって読むんだ「今際の国のアリス」

          「社長!給料あげてください!」という時に読みたい記事

          「ユニクロは給料アップか~、いいなー」と ネットニュースを見ながら、ユニクロへの転職というあまりにも無意味な妄想をしてため息をつく。 初任給が30万円って!なかなかもらえるよね。 物の値段は上がるが、給料はなかなかあがらないという日本の停滞ムードを ぶち破るファーストリテイリング。トヨタもなんだか頼りない言動が多い中、今回のニュースはこれからの若者にはどう映っているんだろうか? ファストリの見据えている給与アップという長期的な投資から学べることって大切だなという話をしよう

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          胸熱!映画『THE FIRST SLAM DUNK』

          「いや、たまらんー、感動しかない」 合計3回、劇場で観終えての感想は、そんな単純な言葉でしかない。 1回目は、期待と不安が入り混じり面白かったが純粋に楽しめなかった。 2回目は、やっと完全集中して映画の世界観を堪能。 3回目は、オープニングとラスト数秒の攻防を観たいがために行った。 やっと冷静になれてきた所で 映画スラムダンクの胸熱ポイントを改めて整理していこう。 ファンの為の映画とはこのことだ!この映画は宮城リョータの生い立ちをスタートにはしているものの 基本的には湘

          胸熱!映画『THE FIRST SLAM DUNK』

          「自分史動画」を制作した3つの理由

          この度、自分が企画・制作しました「自分史動画」のご紹介です。 「自分史動画」とは? 簡単に言うと、誕生から現在までの自分のプロフィール動画。 結婚式なんかよく出席された経験のある方でしたら、見たことある 中盤あたりで上映される新郎新婦の生い立ち~出会いをまとめたような動画。ああいうのをイメージしてもらえるとわかりやすいですが、 自分史動画ですので、対象は長い人生を歩んできた方の人生を本人のインタビューと共に振り返る企画です。 今回は、まずこの企画に至った理由なんかを自分な

          「自分史動画」を制作した3つの理由