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映画「ラストマイル」

感想としては「なんて真面目な映画なんだ」ということ。
身近な社会問題も扱って、しっかりと映画的な伏線回収、キャラ設定…どこからどう切り取っても真面目な映画。

アンナチュラルやMIU404チームを入れたりと全方位的に集客出来そうな布陣。
だけどそれが少し面白くなく映ったのかもしれない。

映画はお祭りだし、TBSのドラマから出たこともわかるけど、少し冷めてしまったかな。

でも満島ひかりが演じるセンター長には共感出来た。
特に近年、一企業の独占的な流れからユーザーはその生活圏から出ることはなかなか難しくなり、そしてその中で働いてる人間もその仕組みの中で、働く意味とは?を問い続けることが深刻化してるように思える。

大きな組織な故に、替えのきく存在。
ベルトコンベアで一定のリズムで配送されていることは
現代の人間社会を表しているようにも見えた。

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