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起業家にとってのメンターの存在とは?起業するときはエンジェル投資家から出資を受けよう

自己紹介

こんにちは、森です。FABRIC TOKYOというアパレルD2CブランドでCEOを務めており、日々Twitter(@yuichiroM)や音声メディアstand.fmではD2Cブランドの情報やスタートアップの起業や経営について発信しています。よろしければフォローをお願いします!
noteでは主に質問箱でいただいた質問に答えていきます。質問やレター募集していますのでお気軽に投稿してください!

はじめに。PCR検査を受けた件。

暑い日が続きますが、みなさん体調などいかがでしょうか。

僕は、先日PCR検査というものを受けてきました。
病院に行って鼻に綿棒のようなものを突っ込まれる検査でした。(いわゆるインフルエンザの検査のような感じでした)

検査結果を2日後に知らされて無事に陰性でした。
PCR検査を受けて感じたのは、医療機関や行政関係者の方々に感謝しかないです。PCR検査を受けるのには、病院のメインエントランスではない地下の入り口から入って、ビニールで囲われた病室の中で検査を受けました。
みなさん防護服を着ていらして、相当不安な生活を強いられていると思うのですが、このような毎日を過ごしてウイルスと戦ってくれているみなさんに感謝ですね。

検査を受けたことで、新型コロナには絶対にかかってはいけないと、今まで以上に強く思いました。みなさんもぜひ、医療関係者のみなさんも頑張っていただいていますが、なるべくお世話にならないように日々心がけるといいのではないかなと思います。

さて、前置きは長くなりましたが、本日も質問に答えていきます。

質問「今年D2Cアパレルを立ち上げた者です。メンターのような方はいらっしゃいましたか。もし、おられた場合、どのように関わりを持ったのかポイントをご教示いただけますでしょうか。」

質問全文
「いつも質問に丁寧かつ的確な回答をいただきありがとうございます。今年D2Cアパレルを立ち上げた者です。
早速質問なのですが、日々業務の中で毎日毎日課題や未来へのワクワク感で溢れ出てきています。
森さんはD2Cを立ち上げてから現在まで、どのように日々の課題に向き合われましたか。
また、メンターのような方はいらっしゃいましたか。
もし、おられた場合、どのように関わりを持ったのかポイントをご教示いただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。」

といったご質問をいただいております。
ありがとうございます。

ぼくにとってのメンターという存在

僕のメンターについてお話します。
創業の時は石川篤さんという方が僕のメンター的な存在で、週に1回1時間、雑談と事業相談のような悩み相談をざっくばらんに聞いてもらっていました。

石川篤さんは、サイバーエージェントの立ち上げメンバーで、第1号社員の方です。サイバーエージェントの社長の藤田晋さんが書かれた「渋谷ではたらく社長の告白」という本にも出ています。

出会いは、僕がFABRIC TOKYOを始めるよりもっと前に起業した時にたくさんの失敗をしていて、会社をどうしていこうか悩んでいた時に、メルカリの会社の立ち上げに出会い、社会人インターンという形でフルタイムでジョインさせていただいたという経緯があります。

石川 篤さんは、サイバーエージェントを辞められたあとに、メルカリの創業者の山田 進太郎さんと共同代表でウノウという会社を立ち上げました。
ウノウは様々なインターネット事業をやられていて、最終的にゲーム事業が非常に成功しまして、Zynga Game Network Inc.というアメリカのメガベンチャー(当時、世界で最も大きいゲーム会社の1つ)に売却をされて財を築いた方です。
山田 進太郎さんと石川 篤さんが作られた会社がウノウという会社です。

そのあと、山田 進太郎さんはメルカリを立ち上げて、石川 篤さんは別の会社を立ち上げるのですが、石川さんも実はメルカリの創業の初期に携わっています。
そこが僕の出会いです。僕がメルカリを卒業させていただいて、こんな事業(アパレルのオンラインブランド)を立ち上げるというお話をしましたところ、「いいですね!支援させてください」という風に言ってくださって、出資とメンタリングを創業の半年間くらい、週に1回、時間を作っていただきました。

創業の時は、わからないことだらけです。
・自分が今アクションを取ろうとしていることが本当に正しいのか
・もっと最適な解があるのではないか
・リスクがあるのでは
といったように、不安になります。

石川さんのようにサイバーエージェントを成功に導き、その後自分で創業した会社も大成功に終わり、メルカリの立ち上げのメンバー(経営アドバイザー)でもある、経験豊富な方に一言、言ってもらえるというのが創業初期の頃の自分には非常に大切な時間だったと思っています。
週に1回1時間話を聞いてもらい、アドバイスをいただいていました。
雑談で終わる日も多かったのですが、この時間が個人的には非常に大切で、心の支えになっていましたし、それで成長できたと実感しています。

FABRIC TOKYOのエンジェル投資家陣をご紹介

創業の時は石川さんにエンジェル投資をしていただきましたが、その後も資金調達を繰り返し行ってきて、ベンチャーキャピタルさんや事業会社さん、エンジェル投資家に出資をしていただくという機会にも非常に恵まれていました。

実は開示はまだしていない人たちもいるのですが、

・メルカリの創業メンバーの富島さん
・現在メルカリの会長を勤めていて鹿島アントラーズの社長の小泉さん
・三星グループという岐阜にある100年以上続く老舗の生地メーカーの社長の岩田さん
・ラクサスという高級ブランドバッグのシェアリングエコノミーのサービスをやっている児玉社長
・会計士の市川先生(開示済み)
・日本を代表するエンジェル投資家千葉功太郎さん

といった、様々なエンジェル投資家の方にご縁をいただいて、ご支援いただく機会が続いております。

お金も出資してくださいますし、困った時にはそれぞれの専門性がありますので、例えば富島さんだったらプロダクトや組織、小泉さんだったらファイナンスや組織マネジメントの話、ラクサスの児玉さんだったらマーケティング、市川先生だったら会計、岩田さんだったらものづくり、千葉さんだったらPRや採用といったようにエンジェルの方々にピンポイントでアドバイスをいただいています。

他には、商品を使ってもらってフィードバックを受けたりもしています。
このように、僕よりもその分野に詳しい専門家の支援を集めながら僕は今も成り立っていると思っています。

質問者さんもメンターという方々は絶対にいた方がいいと思います。
全ての分野において自分でプロフェッショナルになることは難しいので、得意なところを伸ばすべきだと思います。
苦手分野を補ってくれる人や、得意分野でも、もっと先行して成功している方々の知見をいただいて、視野を広げたり精度を高めることに関わっていくのがいいと思います。

メンターはやはり1人でも多くいた方がいいと思います。

参考になれば幸いです。

ご質問いただいた方、ありがとうございます。
このように普段はD2Cのスタートアップのノウハウや経営や起業の情報などを発信しております。
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また、質問やレターなどにもお答えしておりますので、お気軽にお寄せください。

それではまたお会いしましょう。
さようなら。


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