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PAIN & GLORY #52 凱旋

機上でこのコラムを書くのは初めてだ。完全に外界と隔離されたこの空間は、自分がそう信じなければ、今上空10000mを高速で移動中だということも認識できないくらい特殊で変わった場所だ。

現在自分は、カンボジアビジネス関連で日本で仕事する機会を得て、一時帰国に向けて空を飛んでいる真っ只中。ベトナムはホーチミンでの12時間のトランジット、本当にやることもなくてしんどかったが、そんな中で少しでも時間を有意義に過ごそうと考えたら、昔の自分では興味する持てなかった小さな出来事に気が付けた。

・ホーチミン空港のコンセントは恐ろしいほど抜けやすいこと
・空港職員が恐ろしいほどフレンドリー且つ図々しいこと
・ふと気がつくと周りをアラブ系の人たちに囲まれていて、自分も完全に溶け込んでしまっていたこと(笑)

ベトナム航空!んー、かなり好き🇻🇳

パッと思いつくだけでもこんなにも色々あった。日本にいたときと比べて、違う視点でモノを見るという能力は微力ながら上がったんじゃないかと思う。

  "半年ぶりに自分の生まれた国を訪れる"

いざ改めてこのことについて考えてみると、自分の今までの人生の中では一度もなかった経験で、それをした自分は果たしてどう思うのだろうか。それを考えてるとプノンペン空港を経つ直前から、ずっと胸がドキドキするのだ。"高鳴る"という言葉の方がもしかしたら適切なのかもしれない。

今回はお客さん対応での日本、その前提があるのは間違いない。ただ3週間の滞在中に日本で久しぶりに会える両親、彼女、友人達。彼ら彼女らとの対話が実は1番楽しみで、お互いの近況報告をしつつ思い出話に花を咲かせて、仕事の話なんか出来てもし1つ、たったの1つでもいいからその中から、一緒にビジネスできる人を見つけることができたならば。今回の一時帰国は大成功と言えるだろう。

さぁ、もうすぐ到着だ!飛行機は現在四国上空を通過している。このコラムが公開される時には、きっと自分はもう日本にいるだろう。

3週間、始まってしまったらあっという間だろうけど、濃密且つエモーショナルで成長できる時間にしよう。さぁ!いよいよだ🇯🇵

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