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PAIN & GLORY #36 並行してやっていたこと

今日も朝から晩まで動いていた。でもこうやって少しずつ状況が良くなってきているのが、何よりも嬉しい。カンボジアに来て5ヶ月、やっと1つ指針にできるものを見つけられたようだ。

今カンボジア人のスタッフを探す仕事を、レストラン事業と並行してやっている。やっぱりこっちで仕事をしていて、カンボジア人全てが英語を喋れるわけではないので、クメール語と英語ができるスタッフの存在は必須だ。

なによりもこの国では"正規料金"なんてあってないようなモノで、外国人だと分かった瞬間に相場よりも高くふっかけてくる(とはいえ物価的にも安いが)なんていうのは日常茶飯事だ。それを事前に回避するためにも、カンボジア人とのやりとりはカンボジア人に任せるのがセオリーだ。

しかし長らくスタッフが見つからなかったことで、本来進められていたモノも進まずにいた。そんな中でやっと1人、この子なら一緒に働けるなというレベルのカンボジア人に出会えた。あるバーでアルバイトをしていた女の子だが、仕事はテキパキこなすし何より

 "日本人と仕事をするとはどうゆうことか"

を理解できている。

この国で現地の人間を採用するときの基準として

      "日本語ができること"

は正直あまり重要ではない。なぜならば日本語ができても、それはただ単に1つ手段が増えるだけで
    "日本人的な仕事の進め方や
     モノの捉え方が出来ること"

とはイコールにならないのだ。

最近始めた筋トレが原因の鬼の筋肉痛のせいで
不恰好すぎる様子で遺跡の階段を降りる自分

日本人の求める当たり前のレベルとカンボジア人のそれが乖離しているせいで、我々が満足できるレベルのカンボジア人スタッフを探すことは、実に困難を極める。だからこそこの子ならという人材を見つけたら、真っ先に囲って逃がさないようにしなければならない。

そんな貴重すぎる人材を、カンボジアに来て5ヶ月目の自分が見つけられただけでも、大きな進歩なんじゃないかと思う。

ボスに彼女を紹介してGOサインが出れば、新しい仲間としてここからスタートだ!

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