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心理学用語#36 期待と希望のピグマリオン効果
ピグマリオン効果は、アメリカの教育心理学者ローゼンタールが発表した心理学の用語です。
ローゼンタールの行った実験で、教師が期待をかけた生徒とそうではない生徒の成績には、明らかな違いが見られました。
教師が期待をかけた生徒の方が、学力的な成長が大きいという傾向が表れたのです。
この実験結果から「他者から期待されることによって成長が高まる」という結論が導かれ、この効果をピグマリオン効果あるいはローゼンタール効果と呼ぶようになりました。
ピグマリオンとは、ギリシャ神話に登場する王様の名前であり、自らが彫った女性像に恋をした人物として描かれています。
その愛が報われるように祈りつづけていると、女神がその祈りを聞き届けてくれ、女性像に命が吹き込まれ、2人は幸せに暮らしたという神話です。
「期待を持ち続けることで良い結果が訪れる」という神話と、「期待が相手に良いように影響する」という実験結果を結びつけ、ピグマリオン効果と名づけられました。
例えば、自分が誰かに期待されていると認知している状況で、自然と自己肯定感が上がるような心理のことかな?
ちなみに、このピグマリオン王が抱いていた気持ちは、期待ではなく希望だよね。
期待と希望
— 相互フォロバーゆいち@心理学✖︎note (@yuichi_note39) November 15, 2021
期待は、自分勝手な思い込みで
相手に依存する気持ち。
希望は、自分から相手を
無条件に受け入れ信じる気持ち。
重くならず、軽く。軽く。
何より、
相手を信じると決めた
自分自身を信じて。 https://t.co/Ao1N9bbWcR
「スキ❤️?」「キライ🙅♂️?」
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