20代で3社経験して、すべて退職した話
私はいわゆる“社会不適合者”です。なぜなら、組織で働くことがとっても苦手だから。
私は、20代で3社を経験しましたが、見事にすべて退職しました。簡単に経歴は以下のとおり。
新卒入社した会社だけは4年ちょっと持ちましたが、あとの2社は半年、1ヶ月とスピード感あふれる退職をしました。
どんな会社に転職しても、どうせ長く続けられないんだろうなぁ……と思った私は、2022年に独立。
独立してからの日々は、まさに充実そのもの。たくさんの素晴らしい企業や人々に出会い、「ここなら正社員で戻ってもいいかも」と思うことすらありました。
そのため、今では「もっと早く自己分析をしていたら、違う未来もあったかもしれない」と感じています。
そんな私ですが、現在キャリアコーチングをしているため、自己分析の方法も紹介しようと思います。
転職が上手くいかなかった理由
転職が上手くいかなかった理由の1つは、「転職理由が短絡的だったこと」だと考えています。
例えば、国内生命保険会社から外資系医療機器メーカーに転職した際は、「実力主義の会社に転職したい」と思いました。しかし、実際に入社してみると意外にも社内営業が必要で、「思ってたんと違う」となったんです。
次に、マーケティング会社に入社したときは、「とりあえずマーケ学んでみたい!」と思いました。しかし、実際に入社してみると、SEO対策の記事を書かせてもらえるだけで、自分が副業でやっていることとほとんど変わりませんでした。
それなら、独立したほうが早くない???と思い、1ヶ月で辞めてしまいました。
つまり、一つの条件だけに絞りすぎて、社風や実際の具体的な業務に目を向けていなかったのです。
あのときもう少し自己分析をして、自分に合った環境を見つけていたら、今でも会社員を続けていたかもしれません。……まあ、たぶん。
キャリアに迷っている方がすべき自己分析
人生の大半の時間を費やす仕事に悩んでいる方は多いでしょう。そんな方には、自己分析をおすすめします。
(私は独立してから初めてちゃんと自己分析をしました。もっと早くやっていれば良かったかもしれません……)
キャリアにおいて必要な自己分析は、以下の要素だと言われることが多いです。
最近は、これらすべてが重なる部分が“天職”と呼ばれていますね。上記3つを知るためには、以下のような方法で自己分析するのがおすすめです。
①才能
自分の才能を見つけるためには、以下の質問に答えていくと効果的です。
才能は、無意識におこなわれているものなので、自分自身では気付きにくいものです。そのため、自分の才能を意識的に自覚することが重要。
②価値観
価値観を見つけるために効果的な自己分析の流れは、以下の通りです。
価値観が形成されるのは幼少期であることが多いです。そのため、自分の家庭環境や、両親の反面教師にしていた点、尊敬していた点なども思い出すとより効果的でしょう。
③関心
関心を見つけるためには、以下の質問に答えると見つかりやすいです。
関心と職業を結びつけるのは少々難しいですが、上記の質問に答えていくと、「本当にやりたかったこと」「何をしている瞬間に満たされるのか」が分かってきます。
キャリアに迷っている方は、自己分析をしよう
現在「このままでいいのかな」と悩んでいるのであれば、自己分析を始めてみましょう。自分が本当に大切にしていることを知るのは、人生を充実させる第一歩になります。
自己分析のメリットは、ただ「失敗を避けること」だけではありません。自分にとっての理想の人生を歩むための重要なステップなのです。
そして何よりも、仕事は人生の全てではありません。だからこそ、まずは「どのような人生にしたいか」を思い描き、そのうえでキャリアを決めるべきなのです。
1人で自分と向き合うのが難しいと感じたら、家族や友達に協力してもらい、対話しながら進めるのがおすすめ。他者の視点を取り入れることで、より深い気づきを得られることがあります。
短い人生を後悔しないため、自分らしい選択をするためにも、まずは自己分析から行ってみてください!
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