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転職はやりたい“仕事”ではなく“欲求”を明確にしたほうが上手くいく

今日は、キャリアコーチングを行う中で感じた「転職が上手く行きやすい方法」について紹介します。

転職活動をするなら、自分の価値観を理解すべし!

「〇〇の仕事がしたい!」と業種を絞るよりも、「こんなことで満たされる」という価値観を軸にしたほうが、自分自身に合った仕事が見つかりやすい傾向があります。

まずは失敗例を見ていくと、「成果が目に見える仕事がしたい」と思い、法人営業に転職したとします。しかし、法人営業はルート営業が多く、「商品を売る」というよりも「必要だから勝手に売れる」ことがほとんど。

中には、営業先の雑務の手伝いなどをして信頼関係を積み上げていく場合もあります。このような営業方法の場合、ガツガツ数字を積み上げたい人は自分自身の力で「成果を出した」とは実感しにくかったりするんです。

そのため、自分にとって「成果を出すとはどういことなのか?」を言語化しておいたほうが、自分の欲求を満たす職種を見つけやすいということ。

例えば、「成果を出す=新規開拓をする」という定義づけをした場合、ルート営業よりも、ゼロから人間関係を作る営業のほうが合っているでしょう。

このように、「何をしたいか」ではなく「どんなことで自分が満たされるか」を明確にしておくのがおすすめです。

もちろん「〇〇のスキルを身に付けたいから」という明確な理由があるのであれば、その目標に従った転職先を見つけるのがGood。

(ちなみに、日本人の8割は価値観型と言われています。参考までに)

価値観が明確になれば、転職せずとも"天職"になり得る

「自分がどんなときに満たされるのか」を知ると、転職しなくても現在の仕事が"天職"になり得るとも言われています。

価値観の具体例には、以下のようなものがあります。

・仲間:仲間と切磋琢磨したい
・自信:自信をもちたい・自信をつけたい
・誠実:誠実でいたい・言葉と結果を合わせたい
・回避:周りから批判されたくない
・秩序:規則やルールを守りたい
・創造性:目新しく、生産性の高い方法を考える
・好奇心:探究と発見を好む
・知的柔軟性:あらゆる角度から物事を考え抜いて検討する

上記はほんの一例ですが、まずはこれらの価値観の中から自分に合うものを選びます。(実際には5つくらい選ぶと良いと言われています)

また、価値観を選ぶ際は様々なエピソードに紐づけると、より正確なものが分かるでしょう。

例えば、「誠実でいたい」という価値観がある場合、ミスやバグを見てみぬふりせず、その場で解決策を考える「エンジニア」が合っているのではないか?と考えることができます。

また、「周りから批判されたくない」とちう価値観の方は、個人で仕事をして日常的に批判されない環境づくりが必要でしょう。具体的には、フリーで仕事をしたり、オフィス外に出られる営業をしたりなど、選択肢は様々。

このように、価値観(どんなときに満たされるか・どんなときに力を発揮しやすいか)を明確にすることで、おのずと働き方や職種が決まってくるイメージですね

自分自身も「辞めよう」思っていた仕事が、ある日突然楽しくなったことがありました。それは、おそらく無意識に自分の価値観や欲求を仕事で満たせるようになったからでしょう。

自分と向き合うときは、対話しながら行うのがおすすめ

現在はフリーランスとなり、「自由」を守りながら仕事をしています。今思えば、自分の価値観をうまく反映させている働き方だなぁと感じます。

しかし、フリーランスは、誰も道標を教えてくれないのが特徴。ですので、今まで以上に自分と向き合う必要があります

ただ、自分自身とひたすら向き合うと、むしろ訳がわからなくなるということがあります。(実体験)自己分析は1人で行うと沼にハマりがちなんですよね。

今ないものばかりに目を向けてしまい、自己嫌悪に一いることもあるでしょう。そのため、他の人から客観的に見た意見をもらうことが重要になります。

自分が自分を見るときって、何かしらフィルターがかかっていると思うんです。そのフィルターを別な角度から見てもらうことで、新たな発見があるはず!!

もしも、「現状に迷っている」「どの道が正解なのか分からない」という方がいらっしゃれば、第三者と一緒に自己分析してみるのをおすすめします。

それでは今日はここで!


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