
#15 1年間の活動を振り返って
2022.03.02
初めに
こんにちは、ささです!2020年から構想し昨年の2021年4月から本格的に活動を行ってきた、「あさひまち物語」についての1年間を振り返りたいと思います。これまでの活動を受けて、これからどんなことをしていきたいのかも合わせてまとめたので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
活動を始めるきっかけとなった3つの想い
1年前に活動を始めるにあたって、自己紹介も兼ねて書いた記事のなかで、活動のきっかけとなる3つの想いをお話しました。
・地元を離れて気づいた、長く住んでいると見えにくい町の魅力がある。
・地元のお祭りの存在が、地区の人々をつなげる重要な役割を担っている。
普段は見えない部分を伝え、町民の町に対する印象を変えたい。
・今まで受け継がれてきた文化を、データとして記録・保存していきたい。
この想いを持って、実際にどのような活動をしてきたのかを次にまとめています。
実際の活動
取材対象としては、「灰付けわかめ」「泊鉈」「バタバタ茶」「ヒスイ羊かん」の4つの文化を取り上げました。文献から文化の歴史を辿り、文化を実際に体験し、関わる方々にインタビューした内容を組み合わせ、画像と動画を含めた記事を11本書き、自己紹介や活動への想いに関して4本の記事を投稿しました。Instagramでは文化に関する情報以外にも朝日町の季節の風景を含めた44件の写真を投稿しました。記事を読んだ方からは、「なんとなくは知っていたけど、こんな深い歴史があるとは知らなかった」、「実際の工程を初めて見た」、「こんな特産品もあるんだね」とのコメントをいただきました。
この実際の活動に対する評価と感じたこと、そして今後やりたいことを次にまとめました。
1年間の評価とこれから
・地元を離れて気づいた、長く住んでいると見えにくい町の魅力がある。
取材で文化に関わる方のお話を聞いて実際の作業の大変さ、文献で調べたことでわかった歴史の深さは初めて知る内容ばかりで、改めて文化には多くの魅力が詰まっていると私自身が強く感じました。
文化以外でも素敵な人、もの、場所にたくさん巡り合うことができ、知らなかった魅力に触れる楽しさを味わい、朝日町に対する愛着がより増しました。
私が感じたこの楽しさを、これからはより多くの町民の皆さんにも体感してほしいです。
・地元のお祭りの存在が、地区の人々をつなげる重要な役割を担っている。
普段は見えない部分を伝え、町民の町に対する印象を変えたい。
「知らなかったけど、いいものがたくさんあるんだね」との感想をいただくことができて、町に対する印象を変える一助になれたのかなと感じて嬉しかったです。
しかし取り上げた以外の文化はまだまだたくさん存在していますし、記事にした情報を届けられている人たちも現状では一部だと感じているので、情報発信を続けつつ地元の文化について直接体験しながら学べる機会を作ることで、より多くの人の町に対する印象をより良いものに変えていきたいです。
さらに将来的には、お祭りがある地元地区のように朝日町の文化を共有する町民が、よりつながりを持ちながら生活を送りつつ、より明るい未来を描いていけるような環境を作っていきたいです。
活動内容とは異なりますが、画像は2021年12月25日になないろKANにて行われた富山県成長戦略ビジョンセッションの様子で、富山県朝日町から引用しています。町民同士で「どんな町にしていきたいか」を真剣に考える機会をいただきました。このような町について語り、想いを共有する機会の大切さに気づいたため、今後の活動ではより多くの町民が明るい未来を描くことができる機会を作っていきたいです。
・今まで受け継がれてきた文化を、データとして記録・保存していきたい。
文化における実際の作業の様子を画像や動画に収め、その歴史や関わる人の想いをひとまとめに記事として書き上げることができました。
文化の再現可能性を高め、より多くの人たちが文化の情報へ簡単にアクセスし、地元について学びやすい環境を作るためにも、記録の活動を続けていきたいです。
終わりに
「あさひまち物語」の活動を支えてくださった方、取材に応じてくださった方、さまざまな媒体を通して記事を読んでくださった方、応援してくださった全ての皆様、今まで本当にありがとうございました。皆様のおかげでこの1年間を有意義に過ごし、文化についての様々な情報を町内外の方々に届けることができました。
これからもタイミングを見ながら取材だけでなく、町民が文化について学びつつより町に愛着を持てるような活動をしていきたいと考えているので、引き続きよろしくお願いいたします!
ぜひインスタや他の記事も見てみてね〜!
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