ピカールのカツオじゃないカツオのタタキ
今週は、Otto氏不在&ストーカーな俺🐶とラブラブ&ひとりごはん生活堪能していたけどそれももう終わるな・・・
と、感傷にひたっているユイじょりがワイン片手に通りますよ。
先週まで、北フランスの内陸部で過ごすことが多かったので、まあ例のごとく大体芋&肉で胃を満たしていた。ジャポネーゼ的胃袋にとっては完全に、ひもじい。。米くれ出汁クレ魚オクレ。
そんでもって、シチリアのkaorinaさんからは、毎年恒例、マグロのシーズン到来!とのお知らせが。ああ飛びたい飛びたい飛んでゆきたい。
南までいかずとも、そういえば今住んでるとこ海あるんだったわ。
週のまんなか水曜日、俺を連れて坂をくだり、ひたすら港まで歩く。トータル2km。
この街は一応観光地でもあるので、街中や歴史的建造物、港などいろんなところにキャプション的な看板がある。
月曜以外は毎日どこかしらの鮮魚店が店を開けている、我が町の港。冬の間は冬眠されているお店もあった気がするけど、あたたかくなって人出がふえてくるとよりいっそう賑わいをみせる。
イワシや鯛やサーモンなどの定番に混ざって、いくつかのお店の店前で見かけたのが、bonite(ボニート)。カツオくんでーす。
カツオといえば、年がら年中入手可能な我らが救世主、冷凍食品専門スーパー・ピカールの冷凍カツオ。パリにいるときはこれでしょっちゅう生魚欲をみたしていたものだ。
この記事↓なんて、シチリアのマグロに触発されてピカールのカツオ食べてる。
2年前も完全に同じことをやっていて笑うしかない。人間変わらないものだ。
カツオって秋だけじゃなくて春も旬だったよな?と思いつつ、お店のマダムにたずねると、「ウィー!今が旬よ!先週は入らなかったけど今週入ってきたの」と。うおー、食べたい欲がムンムン。
パリのマルシェでもたまにboniteって見かけてたけど、さすがに1匹まるっと買っておろそうという気にはならなかった。見るからに大きいし、自分、おろせるんか?悩む。。ああ教えて!坂本竜馬先生ーー!
い ら っ し ゃ ー い
買おうか迷ってたら突然、
「今の私、ピカールはないけど港はある」
という謎のパワーワードが降ってきて、結果、買っちまいました。
※なお、リアルにピカールは近所にない。パリではコンビニ並みにあったけど。
東京で働いてたとき、職場の飲み先輩が連れてってくれた新橋のカツオ料理店が最高に美味しかったなあ・・・なんて昔話にひたりつつ、このあとyoutubeみながら格闘してなんとか捌いた。グロいので過程は割愛。半分は初日用、残りは冷凍へ。
ピカールじゃないカツオナイト・初日
カツオといったらタタキっしょー。残念ながら直火はできないので、フライパンで焼き目をつけたらジップロックにいれて氷水で冷やして、カット。
お頭と骨周り、捨てはせん。塩振ってオーブンでこんがりと。
和食レシピでお世話になっている白ごはん.comさんのカツオの竜田揚げが美味しそうだったので、採用。
下味に辛子をいれるの、よい。
いざ開宴!箸休めは左に見ゆるきゅうりとわかめとカニカマの酢の物。右に見ゆる謎の黒いのは月曜に作ったひじきなどの煮物。器考えろよ。。
うーん、、、ごめんなさい。ピカール超えました。
タタキはいわずもがな、竜田揚げもとてもよかった。ピカールに勝る点として、皮付きってのがこれまたいいんだね。皮&皮と身の境目部分が一番美味しいとは亡き三陸の祖母の教え。
そしてとにかく俺がクレクレ攻撃激しめ。魚そんなに好きだとは、飼い主に似たんか?(ちなみに義母のとこのマルチーズSushiは魚一切興味ナシ)
ピカールじゃないカツオナイト・2日目
間一日あけて、華金@北フランス。
朝から、今夜はカツオ!と決めていたので、庭仕事に精を出して芝刈ったり草むしりしたり蜘蛛の巣とったり。
夕刻、冷凍していたカツオを冷水解凍したらば、3分の2は前回同様タタキに。3分の1は前回の竜田揚げがよかったので、今回はフライにしてみますよ。
タタキはぶつ切りにしてアボカドとあわせ、丼に。日本から持ってきた貴重な実家米でありがたくいただく。
フライ。カリッと揚がってこれまたよい。魚って基本生が好きだけど、揚げるのもいいな・・・と最近覚醒しつつある。食中毒リスクも減るよね。
箸休めにはきゅうりとミニトマトをただ切ってさっぱり系の調味で和えただけ。なんかこう、食べる時の緩急というかリズムって大事よね。え、意味不明?
ソース?たれ?は、にんにくちゃんと効かせてますよ!あとごま油もよいですな。
ああ、2日目もよすぎた。日に日に低下する語彙力。
なんか、日本帰りたくなってきちゃったぜよ!!
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