私はスイカの更なる底力に迫った〜魅惑の生スイカクリームソーダ
土曜の朝、朝のお見送り兼犬散歩を終えて、コーヒーを飲みながらボーッとInstagramのチェックをしていた私。
noteを始める前はほぼInstagramオンリーでクリエイション写真をダダ流ししていた。他の人のも見るけれど、特におうちごはん系のアカウントは、綺麗だな美味しそうだなあと思っても、なんだろう、周りが美しくてもごちゃごちゃしてたり、料理たちの圧が強すぎたりするのは今の気分ではない。
そんな中、私好みのおうちごはん系アカウント、akihiroさんのポストであがっていた生メロンクリームソーダに、思わず目からウロコ、度肝を抜かれたわたくし。
目だけでなく、私の何より大事な肝さえも抜かれたのはもうひとつ理由がある。
全く別の話になるのだが、私は占いとかジンクス的なものを、何となくみてしまう性分。
今年は本厄年女ヒャッハーという感じなので色々とうまくいかなくてもすでに諦めているのだが、それでも一応、年始の日本帰国で天王星人(+)の薄い冊子立ち読みは恒例にしているし、しいたけ占いはついつい見てしまう。
特にしいたけ占いは、ささくれ立った全神経が落ち着く、あの穏やかな語り口がたまらないので、半期ごとのお告げとLINEで毎週送られてくるお言葉を楽しみにしている。
そんなしいたけさんが、月曜日に言っていた。
「自分でクリームソーダを作ってみるとか」
今週ずっと引っかかっていたこのパワーフレーズ、一瞬で脳内にスパークした。
生メロンクリームソーダ×しいたけ占い・・・!
ちなみに私の脳内にはすでに、メロンモッツァとスイカモッツァで実践済み、「メロンで美味しければスイカだって」の思考回路が開通している。
現実問題、我が家の野菜室には、小玉スイカ4分の1が未だ手付かずで眠っていた。
いつもその存在を気にして、そろそろ生でそのまま食べようかなぁと思ってはいたのだが、やはりスイカモッツァで知ってしまったスイカの底力を更に見てみたい、と潜在化で思っていたにちがいない。
これはもう、全ての要素について、点が線になった瞬間。タイミングが良すぎる。作るしかない。
茶柱ならぬKK柱*のおかげか?なんてニヤニヤ自問自答しながら、数分後には着替えて近所のスーパーにお財布だけもってダッシュしていた。
バニラアイスを買いに。
*KK柱とは、我が愛犬のう○ちが地面に対し美しく垂直に立つという、散歩中ごくまれに起こる現象。茶柱のように立派に天に向かってそびえ立つ御姿なので、これをみられた次の日にはいいことが起こると勝手に信じている。写真をあげたいくらい立派なのだけど、お目汚しになるのでここでは遠慮。
ということで、ハーゲンダッツバニラ味、ゲット。
おフランスのスーパーに、ミニカップ(単体)なんてものは売っていない
ちなみにハーゲンダッツは、Otto氏故郷の街の近く、フランス北部のアラスという街に工場がある。
本日7月14日はフランス革命記念日につき、豆知識をお伝えすると、この街はフランス革命の先導者、マクシミリアン・ド・ロベスピエールの出身地だ(出典;ベルサイユのばら)。
さて、話はそれたが、このハーゲンダッツバニラを贅沢に使って、生スイカクリームソーダを早速作ってみた。
結論から言ってしまうと、
「スイカ、半端ないって」
という落としどころに見事着地したので、以下に簡単な覚書を。
【材料】1人分
・スイカ;小玉4分の1分
・はちみつ;適量。シロップとかでもいいと思う。
・炭酸水;適量
・氷;大1〜2個
・バニラアイス;お好みの量、お好みのもので。
【オプション】
・贅沢な気分になれるグラス;特別な飲み物に対してはちょっといいグラスをということで、頂き物のリーデル大吟醸用グラスを使用。繊細な薄さがいい。
【作り方】
1、スイカを一口大くらいにランダムに切る。カッチカチのハーゲンダッツを冷凍庫から出しておく。
2、スイカを少しだけミキサーにかけて、ちょっと塊が残るくらいにする。はちみつを加えて混ぜておく(甘みはお好みで)。
3、氷を入れたグラスにスイカ液を流し込み、続いて炭酸水を少しだけ入れる。
いい泡❤︎
4、少し柔らかくなったハーゲンダッツバニラを贅沢にのせて、ミントの葉を載せて、完成。
リーデルの大吟醸グラスにぴったりの量
これ、誰かに理解してもらえるとうれしいのだが、私は昔から、アイスが氷と接触してパリパリになったところを食べるのが好きだ。石焼ビビンバのお米を器に押し付けておこげを作るのと似た行為で、パリパリが好きすぎて、アイスを氷に接触させながらいただいている。
お酒いれてみてもいいかも(飲兵衛の戯れ言)
食べかけの写真を撮るのがあまり好きではないけれど、バニラアイスとスイカが混ざったピンク色が可愛らしかったので、とりあえず残しておいた。
飲み物っていうより、立派なデザート
スイカの更なる底力を追求することができ、もう思い残すことはない。
プロモ価格1.99ユーロでここまで楽しませてくれて、本当にありがとうスイカ。
また来年もきてね、スイカマン
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